南国通信 - パラオの海からThe Diving Junky Magazine

普通がいいよね

日本はコロナの第四波が猛威を振るい、緊急事態宣言も出てと、あまり喜ばしいニュースではない状況のようです。皆さまもどうかお気を付けください。

僕ら海外組は日本の復活だけが頼りなので、このコロナの波の上がり下がりで一喜一憂しながら応援しています。

それにしてもオリンピックもちょっと強引に開催されるような微妙な空気感のなかで、果たしてダイバーの方々がパラオに潜りに来れる日は一体いつ戻って来るのでしょうか?

いままでの普通の当たり前の日常が、もう戻ってこないのかも知れないなぁ・・・なんて、考えてしまう日も幾日もあります。

普通がいいなぁ。うん、普通がいい。

そんなことを思って日々過ごしていると、海に潜ってもなんだか普通の魚たちがとても愛おしく思えてきます。

例えばこのオオメカマス。パラオの潜ったことのあるダイバーなら必ず会ってるはず!と言っても過言ではないほどの定番普通種。

リーフや水底のあるメジャーなポイントでは大体居て、僕らガイドも敢えて指さしたりボードに書いたりはしません。でもポイントの「賑やかし」の存在として盛り上げてくれる名脇役の一種です。

オオメカマス

そんな普通に居て、当たり前の存在であるオオメカマスなんですが、いざ写真を撮ろうとすると意外に難しい被写体なんです。

理由は2つあって、群れが綺麗にまとまりにくいのと、寄りにくいこと。オオメカマスは性格が大雑把なのか、いつも群れがぐちゃぐちゃであまり綺麗にまとまらないんです。

更に意外にも他のカマス類に比べて警戒心がちょっと強めなのか、寄ると案外簡単に群れが崩れてしまいます。

どこにでも沢山いて簡単そうに見えるんだけど、意外にも被写体としてはなかなか手ごわい存在だったりするのです。

そんなオオメカマスたちですが、先日潜って見ていたら綺麗なまとまった群れのまま目の前をスーっと通り過ぎて行ってくれました。

僕も驚いちゃいました。初めてかも、くらいの経験です。いやー良かった。嬉しかった。

普通種のオオメカマスが、これからも普通に目の前を綺麗な群れのまま通るようになって、そしてそこに今まで通り普通にお客さん達と潜れるダイビングが出来たらそれこそ最高だけどな。

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秋野
秋野 大

1970年10月22日生まれ
伊豆大島出身
ガイド会所属

パラオ在住23年。気がつけば現地在住の現役ガイドでは最古参。「データ」が大好物で、なんでもかんでもすぐに分析したがる「分析フェチ」。

だいたいの魚は好きなのだが、未だにブダイのことだけは苦手。とりわけ3cm以下の魚には激しい興奮を示し、外洋性一発系の魚に果てしないロマンを感じるらしい。

洋酒より焼酎。肉より魚。果物と酸っぱいものは見て見ぬふりをする。最近甘党。人生ビール党。

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