再始動
この豪海倶楽部が、再始動となりました。
今まで見てくださっていた皆さま、そしてこれから新しく読者となってくださった皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。
僕はパラオに居るのですが、ご存知のように、パラオは昨日3月末まで鎖国をしていました。
誰も入って来れない状態でしたが、今日4月1日よりトラベルバブルというキャンペーンが始まります。世界的に見ても画期的に早いのではないかと思います。
当面はコロナゼロのパラオと、とてもコロナが少ない台湾との2か国のみでのキャンペーンとなるようですが、1年にもなった鎖国からの復活が、どうか順調に進んでいくことを願って止みません。
と、そんなことを書きたかった訳ではありません。
そんなパラオ、この時期はまさに乾季ベストシーズン真っ只中です。
冬の貿易風が弱まり、夏の南西風が吹き始めるまでの2か月ほど、パラオでは凪の日が数日あります。そんな凪の日にしか撮れない写真がこれです。

高速でボートを走らせているときに、船首から顔だけ出して海面を撮影しました。そうです、これは空ではなくて海の写真です。
パラオは熱帯ですから、そもそも気温は高いところです。
ですが、海の上では海風があるので快適に過ごせます。しかし、こんな凪の日はその風がありません。「油を流したような水面」は、ボートが走っているときは滑っているような気分で最高ですが、一たびボートが止まると暑いあつい。
でも、僕らはダイビングに来ているので、この暑さもまた正しいパラオだと思うのです。
次回パラオにいらしたときには、ぜひこの凪を体感してください。
日本からもダイバーの人たちが来れるといいなぁなんて思ってしまいますが、それはもうしばらく先の話しでしょうか。
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秋野 大
1970年10月22日生まれ
伊豆大島出身
ガイド会所属
パラオ在住23年。気がつけば現地在住の現役ガイドでは最古参。「データ」が大好物で、なんでもかんでもすぐに分析したがる「分析フェチ」。
だいたいの魚は好きなのだが、未だにブダイのことだけは苦手。とりわけ3cm以下の魚には激しい興奮を示し、外洋性一発系の魚に果てしないロマンを感じるらしい。
洋酒より焼酎。肉より魚。果物と酸っぱいものは見て見ぬふりをする。最近甘党。人生ビール党。
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