南国通信 - パラオの海からThe Diving Junky Magazine

激動の陸上、変わらぬ水中

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世の中は激動の時代に突入しようとしているのでしょうか。

日本は総理が変わることになり、アメリカやパラオも11月に大統領選が行われます。

コロナの影響も負荷となり、世界は大きく変わっていきそうな気配を見せています。我々を取り巻く観光業の世界も打撃を受けていることは周知の事実です。

しかし、そんな大きな変化の兆しが見える陸上とは反対に、パラオの水の中はあまり変わっていません。

先日久しぶりにブルーコーナーに潜ってきました。ダイバーがパラオに来られなくなって6カ月になりますが、ここは変わらず魚が多い。6カ月くらいじゃサンゴも大して変わりません。

ブラックフィンバラクータの群れが小さいのは夏が来たからで、これは毎年の季節的変動の範囲内で、ギンガメアジもオオメカマスもふつうに沢山いました。

ドロップオフのエッジにアカモンガラがやけに多いのは、タテスジハタの幼魚同様、今年が当たり年なんでしょう。ナポレオンがなぜかずっと付きまとい、ちょっと寂しそうに見えたのが印象的でしたが、全体的に変わらず安定したブルーコーナーでした。

今は変わっていない水中にいると何だかとてもホッとします。

そう、海の中なんて6カ月くらいじゃなにも変わらない。陸上は時間が早すぎる。ゆっくりと今は時が来るのを待てばいいんだよ。

と、岩陰で動かないサラサハタが、今この時の過ごし方を教えてくれているようでした。

サラサハタ
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秋野
秋野 大

1970年10月22日生まれ
伊豆大島出身
ガイド会所属

パラオ在住23年。気がつけば現地在住の現役ガイドでは最古参。「データ」が大好物で、なんでもかんでもすぐに分析したがる「分析フェチ」。

だいたいの魚は好きなのだが、未だにブダイのことだけは苦手。とりわけ3cm以下の魚には激しい興奮を示し、外洋性一発系の魚に果てしないロマンを感じるらしい。

洋酒より焼酎。肉より魚。果物と酸っぱいものは見て見ぬふりをする。最近甘党。人生ビール党。

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