南国通信 - パラオの海からThe Diving Junky Magazine

バラフエダイの卵拡散

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さて、世の中はダイビングに行っちゃだめ、海に行っちゃだめ、と自粛ムードがだんだんと息苦しくなってくるころでしょうか。

でも、皆さん大切なことなので、ご自身を守るため、そして大切な人を守るために、今は自粛が必要な時です。頑張りましょう。頑張ってください。

日本の皆さんが大変な思いをされているときに、僕らができることと言えば、せめて海の写真でもアップして、パラオの今の情報をお届けすることくらいです。

ご自宅でお過ごしになられている時間の、少しでも気休めになってくれればと思っています。

と、そんなことを書きたかった訳ではありません。いつも通りいきますよ。

さて、何がさて、なのかサッパリわからない書き出しでスタートした今月ですが、日本ではウイルスが拡散している最中、パラオではバラフエダイが卵を拡散していました。

今月はバラフエダイの産卵です。パラオのバラフエダイの産卵は有名でご存知の方も多いのではないでしょうか。

普段は大きな群れを作らず、基本単体で行動するバラフエダイですが、毎月満月前になると巨大な群れを作り産卵をします。特に大きな群れを作るのがペリリューとシャークシティーの2ポイント。

ペリリューは産卵のタイミングが朝とても早いので、僕らがコローからアプローチしやすいのはシャークシティーの群れ。それもシャークの産卵は日が出てからの時間帯なので、明るくてよく観察できる。ダイバーにも人気の産卵イベントです。

って、なんだか雑誌の紹介文章みたいになってしまいましたが、実際に写真を追って見てみましょう。

中層に固まってる群れ

まず、朝エントリーすると、群れは中層に固まってタイミングを計っています。流れを待っているのでしょう。

沖へ広がる群れ

流れが動き始めると、徐々に群れの形が変わってきます。沖へ沖へと群れが広がります。

産卵開始

そして、産卵開始。最初は少数なのが、徐々に皆が産卵を始め、最後は大産卵になっていきます。

あちこちで辺りが真っ白に

大産卵が始まるとあちこちで花火を打ち上げたように辺りが真っ白になります。この写真も左上側はもう真っ白で水面が見えません。

バラフエダイの大産卵

毎月毎月、同じタイミングに決まったところで産卵ができる魚たちの体内時計の正確さにはただただ驚くばかりです。

ではまた!

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秋野
秋野 大

1970年10月22日生まれ
伊豆大島出身
ガイド会所属

パラオ在住23年。気がつけば現地在住の現役ガイドでは最古参。「データ」が大好物で、なんでもかんでもすぐに分析したがる「分析フェチ」。

だいたいの魚は好きなのだが、未だにブダイのことだけは苦手。とりわけ3cm以下の魚には激しい興奮を示し、外洋性一発系の魚に果てしないロマンを感じるらしい。

洋酒より焼酎。肉より魚。果物と酸っぱいものは見て見ぬふりをする。最近甘党。人生ビール党。

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