南国通信 - パラオの海からThe Diving Junky Magazine

大変なことである。

大変なことである。何が大変か?なんてここに書くまでもないだろう。

パラオはイレズミフエダイのシーズンだと言うのに、ダイバーが居ない。これは大変なチャンスである。

今年は、イレズミが集まるペリリューにはおそらくボートなんてほとんど来ないと思うので、僕らだけスタッフ皆で潜りに行って、好き放題写真や動画を撮る計画をしている。

ここ何年も、イレズミの時期は他のガイドとの間合いに気を使い、自分のお客さんにも見せないといけない(当たり前だけど)中で、なっかなか自分で撮影するなんてチャンスは巡ってこなかった。

しかし、今年は違う。

誰に気兼ねすることなく思う存分、ファインダー越しにイレズミを覗いていられるのかと思うと、もう、今からワクワクが止まらない。

確かに、いま世界では大変な事態になっている。しかし、今僕らに与えられていることは、目の前の海を一生懸命潜ることだけだと思っている。

登山家が山に登る理由が「そこに山があるから」と答えるなら、僕らダイバーは「そこに海があるから潜る」で良いのではないだろうか。

そこに潜れる場所が、海があるから、明日もまた潜るのであった。

イレズミフエダイの群れ
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秋野
秋野 大

1970年10月22日生まれ
伊豆大島出身
ガイド会所属

パラオ在住23年。気がつけば現地在住の現役ガイドでは最古参。「データ」が大好物で、なんでもかんでもすぐに分析したがる「分析フェチ」。

だいたいの魚は好きなのだが、未だにブダイのことだけは苦手。とりわけ3cm以下の魚には激しい興奮を示し、外洋性一発系の魚に果てしないロマンを感じるらしい。

洋酒より焼酎。肉より魚。果物と酸っぱいものは見て見ぬふりをする。最近甘党。人生ビール党。

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