南国通信 - パラオの海からThe Diving Junky Magazine

一心不乱

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毎年春から初夏にかけて龍馬の遠征ルートが増える。

僕の好きなルートが多いので乗務も多くしている。必然、朝一発目の早朝ダイビングもよく潜る。

パラオのジャーマンチャネルは秋から初春にかけてがマンタが良いシーズンとなる。特に大潮周りの上げ潮で早朝の時間は人も少ないので狙い目となり、ポイントとして選ばれることも多い。

潮が動き、プランクトンが大量に流れ込んで来るとジャーマンチャネル海域の魚たちは活性し、どの魚も皆必死で餌を取るシーンが見られるようになる。

そんな中、マンタは大きいしどうしても目立ってしまうのですが、今日の注目は違います。

ふと水底近くへ目線を落とすと、マダラタルミがプランクトンを食べる姿が見られます。

普段は流れの中をただ浮いてるように泳いでいるだけの目立たない存在。まるで何かを達観したかのような静かな魚なのですが、この時ばかりは生きるための貪欲な顔を見せます。

バクバクと一心不乱に捕食をするマダラタルミの不細工な顔に妙に心を惹かれてしまう早朝の僕でした。

捕食をするマダラタルミ
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秋野
秋野 大

1970年10月22日生まれ
伊豆大島出身
ガイド会所属

パラオ在住23年。気がつけば現地在住の現役ガイドでは最古参。「データ」が大好物で、なんでもかんでもすぐに分析したがる「分析フェチ」。

だいたいの魚は好きなのだが、未だにブダイのことだけは苦手。とりわけ3cm以下の魚には激しい興奮を示し、外洋性一発系の魚に果てしないロマンを感じるらしい。

洋酒より焼酎。肉より魚。果物と酸っぱいものは見て見ぬふりをする。最近甘党。人生ビール党。

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