ガイドのつぶやき - 伊豆諸島・八丈島からThe Diving Junky Magazine

対象物と寄り

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ウミウシが終わったぁ~!

6月15日に発売です。「新版 ウミウシ:特徴がひと目でわかる図解付き」Amazonで予約受付中。

皆さん是非買ってくださいね。

さてこの改訂版に携わって二年近く、撮影もウミウシばかりやっていたので、しばらくはウミウシから離れ、ワイド撮影でもやってみようかと、カメラをマクロから15mmフィシュアイの装備にしてみました。

もちろんこの画角では小さいものは無理。なるべく大きなもの、大きなもの、あっそうだ!ナズマドにいる30cmを超える巨大なオオモンカエルアンコウを撮ろう!

だだ対象物がないと、ここのオオモンカエルアンコウ大きさはわかりません。

手っ取り早いのがダイバーを入れる事かな。そのダイバーも被写体の後。オオモンカエルアンコウはポートにくっつくくらい寄ります。

この位置がフィッシュイレンズの効果がよく出て、よりオオモンカエルウオが大きく迫力のある写真となります。

オオモンカエルウオ

ワイドはいかに被写体に寄れるかで写真の出来が決まります。風景写真を除けば30cm以上離れたらまったくダメダメな写真になってしまいます。

こちらの写真は畳三畳はあろう巨大マダラエイです。このまま撮っても多分写真ではその大きさはわかりません。

そこで沖で撮影しているスタッフか帰って来るのを待ってから撮影することにしました。

さて、スタッフという対象物も揃ったので、被写体の後ろから近づいてもらい、私はじりじりとマダラエイに寄って、寄って、寄って・・・、やばい・・・、鰭がポートにぶつかりそうなくらい寄り過ぎて、もう少しで尾っぽではたかれそうになりました。

でもおかげで大きさがわかるとても迫力のある写真が撮れたのでした。

やっぱり大きさを表現するには対象物と寄りが要になりますね。

マダラエイ
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加藤
加藤 昌一

横浜出身、獅子座
昭和30年代生まれ、気分は昭和50年代

1992年にレグルスダイビングを設立する。フィッシュウオッチングの草分け的存在。

飽くことなく潜り続け、水中生物は分け隔てなく撮り集めているため、膨大なフォト・ストックを有する。

ガイド業も第一線で活躍しているが、写真家としても注目され、「エビ・カニガイドブック」「ウミウシ 生きている海の妖精」「スズメダイ」「海水魚」を出版する他、さまざまな水中写真を図鑑や雑誌に多数提供している。

水中生物だけではなく、陸の生き物も大好き。特に爬虫類が大好き。

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