今月の一枚The Diving Junky Magazine

ウミサボテン

ウミサボテン

伊豆大瀬崎の海底風景。砂中からにょきにょき生えた、ウミサボテン。我々ダイバーから見るとあたりまえの生物だけど、なんか変なやつだ。海底の墓標のようにも見えるし確かにサボテン風でもある。大瀬崎のこの場所には今でもこんなに沢山残っているのだろうか?知ってる人はぜひ教えてほしい。ずっと行ってないので。

この頃ごくありふれたような、でもよく見るとなかなか面白と思えるような、生物が撮影したいと思っている。この辺は個人差がありすぎる部分なので、世間に通用するのかは別問題だけど。

変わった動物とかへんな生物とか、ここ数年注目が集まってるので、別に変わってなくたって、生物はそれぞれ皆すごいと思っているけど。

たまたまそんな本を作っていて、フジツボなんて超へんな奴だから使用しようと提案したけど、よく知られて当たり前だから採用されなかった。

確かに、よく知られていて、インパクト少ないけど、実際はいろいろ感動的な奴なので、画面は多少つまらないけど、文やデザインなどを工夫して、すごいと思わせる画面を作れないだろうか?

口惜しいから、フジツボ物語をいつか作ってやろう!

僕の野望 1、カエルウオは、カエル? ウオ?   おやじギャグか?
     2、フジツボ物語  遠野物語ふうに、、なんのこっちゃ?

信長の野望と違って、超小さい野望だが、男は野望があるほうがいい、、、かな。

さて、今鮫をめぐる冒険(仮題)を制作開始。いつもは、当然ながら気に入った写真を組む感じで始めるのだけど、今回は話をまず書いて、写真を選んでいこうと思っている。生まれて初めての経験だ。初体験!おやじが言うと、いやらしさ満開か・・・。

なんにしても、初めての経験は面白い。文がありき、にする理由は、初めてでおもしろいから。

2個目は、見てきたすごいシーンが、ぜんぜん写真に残ってないからかも。鮫の写真は難しい。でも、思えば、鮫って、やはり僕のあこがれの一つだし、今ある写真で、作ってみたいと思うから。

言い方をかえると、写真を文でカバーするご都合主義にも聞こえるが、決してそのようなものではない、、、つもり。

" ウミサボテン " へのコメント

  1. K: 2013年3月21日 3:17 PM

    高校で生物を教えています。
    この写真は、ウミエラの仲間ではないでしょうか。

  2. ゆうすけ: 2013年3月21日 11:35 PM

    あ、すいません。まちがえです。外見的にはヤナギウミエラだとおもいます。

吉野
吉野 雄輔

1954年生まれ
東京出身

海と海の生物すべてを愛する写真家。

大学卒業後、アジア、南太平洋、南北アメリカ、カリブ海、インド洋など世界の海を放浪、1982年にフリーの海洋写真家として活動を開始。世界80か国ほどの海を取材、《吉野雄輔フォトオフィス》を主宰。

2009年から日本全国をキャンピングカーの旅をスタート、1年の半分以上は海に潜って撮影している。

吉野 雄輔/photojournalist:
happypai.wix.com/kaitei

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