産卵、幼魚、卵保育
こんにちは! 久米島のエスティバンよりモエコです!
今年の梅雨は早く始まり、空梅雨が多い久米島ですが、今年はなんだかたくさん降っています。
4月に久米島より少し水温が高い八重山地方のサンゴが産卵したとの情報が入り、久米島でもいつするのか、そわそわする日が続きました。
水温も一度は26℃台まで上がったものの、大潮を直前にして24℃台までにさがってしまい、産卵するのか不安になってましたが、無事に産卵を観察することができました。


5月はモンツキカエルウオが多く住むコモンサンゴの産卵を見ることができたので、サンゴの産卵と生物とを絡めることができました。
私たちがサンゴが産卵する前兆として目安にしてるひとつが、ツツウミヅタの産卵です。

この光景を見るとワクワクの始まりです。
サンゴつながりで、最近リュウキュウキッカサンゴの群生が見られるところを、ポイントとして使い始めました。
久米島にはサンゴのポイントは多くないので、群生を見るといつも感動します。

このポイントでもいつか産卵をみたいなぁと思ってます。
きっとすごい数なんだろうなぁ・・・
水温は下がってしまいましたが、魚たちの産卵行動は変わらず熱いです!
モンツキカエルウオは穴を覗けばほとんどが子育て中です。

幼魚も増えてきました。

私の好きなスズメダイ、フカミスズメダイの幼魚です。
名前の通り深い所にいるので、なかなかご紹介する機会も少ないのですが・・・
これから水温も上がれば、もっと水中は華やか賑やかになることでしょう!
梅雨明けが待ち遠しいです!!

西脇 萌衣子
(にしわき・もえこ)
1996年1月1日生まれ
愛媛県松山市出身
幼少期より水泳をしていたためか水の中が好きで、大学進学で上京した際に水を求めダイビングに出会う。
大学在学時は毎週末のように海へ行き、すっかり海の世界の虜に。
Black Water DiveやWhale Watching など様々なことに取り組むエスティバンに興味を持ち、訪れたことのない沖縄・久米島へ移住を決める。
何度潜っても驚きや感動のある久米島の海を日々勉強中です!
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