ガイドのつぶやき - 三浦半島・葉山からThe Diving Junky Magazine

葉山・三浦でしか撮れない背景(たぶん)

ウミシダとミツボシクロズズメの幼魚

こんばんは、葉山の佐藤輝です。

ここ相模湾は今年も季節来遊魚がどんどん入る時期を迎え、毎日なにか新しい生物に出会えるのではないか?!というわくわく感を持ってガイドさせて頂いています。

今年の終わりにオープンできる予定で、現在三浦の店舗の準備も進めています。

その関係で今まではクローズの時の遠征先という目線で潜っていた三浦が、第2のホームグランドという目線に変わって、色々な発見を探しながら三浦で潜るようになり、新鮮な気持ちを味わえています。

葉山と三浦は同じ相模湾でも、三浦は強く黒潮の影響を受けて、季節来遊魚の量は葉山と比べるととにかく多く、今年は人気どころではマダラタルミ幼魚、ムスジコショウダイ幼魚、ニシキフウライウオ幼魚などが観察できています。

そんな中、三浦に流れ着いている季節来遊魚の中に、沖縄では定番のミツボシクロスズメダイが先日から観察できるようになっています。

このミツボシクロスズメダイ、上にあげたマダラタルミやムスジコショウダイ、ニシキフウライウオに比べると、インパクト的には弱いと思うのですが、住んでいる場所が写真の様な綺麗なウミシダの前を住処にしているんです。

沖縄は勿論、伊豆エリアでも、センジュイソギンチャクやサンゴイソギンチャクはよく目にします。伊豆に流れ着いたミツボシクロスズメダイは本来好きなイソギンチャクがあるからかなりの確率でイソギンチャクを住処にしているのではないかと思うんです。

ところが葉山や三浦には、彼らが好むイソギンチャクはありません。

そのエリアに流れ着いてきた、ミツボシクロズズメは好きなイソギンチャクが無い→でも隠れ場所は欲しい→ウミシダに隠れる。

そんな流れでウミシダを住処にする子がほとんどなんです。

これってきっとこのエリアでしか、なかなか見る事のできない、撮る事のできないミツボシクロスズメダイなんじゃないかな?!と思ってお客様に紹介させてもらっています。

でも他のエリアで普通にウミシダを住処にしていたりもしそうなので、タイトルには(たぶん)をつけさせてもらいました(笑)。

トラックバック URL:
https://www.gokaiclub.com/2016/10/nana/sato/4614/trackback
佐藤 輝
佐藤 輝

1976年1月19日生まれ
ガイド会所属

大学卒業後、都内のホテルに就職し営業マンとして働いていたときに、どうしてもダイビングの仕事がしたくなりサイパンに修業に行く。

サイパンでダイビングの魅力にどっぷりはまり生まれ故郷である葉山で独立することを決意。2005年にダイビングショップNANAを設立し現在に至る。

サラリーマンを辞めて10年!故郷の葉山で子供の頃の心を思い出しつつ葉山の海にどっぷりはまっています。

都心から近い海にも沢山の生物が暮らし凄いパワーを持っていることを自分自身が驚き、楽しみながら伝えられたら良いなと思っています。

三浦半島・葉山
ダイビングショップNANA

〒240-0112
神奈川県三浦郡葉山町堀内647
Tel:046-854-4770
Fax:046-854-4771

www.nana-dive.net

ダイビングショップNANA

バックナンバー

葉山・三浦でしか撮れない背景(たぶん) < 三浦半島・葉山から < トップ