ガイドのつぶやき - 三浦半島・葉山からThe Diving Junky Magazine

いまから楽しみな事

こんにちは、葉山の佐藤輝です。7月から8月の前半にかけて、まったくといって来なかった台風ですが、後半に入って立て続けにきています。

葉山のポイントもなにか生物を見つけては、荒れて飛んでいってしまう。。という悲しみを繰り返していますが、ボートポイントは深度があることもあり、荒れる前の半分くらいの生物は残ってくれて、新しい生物がまたやってくるという良い循環を繰り返しています。

今年からボートポイントに毎日潜れるようになって、僕たちのガイドの幅は大きく広がりました。

水深15mの砂地にトップが9mの根があるポイントがあることによって、イワアナコケギンポの生息できる水深がわかったり、ビーチの水深には無い海藻を見つけてその海藻につくウミウシが、ビーチでは見た事の無いウミウシだったりと、葉山の生物の棲息できる水深が、ダイビングポイント内ではしっかりわかることができました。

写真のツルガチゴミノウミウシもビーチポイントではほぼ見る事のできないウミウシですが、ボートポイントでは、この季節よく目にするウミウシです。

ツルガチゴミノウミウシ

ビーチポイントにもボートポイントにも棲息し、産卵や抱卵も両方でする生物、産卵はボートポイントでしかしない生物もいたりします。

逆にチャガラのようにビーチポイントでしか産卵しない生物もいます。

ソラスズメダイと卵

写真のソラスズメダイの産卵、抱卵はビーチポイントの水深3mからボートポイントの水深15mまで両ポイントで観察できます。

今は毎日ひたすらに潜って、観察できた生物をメモに残しておくので精一杯の忙しさなので、繁忙期が終わったら、ゆっくり時間をとってビーチポイント、ボートポイントでの棲息している生物の違い、生態行動の違いをまとめるのが今から楽しみなのでした。

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佐藤 輝
佐藤 輝

1976年1月19日生まれ
ガイド会所属

大学卒業後、都内のホテルに就職し営業マンとして働いていたときに、どうしてもダイビングの仕事がしたくなりサイパンに修業に行く。

サイパンでダイビングの魅力にどっぷりはまり生まれ故郷である葉山で独立することを決意。2005年にダイビングショップNANAを設立し現在に至る。

サラリーマンを辞めて10年!故郷の葉山で子供の頃の心を思い出しつつ葉山の海にどっぷりはまっています。

都心から近い海にも沢山の生物が暮らし凄いパワーを持っていることを自分自身が驚き、楽しみながら伝えられたら良いなと思っています。

三浦半島・葉山
ダイビングショップNANA

〒240-0112
神奈川県三浦郡葉山町堀内647
Tel:046-854-4770
Fax:046-854-4771

www.nana-dive.net

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