べらーず

ウミウシフェチ、ハゼマニア、ぎょりこん…と、勝手にダイバーを分類する言葉の一つにべらーずがあります。その名の通り、ベラが好きな人。どちらかと言えば、マイナーな存在かも知れません。理由は簡単。種類が多い上、幼魚、メス、オスと、ステージによって色彩が変わるので、名前を調べるのが難しい。それに泳ぐのが速くて写真を撮るのが難しい。しかし、好きな人にとっては、それが好きな理由になるようで、難しければ難しいほど闘志が湧くのでしょう。

先日、そんなべらーずな方がおいでになりました。

ちょっとやそっとのべらーずではなく、来年にはベラ図鑑を出版しようかというツワモノ。持っていらっしゃったボロボロのハンディ「日本の海水魚」のベラのページには、○×が書き込んであって、自分の写真のチェックリスト代わりにしているようでした。

それを見て、ふと思いました。

あたしって、ベラの写真、どんだけ持ってんのかしら?
そう言えば、うちの親方も来年に魚のガイドブックを出版する予定で、同じようにチェックリストを作って写真の有無を確認しています。あたしも、ちょっと見直してみよう…。

と、言っても、元々たいした数はありません。一応分け隔てなく撮ってるつもりなのですが、見直してみると、やっぱりかなりの偏りがありました。しかも、かなり人から影響を受けているんですよねぇ…。やたらと多いのが、テンスの仲間とイトヒキベラの仲間。すぐ近くに、好きな人がいるせいですよねぇ…。

それを外した中でも、やはり偏りがあります。

一番多いのは、なぜかクロフチススキベラかな? いろんなステージが揃ってます。

そして、なぜかツユベラ。幼魚から成魚まで、各ステージ何枚も撮っているのです。それなのに、少ないのがカンムリベラ。小さな幼魚の写真しかありません。なんでだろ? 同じく、アカオビベラはしつこく追い回しているのに、カミナリベラは少ない。数も同じくらいいるし、私にとってはどっちもどっちなんですが。

もちろん、全く撮ったことのないベラも少なくありません。

そんな中で、自分でも「え? 撮ったことなかったんだ??」と、若干驚いたのがトカラベラ。数は多い普通種ですが、結構きれいなのに。しかも幼魚だけでなく、成魚も華々しい色をして、撮りがいがあります。それが一枚もないとは。

というわけで、慌てて撮りに出かけました。

残念ながら、今は幼魚しか見当たりません。今年は水温が高いので、きっと成魚も現れることでしょう。そしたら、忘れずに撮りに行こうっと。

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水谷
水谷 知世

昭和40年代生まれ
兵庫県出身

一見、負けず嫌いで男勝りというイメージだが、実は繊細な女性らしい一面を持つ、頭の回転はレグルス一番!!の頼もしい存在である。(レグルス親方・談)

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