ガイドのつぶやき - 伊豆諸島・八丈島からThe Diving Junky Magazine

せかされた産卵ショウ(床)の準備

今年は年が明けてから黒潮が八丈島にぶち当たり、例年よりも高い水温、20℃をキープしています。水温が高いと成長が早まるのでしょうか?

3月に入ってから、もうそこそこのサイズのアオリイカが現れ始めました。いつもなら3月中旬〜下旬に事業者が集まって設置している産卵床、今年は慌ててスケジュールを早め、3月9日に実施しました。

作業は使用する木の伐採から始まります。この2〜3年はレグルスの敷地内で勝手に成長していたサカキを使っていました。これをトラックに積み込んで八重根のエントリー口付近に運び、そこで何本かの枝を組み合わせて産卵床を作ります。

サカキの伐採

根本付近には、組み上げた木の束を海底に結び付けるためのロープを取り付けておきます。

海底に結び付けるためのロープを取り付けておきます

できあがった産卵床を堤防の先端に運び、海へどぼん。

産卵床を堤防の先端に運び、海へどぼん

待ち構えていたダイバーがそれを引きずりこみます。最初は浮力があって、なかなか沈んでくれません。

待ち構えていたダイバーがそれを引きずりこみます

その様子をのんびり眺めるアオウミガメ。

のんびり眺めるアオウミガメ

沈めた産卵床を、設置場所へ移動。この作業中、エアの消費が普段の倍! 皆さん、息切れ状態です。

沈めた産卵床を、設置場所へ移動

設置完了。サカキの木は、海底に沈んだ状態でも葉っぱが青々としたままで、落ちることがありません。アオリイカは、この葉っぱの間を潜りこむようにして卵を奥の方へ産み付けます。

海底に沈んだ状態でも葉っぱが青々としたまま

今年は14名の事業者が集まりました。

この後、みんなでランチして、盛大な産卵ショーに期待を高めていたのでした。

14名の事業者

さて、今年最初の産卵を目にするのは、誰でしょうか?

アオリイカがいっぱい集まってくれますように。

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水谷
水谷 知世

昭和40年代生まれ
兵庫県出身

一見、負けず嫌いで男勝りというイメージだが、実は繊細な女性らしい一面を持つ、頭の回転はレグルス一番!!の頼もしい存在である。(レグルス親方・談)

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