鯨とプランクトン
例年同様、2月初旬から、ホエールスイム&ウォッチングツアーを開催しております!
今シーズンは、親子クジラとの出会いが多く、素敵なシーンに恵まれています。
そろそろクジラたちは北上を始めるタイミングに差し掛かっていますが、残り約2週間少しでも長く、お客様に素敵なシーンをご案内できるよう頑張ります。
そんな事を言っておきながら、今シーズンは有難いことに、ダイビングのご予約もたくさん頂いております。
なので、僕はもっぱらダイビング班を担当していることが多いので、ダイビングボートでクジラを探してます。
クジラやマンタなど、どうしても大物に気を取られがちな時期ですが、個人的にはこの水温の低い時期に多くなる、プランクトンたちにも魅せられています。
画像の放散虫は、ほぼいつだって出会うことができます。
サイズが小さく、存在感もあまりないのですが、いざカメラで撮影してみると、とてもきれいだったりします。
容易に撮れるものでもないですが、いつでも出会えるので、気が向いたらカメラを向けてみてください。
このヒカリビヤは、5cmほどの大きさでした。
動きもほとんどなく、この大きさなので撮影は容易です。
違う種にはなりますが、ダイバーより大きなナガヒカリボヤという仲間にも出会ったりします。
正直…そこまで大きいと、ちょっと不気味です(笑)。
時にはこんなうれしい出会いも!
今シーズンは、既に二個体遭遇しています!
水中でクラゲが多い日は、中層を漂っているプランクトンたちを気に掛けてみてください。
運が良ければ、驚きの出会いがあったりします。
体長が10m以上もあるクジラから、数ミリ程度しかないプランクトンまで、いろいろな生物との出会いを楽しんでいきましょう!
最後になりますが、2016年3月より8年に渡って奇数月のみ投稿させて頂いておりましたが、今回の投稿が最後になります。
偶数月担当の西脇からもお知らせがあったと思いますが、来月号からは弊店スタッフの前田が久米島の海情報をお届け致します。
前田がお届けする久米島の海をどうぞお楽しみください。
僕も楽しみにしております。
吉田 健太朗
(よしだ・けんたろう)
1990年7月9日生まれ
三重県の漁師町出身
祖父も父も漁師、というか周りの大人のほとんどが漁師。幼少の頃より海のある生活が当たり前だった。
いつからダイビングに興味があったのか定かではないが、高校生の頃、進路相談の際に「どこの大学に行きたいんや?」と聞かれ、「ダイビングをしやすそうな所」と答える。
そんな理由から、静岡の大学に進学し、ダイビング部に入部する。そこからの学生生活は、潜る事だけを考え、アルバイトとダイビング漬けの毎日を送る。
そんな中で、20歳の夏に初めて久米島を訪れ、“ESTIVANT”に強く惹かれ、その時に就職することを決意する。
海を通し、数多くの素晴らしい出会いと刺激のあるこの環境の中で、真剣に海と向き合い、ただがむしゃらに突っ走っていこうと思います!!
沖縄・久米島 エリア情報
沖縄・久米島
DIVE ESTIVANT
〒901-3108
沖縄県島尻郡久米島町比嘉160-69
Tel:098-985-7150
Fax:098-985-7151
バックナンバー
- 2024.3:鯨とプランクトン
- 2024.1:本年もどうぞよろしくお願いします
- 2023.7:毎年この時期は同じことを言ってます。
- 2023.5:嬉しい再会
- 2023.3:ウシマンボウ登場ー!!
- 2023.1:アケボノハゼとシコンハタタテハゼ
- 2022.11:秋のモンツキカエルウオ
- 2022.9:高水温
- 2022.7:潜り倒し
- 2022.5:好きな季節を自由に潜る
- 2022.3:メギスSP
- 2021.9:もう少し続く夏
- 2021.7:とにかく潜る日々
- 2021.5:ギンポが好きです
- 2020.11:GOTOトラベル
- 2020.7:営業再開
- 2020.1:あけましておめでとうございます
- 2019.9:夏はあっという間
- 2019.5:変わるものと変わらないもの
- 2019.3:ESTIVANT 2019 WWS船
- 2018.11:マンタステーション OPEN 一周年
- 2018.7:朝から晩まで
- 2018.5:春の海と新スタッフ
- 2018.3:クジラと
ガイドのつぶやき
- 三浦半島・葉山から
- 真鶴半島・湯河原から
- 伊豆半島・伊東から
- 伊豆半島・川奈から
- 伊豆半島・伊豆海洋公園から
- 伊豆半島・大瀬崎から
- 伊豆半島・平沢/静浦から
- 伊豆諸島・八丈島から
- 静岡・三保から
- 紀伊半島・尾鷲から
- 和歌山・串本/古座から
- 高知・沖の島から
- 鹿児島・屋久島から
- 沖縄・本島から
- 沖縄・久米島から
- 沖縄・西表島から