ガイドのつぶやき - 紀伊半島・尾鷲からThe Diving Junky Magazine

鮎と海月

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暑い日が続いていますねー、今月は涼を求めて銚子川のちょっと変わったお話しです。

透視度の良さから、汽水域が目視できる話題のスポット「ゆらゆら帯」、その場所で夏になると珍しい光景が観察できます。

川で暮らす鮎と、海の生物のクラゲが同じ場所に現れます。

まず、こちらはブルーが涼しげな白いタコクラゲ、ちなみに川の水底なので、とても不思議な光景です。

川を泳ぐ白いタコクラゲ

そして、定番の褐色バージョン、

川を泳ぐ褐色タコクラゲ

なぜ2色生息するのか詳しいことは分かりませんが、本来は褐虫藻がクラゲに共生しているので褐色です。

何らかしらで褐虫藻が抜けてしまうと白いタコクラゲとなります。サンゴやイソギンチャクの白化と同じメカニズムです。

次にご紹介するのが銚子川名物のシオアユ、遡上をせず、一生を海水と淡水の狭間で生きる選択をした鮎たちです。

河口付近でも餌となる綺麗な苔が豊富に育っている結果の生態系です。

画像の濁っている下半分が海水、上の澄んでいる部分が淡水です。

汽水域のシオアユ

そして、朗報です!!

NHKの「さわやか自然百景」で尾鷲の海が紹介されることになりました。

現在ロケを継続中で、順調ならこの11月頃の放送予定です。日本水中映像の皆さんには、たいへんお世話になっています。

東紀州の海としては、初の本格ドキュメンタリー番組となり嬉しい限りです。

日本水中映像のスタッフの皆さんと

それでは東紀州の海と川で皆様のお越しをお待ちしております。

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伊藤
伊藤 英昭
(いとう・ひであき)

1969年12月24日生まれ
三重県尾鷲市出身

某俳優と同じ名前なので、ふざけてるのかと思われることがあるようですが、本名です。

休日は波乗り、サイクリングに出かけ、最近はカメラ片手に自然のバイブレーションを追い求めている。

趣味は文科系で、ビンテージラジカセ収集、アナログレコード鑑賞。

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