ガイドのつぶやき - 紀伊半島・尾鷲からThe Diving Junky Magazine

尾鷲から、あけましておめでとうございます!

新年明けましておめでとうございます。尾鷲シードリームの伊藤です。

2019年もゲスト様に楽しんで頂けるよう、全力でがんばってまいります!

さて、紀伊半島の東側、東紀州の12月のクリスマス頃は、久しぶりに黒潮の枝流が入り込み、水温透視度ともに上昇、青い海を満喫できました。

これを遷宮ブルーと呼んでいます。

伊勢神宮の遷宮にかけて、20年に一度くらいの青さが到来の意味です。

実際は年に何度かはあります。(笑)

そして、その黒潮に乗って、こんな浮遊生物が登場。

コノハゾウクラゲ

コノハゾウクラゲ、名前はクラゲですが、浮遊性巻貝だそうです。

遊びにきてくれていた、豪海倶楽部の健太朗君が安全停止中に見つけてくれました。

毎年12月から1月に活発になる、アヤニシキの胞子放出、今年はかなりの高確率で観察できています。

アヤニシキ胞子放出

アオサハギはすっかり大きくなり、尾鷲の豊富なソフトコーラルを背景に、メルヘンな撮影が楽しめます。

アオサハギ

浅めの-19mから観察できる、アヤトリカクレエビも、水温の低下に合わせるように、ペアの個体が目立ってきました。

ホストのウスアカイソギンチャクですが、1月から3月頃の冬季は開いていることが多いので、華やかに撮影できます。

なぜか水温の高い夏季は開いているのを見たことがありません。

夏は夜間に開いているのでしょうか。ナイトダイブができないポイントなので、謎です。

情報あれば教えて下さいませ。

アヤトリカクレエビ

そして、最近テレビの影響で、問い合わせが多い銚子川、冬季に入り水量が下がり、透視度が更に上昇していて、ユラユラ帯がくっきり見えています。

見た目は冷たそうですが、河口なので海水温とほぼ同じ、想像以上に快適に観察できます。

銚子川 ユラユラ帯

最後に、12月は豪海倶楽部でご一緒させて頂いているメンバー様が、遊びに来てくれました。

他エリアのガイドさんと潜らせて頂くと、新しい発見があり勉強になります。

ダイブクーザ 上田さんとスタッフ皆さん
ダイブエスティバン 吉田さんと

2019年も東紀州をどうぞ宜しくお願い致します!

伊藤
伊藤 英昭
(いとう・ひであき)

1969年12月24日生まれ
三重県尾鷲市出身
ガイド会所属

某俳優と同じ名前なので、ふざけてるのかと思われることがあるようですが、本名です。

休日は波乗り、サイクリングに出かけ、最近はカメラ片手に自然のバイブレーションを追い求めている。

趣味は文科系で、ビンテージラジカセ収集、アナログレコード鑑賞。

三重・尾鷲 エリア情報

紀伊半島・尾鷲
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