ガイドのつぶやき - 伊豆諸島・八丈島からThe Diving Junky Magazine

ウォーリー以外は誰だ?

何年か前、「ウォーリーを探せ!」という絵本が流行ったのを覚えていますか?

今なら絵本ではなく、ネット上で拡散したことでしょう。見開き2ページいっぱいに、大都会であったり、お祭りであったり、いろんなシチュエーションの中にうじゃうじゃーっと大勢の人達が描かれていて、その群集の中からウォーリーを見つけ出すという遊びの絵本です。

ウォーリーは、どのページにも同じ服装で、陽気なポーズを取っていて、とても目立つ男の子なのですが、あまりにもたくさんの人達が小さく描かれた中に紛れ込んでいるので、探し出すのは大変なのです。

数日前から黒潮が本格的に八丈島にやってきて、水温が一気に26℃まで上昇し、急激に幼魚の数が増えました。それこそ、あっちでウジャー、こっちでもウジャー、見ていて楽しくてたまりません。

この中からウォーリーを探し出すべく、お目当てのアイドルを見つけるのも良いのですが、その他大勢の魚たちを1つ1つ言い当てて行くのも面白いものです。

例えば、この写真。

今、最もあちこちでよく見られる光景です。ここに写っている皆さん、誰だかわかりますか〜??

幼魚の群れ

一番多いのがキンギョハナダイ。目の上の青いアイシャドーがチャームポイント。

次に目に付くだろうと思われるのが左下の方に写っている黄色いスズメダイ。成長するとキホシスズメダイそっくりになってしまうため長い間混同されていたのですが、幼魚は肉眼でも明らかにキホシスズメダイよりも黄色が鮮やかです。

私たちはキビレスズメダイと呼んでいますが、まだ正式には名前が付いていません。

この写真には2匹のキビレスズメダイが写っています。

キビレスズメダイの幼魚

そして左上の方に写っている細長い2匹はヤマシロベラの幼魚。

幼魚の、ほんの小さい時期の間でも、成長過程でどんどん色が変わっていくので、見ていて飽きません。

ヤマシロベラの幼魚

最後に、透明な、この子!

たまに1〜2匹混ざっていて、他のスズメダイよりも少しピンクがかって見えるのです。

伊豆では普通種なので、きっと伊豆ダイバーからは無視されているんだろうなあ…と思われるマツバスズメダイの幼魚。ここ数年、年を追うごとに増えてきているように思えます。

マツバスズメダイの幼魚

そして何より、こんな小さな幼魚たちが、コンデジで撮れるようになったというのが嬉しいんですよ〜。今月も全部TG-3で撮りました。

これからどんどん幼魚が増えてくるシーズンなので、楽しみです♪

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水谷
水谷 知世

昭和40年代生まれ
兵庫県出身

一見、負けず嫌いで男勝りというイメージだが、実は繊細な女性らしい一面を持つ、頭の回転はレグルス一番!!の頼もしい存在である。(レグルス親方・談)

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