水無月のお出かけ

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梅雨にあたる6月は、訪れる人の少ない暇な時期です。

「休みが取れるのは冬だけですよ」なんて言っていますが、この6月も、ちょっとした休みを取るチャンス。今年も、数日間だけですが、休んで上京してきました。

そしてせっかくなので、都内で開催中の写真展を調べて、渋谷で開催している2つをハシゴして見てきました。

1つはヨシダナギさん。もう1つはソウル・ライターさん。

作品はどちらも強烈に個性的でしたが、写真展のコンセプトや開催の仕方も対極を成していて、それぞれ1つだけ見ても十分に満足できたのですが、2つを見比べることでより一層楽しむことができました。

ヨシダナギさんの作品は、普通の旅行では行くことができないようなアフリカの奥地で暮らす少数民族を題材にして、彼らの美しく着飾った凛々しい姿を、アフリカの荒野を背景に仕上げられています。

被写体となっている誰もがカメラ目線で、自分もその荒野に立って彼らと相対しているような錯覚にとらわれます。

写真展の開催はデパートの売り場の一角、入場は無料、そして写真撮影はご自由に。作品の一部は展示即売されています。

一方、ソウル・ライター展は文化会館で開催され、入場料あり、写真撮影は禁止。

既に亡くなられている方で、初期の作品は私が生れる前のもの。ほとんどが、自宅の周辺で撮影したものだそうで、被写体となっている人がカメラ目線になっている作品はほぼ皆無。

むしろ撮られていることに気が付いていなかったり、顔や上半身が傘や何かの陰に隠れて写っていないものも少なくありません。

最近、国籍や性別、年齢、プロかアマなのか、カメラや被写体も関係なく、大勢の人が撮ったいろんな写真を、手軽に見比べることができるようになりました。

一度に多くのいろんな写真を見ることによって、今まで気が付かないうちに蓄積されていた自分の考えが、単なる思い込みだったり、先入観だったことに気付かされることがあります。

写真を撮る時に、この場所じゃダメだろう、こんな構図じゃダメだろう、ピントがここに合ってないのはボツだろうと、いつの間にか自分に与えている制約を、全部フリーにしたらどうなるんだろう?

そんなことを思いつつ、土砂降りの梅雨空を恨んではいけないと自分に言い聞かせる今日この頃。

題材は水滴です。

アガパンサス
サボテン
ナズマド

全然、自分の方向性が定まりません。

自分の殻を破ることができているのか、それともただ道に迷っているだけなのか?

写真撮影は奥が深いです。

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水谷
水谷 知世

昭和40年代生まれ
兵庫県出身

一見、負けず嫌いで男勝りというイメージだが、実は繊細な女性らしい一面を持つ、頭の回転はレグルス一番!!の頼もしい存在である。(レグルス親方・談)

伊豆諸島・八丈島
レグルスダイビング

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