モノクロ八丈

加藤家の長男が写真集を出しました。

もちろん、書店で買えるような大層なものではなく、渋谷で写真展をやった作品を集めた小冊子みたいなものです。

そもそもバンド活動がメインで、フジロックにまで出てしまったのですからそれだけでもすごいなあと思うのですが、自分の写真を人に買ってもらえるというのは、たいしたことだと思います。

もちろん、買いましたよ。お父さん経由で。

小さな小冊子とCDをセットにして、紐で結んであります。中に私宛の手紙も入っていました。

私がレグルスに来た時、彼はまだ小学生で、こういう大人になるとは予想外だったような、でも納得できるような。ちょっと不思議な感じです。

写真集

そのCDを聞きながら原稿を書いています。

音楽のことはよくわからないけど、写真は全てモノクロ写真で、ああ、私ってこういう写真は撮ろうとしたことがなかったなあと思うようなものばかり。

どう考えても、ただ歩いたり、ごはん食べたり、何かしている時に、目に付いたものをぱちぱちっと適当に撮っただけでしょ?と言いたくなるようなカットなのですが、妙に八丈島のことがよく表されていて印象に残ってしまうのです。

私はと言えば、写真を撮る時には、まず「写真を撮るぞ!」的な気合を入り、頭の中から準備が始め、歩き回り、自分が思い描いた絵を現実の中で探し当て、被写体を決め、背景を見て、露出を調整し、あーでもない、こうでもないとカメラを弄繰り回しているのです。

絵に描いたような美しい写真が撮れたとしても、なんとなく生活感とか人間味なんてものがない。そのことに気が付いたことがありませんでした。

そういうわけで、今回はいつもと違う写真を撮ってみよう! と、近くの底土海岸に出かけてみました。彼のマネをしてモノクロ写真。これもよく考えてみたら初挑戦。

人は写ってないけど、なんとなく人間の匂いがしそうな写真を目指してみました。底土海岸の写真集です。

新待合所
新しくできた東海汽船の待合所の入り口
新待合所のトイレ
トイレも新しい
旧待合所
古い待合所、水は出なかった
旧待合所
古い待合所の軒先
底土港
廃車のスクラップ、1台が棺桶サイズ
底土港
港にそびえ立つクレーン

ちょっと今風な感じになったでしょうか。やってみると意外と難しいです。

難しいと感じているようじゃ、まだまだなのかな。

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水谷
水谷 知世

昭和40年代生まれ
兵庫県出身

一見、負けず嫌いで男勝りというイメージだが、実は繊細な女性らしい一面を持つ、頭の回転はレグルス一番!!の頼もしい存在である。(レグルス親方・談)

伊豆諸島・八丈島
レグルスダイビング

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