ヘビギンポ偏愛(37)

[幻のヘビギンポ]

僕がヘビギンポに興味を持つきっかけとなったヘビギンポがいる。

12〜13年くらい前になるだろうか。。。沖縄本島や久米島で見つかった第1背ビレが異常に突き出たカッコいいヘビギンポの存在を知ってからだ。
そのヘビギンポはホムラハゼ属の一種を彷彿させるイケてるヘビギンポで、これに惚れ込んでしまったのだ。

しかも、見つかっている個体数も極端に少なく、僕の知る限り、沖縄本島で高田さん(Trypterygiidae gen. & sp.1)や足立さん(ヘビギンポ科の未記載属未記載種ヘビギンポ科の未記載属未記載種)が撮った写真と久米島の川本さんが撮った写真くらいしか知らない。

まさに「幻のヘビギンポ」状態である事がさらにその魅力を僕の中で増していった。。。

-40m前後から見られるというヘビギンポにしてはこれまた異常に深い水深に生息している事がさらにその魅力度を増している事は言うまでもない。。。(笑)

【リーゼントヘビ】

今年のGWを過ぎた頃、僕が管理する「ヘビベース」にその「幻のヘビギンポ」の写真が突然送られてきた!

「ヘビベース」ではこのヘビギンポの写真が欲しくて欲しくてたまらなかったのだが、この12年間、なかなか投稿されてこなかった。。。

それが突然、送られてきたのだ。

通称・リーゼントヘビ
通称・リーゼントヘビ

その後、Facebookで同じく沖縄本島の広部さんがメチャクチャ浅い水深(-28m)で撮ったこのヘビギンポの写真をアップし、どうも恩納村周辺では実はよく見られるのでは?という疑いが。。。(^_^;)

これを踏まえて、沖縄本島でダイビングサービスを営む友人のてつ!さんが生息状況を調べてくれた。(^^)

注意してみていくと-30m〜-40mではかなり個体数はいるようで、20m台でもちらほら見られるようだ。

恐るべし。。。ヘビギンポ王国・恩納村。。。

通称・リーゼントヘビ
通称・リーゼントヘビ
幼魚だと思われる子
幼魚だと思われる子

これまで「幻のヘビギンポ」だと思っていたものが、ここ数日でどんどん解明されていく。。。ありがたい!

今まで気づいていなかっただけで、実は普通に沢山いた!という例はヘビギンポに限らず魚には多い。まだまだ面白いヘビギンポが見つかりそうでワクワクする。。。(^^)

でも、できれば僕が屋久島で解明したかったな。。。(-。-) ボソッ

写真提供:
1枚目 YUSUKE氏
2-3枚目 沖縄ダイビングセンター 片野猛氏

参考:
ヘビギンポノデータベース ヘビベース

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原崎
原崎 森(しげる)

1970年8月26日生まれ
山梨県出身

八丈島から屋久島へ。。。

巨木と苔の深〜い森を抱える島で、あえて海に潜る。

鹿児島県・屋久島
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