編集後記The Diving Junky Magazine

12月の田子

明けましておめでとうござます。

年末の田子は、ってエッグは冬季休業中、他の方のように、最近の海情報はお伝えできません。最後に潜ったのは12月最初の週末…。

土曜は風が収まって、凪。

R136号線から見た堂ヶ島の三四郎島

前週からまた水温が下がって、21度。この日の最高気温は16度、水温との差が5度もあって、スナベマリンで作った6.5mmのツーピースでも上がってからの船上が寒くて、2本目から2009年に作ったUGOのロクハンに。

元々硬い両面スキンが更に硬い感じで、慎重に、全身シャンプーでシャワーを浴びながら着ました。

3年前に着たときはパンパンだったけど、ここ1年ぐらいで体重を落として52kg、体脂肪は12%。部活に燃えてた高校時代の体重なので、すんなり着れました。

13年前に作ったUGOのロクハン

翌日の日曜は西寄りの風で外海には出られず、久しぶりの湾内。

白波があたってる弁天島

この日は、フリーで潜らせてもらい、1本目は白崎。

まずは先端付近の土管を覗いてイセエビ探し。ここ数年めっきり数が減って、どこを覗いてもいない…。

ちなみに同じく全然いないサザエは、東伊豆では増えてるらしく、イセエビも茨城県や福島県では漁獲量が増えてるとか。温暖化の影響でしょうか。

白崎の先端付近

先端から少し北に行った砂地との際に、巡回コースで必ず見るウデナガウンバチがあります。

この日は、アカホシカクレエビとイソギンチャクモエビがいました。近くにサンゴイソギンチャクやシマキッカイソギンチャクもあるけど、カクレエビの仲間は大抵ココにいます。

このウデナガウンバチ、パソコンの中を調べたら2005年の写真がありました。たぶん、もっと前から見てた気がする…。イソギンチャクの仲間って、かなりの長寿らしい。

ウデナガウンバチ

自分ひとりなので、ゲストに遠慮して後ろからズームで撮ることもなく、久々にじっくり撮れました。しかもカメラは相方さんのTG-6、オートフォーカスでもくっきり。

で、改めてパソコンで写真を見たら、アカホシカクレエビじゃない…。目と目が白い線で繋がっているので、ニセアカホシではない。まだ成熟してないのか、体の点も腰の斑紋も紫。ホンカクレエビ属の1種、かな?

ホンカクレエビ属の1種

浅場に行くと、外海で見るようになったスジアラや大きなニセカンランハギがいました。温暖化の影響?

スジアラ
ニセカンランハギ

枝サンゴは奥の方が元気な感じ。トノサマダイ、ミズジチョウチョウ、アケボノチョウチョウ、スミツキトノサマダイ、トゲチョウチョウ、ミツボシクロスズメダイ、フタスジリュウキュウスズメダイなどなど。

ソラスズメダイ、トノサマダイ、ミズジチョウチョウ、ミツボシクロスズメダイ、フタスジリュウキュウスズメダイ
スミツキトノサマダイ、ミズジチョウチョウ、トゲチョウチョウ、アケボノチョウチョウ

2本目は湾内で1番穏やかな尊ノ島。

防波堤近くから砂地に降りると、物陰から小さなオオモンハタがこちらをうかがってます。

オオモンハタ

防波堤の先端に行くと、キビナゴの群れ。それにブリやカンパチがアタック。

キビナゴの群れ
キビナゴの群れとブリ

まさか湾内でそんな光景が見られるとは、しばらく見入ってしまった。

カンパチ
ブリ

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りょう
りょう

1959年生まれ
東京都世田谷区出身

40を過ぎてから、いきなりダイビングに目覚めて2*年…。今は西伊豆・田子のシーエッグ ダイバーズで非常勤スタッフやってます。

普段は物流の仕事で大型に乗ってます。通勤もほぼプリウス、運動不足かも…。

西伊豆・田子 エリア情報

伊豆半島・田子
シーエッグ ダイバーズ

〒410-3515
静岡県賀茂郡西伊豆町田子2385-1
Tel:090-6130-1276

www.seaeggdivers.com

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