期間限定 - 八ック謎ナゾ生命体The Diving Junky Magazine

花祭り

3月下旬から4月上旬まで、八丈島ではフリージア祭りが開催されていました。

フリージア祭り、ご存知でしたか?

八丈島に長く住んでいると、八丈島の観光スポットやイベントなど、一般的にはどの程度知られているのか、よくわからなくなります。今年で第48回とのことですが、少なくとも私が八丈島に来たばかりの頃は、全く知りませんでした。

私には、大島の椿祭りの方が有名、という印象があります。椿祭りは今年で第58回だそうですから、どちらも私の物心がつく前から開催はされていたのです。それなのに椿祭りの方がフリージア祭りよりも知名度があるように思えるのは、もしかしたら「椿祭り」が大島以外の場所でも開催されているからかも知れません。山口県や愛媛県など、いろいろな所に椿祭りがあるそうですから、「椿祭り」という言葉をどこかで耳にしたことがあったのでしょう。

そもそも椿は日本原産で、特に江戸時代には宮中や武家屋敷、神社仏閣で盛んに植樹されていたようです。まだ冬の寒い時期に赤い花を咲かせ、歌にも詠まれ、目にも耳にも触れる機会が多く馴染み深い花です。それに比べてフリージアはアフリカが原産、オランダで品種改良が進んだ園芸品種が持ち込まれたものです。フリージア祭りが回を重ねていても、フリージアそのものの歴史が浅いので、何となくピンとこない感じがするのかも。

それでも、お祭りの期間中、大手旅行会社から送り込まれた団体のお客様も含め、多くの人たちがフリージア畑を訪れて、賑やかで和やかなムードに包まれていました。私が行った時には、まだ三分咲き程度。晴れてフリージアの後に八丈富士が気持ちよく見えました。この畑は、観賞用のスペースと、摘み取り用のスペースに分かれていて、摘み取り用のスペースでは、訪れた人達がめいめいに好きな色のフリージアを摘み取ることができます。中には欲張って、腕いっぱいに抱えるほど摘んでいる人もいました。

畑の中にある小さな小屋の中にはオシャレなカフェがあり、八丈ならではのお土産ものが可愛く展示されています。そして小屋の外では、黄八丈の着物を来た人達が、どんどこどんどこ八丈太鼓を叩いて雰囲気を盛り上げます。

八丈富士見えるフリージア畑

そして、この祭りの最終日。

まだ咲き残っている大量のフリージアの花びらを使って、初めてインフィオラータのイベントが開催されました。インフィオラータというのは、元々イタリア発祥で、花びらを使って巨大なアートを作成するイベントです。

余談ですが、東日本ではインフィオラータ・アソシエイツという会社が各地でこのイベントを開催していて、この会社の所在地が八丈島、代表の方は私の講習生なのです。

通常はバラの花びらを使用しているようですが、今回は40万本のフリージアを使用。そして下絵となるアートのデザインは、八丈島高校の美術部が作成したそうです。

ちょうどマリンダイビングフェアと日程が重なって私は上京中だったため、お留守番をしていた親方に写真を撮ってきてもらいました。アートは空港のロビー、町役場のイベントホール、町役場内のスペースに展示されていました。

大量のフリージアの花びらを使った巨大なアート
大量のフリージアの花びらを使った巨大なアート
大量のフリージアの花びらを使った巨大なアート

八丈島らしいデザインがいっぱい。

フラダンスが盛んなので、アートの回りにはレイに使われるリーフが飾られていました。

このイベントも、フリージア祭りとセットで、長く続くと良いですね。そしたらきっと知名度が上がっていくと思います。

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水谷
水谷 知世

昭和40年代生まれ
兵庫県出身

一見、負けず嫌いで男勝りというイメージだが、実は繊細な女性らしい一面を持つ、頭の回転はレグルス一番!!の頼もしい存在である。(レグルス親方・談)

伊豆諸島・八丈島
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