謎のカニダマシ

新年明けましておめでとうございます!!今年も宜しくお願い致します!!

串本では正月に欠かせない餅つきで使用する臼のようなミズガメカイメンが有名なポイントがあります。少し前までスリバチカイメンと言われていたカイメンで、周りにはいつも魚達が好んで集まります。なぜならば1日に凄い量の海水を側面から吸い込み、内部から火山が噴火するように吸い込んだ海水を放出することにより海中に浮かぶ有機物を吸収し、捕食目的とともに海水のろ過作用などが行われ、ここで起こる水流が生物にとって住みやすい環境になっているからです。

前回お伝えした青いカニダマシの宿主もミズガメカイメンで、まだまだ気になる生物が他にも住んでいます。なかでも多いのがタレクチウミタケハゼで個体数を数えだすと限がなく数十匹まで頑張って数えたのですが諦めました。。。普段はカイメンの側面に居る事が多く単体での撮影になってしまいますが、海が荒れウネリが大きく入る台風時にはカイメンの内部に集結します。ウネリから身を守る術なのかミズガメ状のカイメン内部へ逃げ込み身を寄せ合う姿は、体育館へ非難する人たちを連想させる面白い行動も見れ、カイメン内では多くのドラマが垣間見ます。

その他、青いカニダマシ、サクラコシオリエビ、プロポントニア・ペルシダ 、謎のカニダマシ、変なエビなどなど住んでいますが、名前のわからない生物も多く、撮影後「?生物フォルダ」へ、ドラッグ&ドロップされます。

「?生物フォルダ」内で最近気になっているのが写真のカニダマシで今現在2個体います。一見地味ですが良く見ると第二触角鞭状部といわれているヒゲの部分が紫色で甲は薄いオレンジベースに水色のラインが入ったキレイな背中をしているので、カニダマシストの私には堪りません!!

串本では数少なく珍しい生物です。詳しい情報、ご存知の方がいましたら是非教えて下さい〜〜!!

それでは、今年も皆様にとって良い年でありますように!!

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上田
上田 直史

1981年12月20日生まれ
福岡県田川市出身
ガイド会所属

海から程遠い福岡の盆地で生まれ海への憧れが強く学生時代に日本海でライセンスを取得。

その後和歌山へ移り串本の海に魅せられ住民票を移してしまった窒素吸収男児。

和歌山・串本
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