達成感のある魚

ただ今、ザトウクジラをはじめ、ハンマーヘッドシャーク、マンタ、等の大物シーズン真っ只中の久米島より田中伸です。

しかも今期は、バショウカジキに遭遇するというビックなサプライズが2度も起こり、久米島の海のポテンシャルを改めて認識しています。

そんな大物シーズンになんですが・・・

個人的に大物を当てるのと同じくらいガイドとしてこれを紹介し、撮影してもらうことに達成感を感じている魚がおりまして・・・この時期に大物の画像で書かないのってどうなんだ・・・なんて思うのですが・・・いっちゃいます!!

ニセスズメ属の一種
Pseudochromis sp

体長3mクラスの生物で盛り上がっている時に、体長約3cmのニセスズメ属の一種の紹介です(笑)

ボス曰く、存在は18年程前から確認していたそうですが、未だに名無しの魚です。僕らの中では美しい体色から、通称「ハナダイメギス」なんて呼んでます。

薄暗いケーブ内の壁面に棲息しており、性格はとにかく神経質で光を嫌う魚のため、観察及び撮影は困難を極めます。

一人で撮るならアプローチの方法もわかっているのでコンデジでも何とかなるのですが、お客様に紹介し、且つ撮影してもらうとなると、なかなか手ごわいやつなんです。

これが観察できるポイントはこれ以外にも見所満載なポイントであるため、この子の持ち時間はせいぜい長くて7分。ファーストコンタクトが勝負の分かれ目です!!

最初がうまくいき、ゲストにその存在を確認してもらえたら、次は撮影をしてもらいます。被写体にピントを合わせようとするとある程度の明るさが必要ですが、薄暗い棲息環境に加えて、極端に光をきらうということから、まともにライトを当てようもんなら一瞬でおさらばです(笑)

なのでライト中央部の明るいところは外して一番外枠のほんのり明るいところを使って居場所を確認しながらも中央部の明るい部分も利用して撮影がしやすいように魚を動かします。どうにかしてこの美しい魚を皆さんに紹介したい、とかねてから思っており、光をきらうという習性を逆手に取ったこの「秘技!ライト誘い込みの術」にようやくたどり着きました(汗)

こういった試行錯誤もガイドのやりがいだったりしています。

なので大物ではなく、北風が吹く時期のメインのポイントで観察できるこの子に今回は焦点をあててみました。

ゲストのリアクションはザトウやハンマーやマンタに比べると当然薄いのですが、機会を見計らってめげずに紹介しようとおもいます(笑)

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" 達成感のある魚 " へのコメント

  1. fumika.s: 2012年3月5日 11:00 AM
    avatar

    キレイな子を見せていただき、ありがとうございました!
    初めてみました!初めて見る子は、ひっきりなしに連写してしまいます。
    ご一緒していたは○しさんには、「撮影の仕方が、AB型でしたね(笑)」なんて言われちゃいましたが、私、これでも!?A型です(笑)。
    久米島の海、ますます好きになりました!また、ガイドしてください!宜しくお願い致します。

  2. ゆうすけ2012年4月1日 10:41 AM
    avatar

    1番たいへんな種ですよね。昔からツヨシもけっこう撮ってたが、デジタルで、撮りまくるしかないね。こいつら撮りまくるって、えんえんとファーストコンタクトにかけるしかないけど、、住んでる人間しかできないので、よろしく!。ゆうすけさん、写真つかってください!というのを待ってます。

  3. しん: 2012年4月1日 8:34 PM
    avatar

    fumika.s様
    お返事おそくなりました。
    その節はきれいに撮って頂いてありがとうございました!
    あの日の状態は自分でもかなり上出来でした(自分でいうな 汗)
    ちなみに僕は頻繁に「B型」と言われますがこれでもA型です(笑)
    ぜひまたガイドさせてください!
    ひとまずパーティーでお会いしましょう!

    ゆうすけ様
    うぉーーーーー(燃)
    ゆうすけさんに「よろしく」なんて言われたら・・・

    メギス燃えますね。
    じゅんぺいさんが「メギス」だの「ティーバック」(笑)だのと
    言っていた意味がようやく分かってきました!
    つよしさんからじゅんぺいさんに受け継がれていた
    血が僕の中に流れ始めたのだと勝手に思っています。

    お会いできるのを楽しみにしています。

田中
田中 伸(たなか・しん)

1982年5月20生まれ
島根県西部の山奥出身

山河に囲まれた環境に生まれ自然への好奇心は幼少期に確立されたものと思われる。学生時代に出会った沖縄の海に魅了され勢いでダイビングの世界へ飛び込む。都会から海へと通う生活を続けていたがガイドの目線でもっと海を見つめたいという好奇心から勢いで久米島へ。沖縄の太陽光と、「すべてはこの一本の為に」の精神を吸収しながら、日々精進で御座います!!

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