静浦の海中から感じる春の訪れ
浅瀬は、通常はサンゴの勢力多い環境ですが、この時期は、写真のフクロノリを始め、ホンダワラ、ヒジキなど海藻が勢力拡大してきます。
今月の写真がまさにそんなのを表現しています。
皆さんがイメージする「春濁り」という言葉もありますが、ここは意外にも、水は綺麗なんですよ。
そしてマクロも、水温が一番下がる2月〜3月は、深場の生物も出現します。
写真のゴルゴニアンシュリンプも、毎年のこの時期の人気生物です。
毎年、黄色黒柄のものが多いですが、今年は初の紅白バージョンが出現しました。
こんな海中環境や、生物を観るようになり、陸上で水面休息していると、ポカポカ陽気。
春の訪れを感じるんです。
八木 かつのり
1970年3月26日生まれ
岐阜県郡上郡八幡出身
ガイド会所属
20年間活動した東伊豆川奈にある「川奈日和」を後継者に託し、2020年より拠点を西伊豆に移し「ふらら日和」を立ち上げる。平沢・静浦をホームに活動再開!
ガイド業の傍ら、水中撮影にも没頭し、作品も図鑑、ダイビング雑誌、WEBマガジン、新聞社、TV番組などで多数使われています。
伊豆半島・平沢/静浦
Nature Guide Service ふらら日和
〒410-0233
静岡県沼津市西浦久連436-19
Tel:0559-19-4485
バックナンバー
- 2024.1:謹賀新年
- 2023.12:これからどんどん良くなるポイント
- 2023.11:静浦の飛び根の季節
- 2023.10:水温高騰による生物の変化
- 2023.9:あつかった夏!
- 2023.8:暑中お見舞い
- 2023.7:卵への愛、、いろいろ。
- 2023.6:平沢特有の潮流
- 2023.5:夏休み前に
- 2023.3:静浦の海中から感じる春の訪れ
- 2023.2:絶好調の淡島
- 2023.1:本年もよろしくお願い致します!
- 2022.7:バトンタッチ
- 2022.6:海で元気を!
- 2022.5:わびさびーち
- 2022.4:生息域の共有
- 2022.3:ひとあしおさきに
- 2022.2:海中の新緑
- 2022.1:進化の年
- 2021.12:20mの根
- 2021.11:背景に溶け込む魚
- 2021.10:コンデジで撮る平沢の海
- 2021.9:平沢西口のウオウオウオ〜な魚影!
- 2021.8:それぞれの夏
ガイドのつぶやき
- 三浦半島・葉山から
- 真鶴半島・湯河原から
- 伊豆半島・伊東から
- 伊豆半島・川奈から
- 伊豆半島・伊豆海洋公園から
- 伊豆半島・大瀬崎から
- 伊豆半島・平沢/静浦から
- 伊豆諸島・八丈島から
- 静岡・三保から
- 紀伊半島・尾鷲から
- 和歌山・串本/古座から
- 高知・沖の島から
- 鹿児島・屋久島から
- 沖縄・本島から
- 沖縄・久米島から
- 沖縄・西表島から