バックナンバー

  • 2012年2月:第一話 水棲生物と水中環境(視界不良エリア)

    前段 ワタシたち人間は、普段は陸上での生活をしているため、違う環境へ身をおいた場合、大半の状況においてストレスを感じます。 水中であれば、呼吸、視界、圧力、浮力、体温の損失などによる物理的な制限を受けます。つまり、通常私… 続きを読む »


  • 2012年1月:「生態の迷路」序章

    生態をググると「学」か「系」が付き、その関係分野で括ると、繁殖生態学や水生生態学が僕らの職域にヒットし、河川生態系や海洋生態系がその活動のエリアとなります。 生態:生物が自然界に生活しているありさま。人間の、社会生活にお… 続きを読む »


  • 2011年12月:終章 研究のこれから

    このシリーズは、これにて一旦終了しますが、研究は終わりなく続きます。 現在進行形の研究は、ここから数段階もレベルを上げた状態で続行しています。これ以上、書く事でお調子者の僕が「つい」重大な守秘事項を漏らしてしまう可能性が… 続きを読む »


  • 2011年11月:第四話 索餌行動の考察と謎解き(後編)

    話しを元に戻して、ならば保有毒は防御毒としての効果は、あまり期待出来ないという結論に達します。 であれば、フグ毒は何の為に作られているのでしょうか?さぁ難しくなってきました。誰か、この謎を解いてみて下さい。それが分かれば… 続きを読む »


  • 2011年10月:第四話 索餌行動の考察と謎解き(中編)

    毒を持っている生物は、進化の過程からすると、比較的新しい生物から見られる様になります。 一体どうして、体内に「毒」を持つ必要性が出てきたのでしょうか?そんな事を考えたこと、ありますか? 人間が毒を吐く(笑)のは、ストレス… 続きを読む »


  • 2011年9月:第四話 索餌行動の考察と謎解き(前編)

    トゲモミジガイの時間帯による水深分布傾向を調べる事で、索餌行動が明らかにされ、そこから何を食べているかが分かり、その胃内容物に毒化原因餌生物が含まれていないか? 索餌された物質が年間を通じて変化していないか? その変化が… 続きを読む »


  • 2011年8月:第三話 調査方法(後編)

    もちろん、開始時間を終了時間の長さは関係があります。その日の天候によっても出現率に変化は見られますが、昼間の調査でも、夕方に近づくに連れてトゲモミジガイが見られる様になってきたり、冬の季節であれば、日没の時間が早いため、… 続きを読む »


  • 2011年7月:第三話 調査方法(中編)

    さて、本題の個体数と分布の目視観察および、夜間は加えて行うサンプリング作業に関する内容を記述してみます。 海岸の汀線に平行して、決められた基準線から沖合に向かって、10m間隔に3本のライン(巻き尺)をセットします。初めに… 続きを読む »


  • 2011年6月:第三話 調査方法(前編)

    ライントランセクト法が今回の調査方法でした。 1m四方の方形枠(塩ビのパイプを正方形に組み合わせたもの)を基準線の左右に展開して、その中にいるトゲモミジガイ、モミジガイ、更には対象区としてイトマキヒトデの数もカウントしま… 続きを読む »


  • 2011年5月:第二話 TTX中毒

    1979年12月に静岡県清水市(当時)三保で獲れた食用のボウシュウボラ(ホラ貝の一種)を食べて中毒者が出ました。 肝膵臓(肝臓と膵臓が一緒になった器官中腸腺)の部分を食べて、まもなく呼吸が麻痺し、重体に陥ったという新聞記… 続きを読む »


  • 2011年4月:第二話に行く前に

    まさか、こんな途方も無い震災が起きて、このお話しが中座するとは考えもしませんでした。 僕は、3/11のあの瞬間、三保で潜っていました。 2日前に地震があり、対岸の火事程度に思っていましたが、エントリー前に海岸に夥しく打ち… 続きを読む »


  • 2011年3月:第一話 フグもTTXで死にます(後編)

    ここで面白いので、話しを脱線させましょう! 「生物学的な死?」...死って他にも分類されるの?あります。分野によっては、もう少し細かい区分けがあるかも知れませんが、大きく分けると、心肺停止の状態である臨床死(CLNICA… 続きを読む »


  • 2011年2月:シリーズ第5弾「毒」

    シリーズ第5弾は、自分が研究として取り組んでいる「フグ毒」(テトロドトキシン以後TTX)に関して書いてみました。かれこれ6年ほど前から、東海大学海洋学部斎藤研究室のお手伝いをしながら感じた事、見た事実、実証できた事、考察… 続きを読む »


  • 2011年1月:第七話 海洋環境的生物多様性(総括・後編)

    謹賀新年、今年も豪海倶楽部&ライターズ及び鉄 多加志をよろしくお願いいたします。 さて、新年の挨拶も済んだ事なので、早速前号の続きをお送りいたします。新年早々いきなり暴露ネタみたいな話しで恐縮ですが、これって大事な事なん… 続きを読む »


  • 2010年12月:第七話 海洋環境的生物多様性(総括・前編)

    最後に、僕なりに「生物多様性」をまとめてみたいと思います。 まずは、歴史のお勉強から。92年5月に生物の多様性に関する条約の採択がされました。リオデジャネイロで開催された「地球サミット」です。ここで、行われたスピーチが、… 続きを読む »


  • 2010年11月:第七話 海洋環境的生物多様性(後編)

    確かに「生物多様性」を環境的な観点で勝手に考えてしまうのは、こちらにも都合があるからなのかも知れませんが、生態の歯車あるいはベースコントロールによるバランス調整を含んだ、もっと深い意味合い(愛)があるのかと...。 もち… 続きを読む »


  • 2010年10月:第七話 海洋環境的生物多様性(中編)

    ググったりヤホったりしていただけば、即座に有識者と言うか、上から目線の人たちが考えている「生物 多様性」について知ることができます。非常に上手い導入と言うか、啓蒙の仕方をしていますね。近年、年間3万種以上の生物が絶滅し、… 続きを読む »


  • 2010年9月:第七話 海洋環境的生物多様性(前編)

    そろそろ、このガイドの観点に立脚したお話しもネタが尽きてきました。 もちろん、このままダラダラ続けることは可能ですが、折角ここまで良い緊張感を保って(笑)書いてきたのに...そんな事をしたら台無し(既に何度もダメにしてい… 続きを読む »


  • 2010年8月:第六話 ガイドの技(第7編)

    ゾーン これは、技と言う領域を超えたある種の「パワー」です。武道の世界ならば「奥義」といえるかも知れません... ありゃ?ちょっと違和感がありますねぇ〜、そうです!到達する「境地」の方がしっくりきます。 長年ガイドをやっ… 続きを読む »


  • 2010年7月:第六話 ガイドの技(第6編)

    チャクラ(第六) 「第三の眼」とも呼ばれる、この比喩的な表現は、2つの眼を超える領域で、物事を見据えたり、見えないものを感覚的に捉えたりすることができる能力を示します。 神仏などの額に、ホクロのような突起や時として宝石が… 続きを読む »


※ 2010年1月以前の記事は、こちらをご覧ください。

鉄
鉄 多加志

1965年生まれ
清水出身
ガイド会所属

生まれ育った環境が、都市部?の港湾地域に近く、マッドな環境には滅法強く、泥地に生息する生物を中心に指標軸が組み立てられている(笑)この業界では、数少ない芸術系の大学出身で写真やビデオによって、生物の同定や生態観察を行う。

通称「視界不良の魔術師」

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Tel:0543-34-0988

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