ゆうすけ的エッセイThe Diving Junky Magazine

お薦めのセット

ワールドダイブの新型シェルタイプのドライは、Zeroのもこもこインナー IW3000と共に活躍したのでご報告だ。

いくら北の宮城とはいえ、夏のうえにこのセットで潜ったわけで一切冷えなかった。どちらかといえば、陸の暑さが問題な訳で、シェルタイプって、ぶかぶかでネオプレーンみたいに締め付けもないし、かなり暑くても耐えられた。6.5mmのツルのスーツより暑くない感じで、水中ではまったく冷えないので、疲れがなくて、じじいにはお薦めのセットだ。

水温13度ぐらい、真冬の伊豆まではこのセットでばっちりそうだ。IW3000もかなり優れモノで、濡れても乾きは早いし軽いし、冬でもこれ1枚着てたら、全然寒くないので、着たきりスズメ状態なら、ぱっとこのドライ着るだけですべてオーケー。

楽だわーーって、この頃このフレーズが1番多い自分のような気がするが、北の冬以外、楽ーーに潜れるってのはありがたい。シェルドライの生地も、もこもこIW3000の生地とか中身も、新素材でなかなかに優れモノ。やっぱ進化しないとね〜自分のことは棚に上げて・・・

LE550-Wをまた買ってしまった。

今ハウジングは3台。フォーカシングに必要なので、3台持ってたんだけど、1台は古いタイプで、550とか短い240とかの強力なライトに慣れると、前の250は暗く感じる。沖縄なんかだと問題ないけど、今回の志津川ではちょっとストレス。

ストレスに弱い僕は、まんまとイノンの井上君の陰謀に引っかかり、もう1本買ったわけだ。古い240は、BCにつけて予備ライトである。北で潜水時間が長くなると、250の電池2本タイプは少し心配だし。北の透明度の悪い時なんか、僕みたいに1台カメラ置いて撮影しちゃう時なんか、ライトつけっぱなしだと、みつけやすくてよいし、と言い訳は沢山ある。

水中ライト4本あっても、電池がストロボと同じ単3で、充電器をふやさなくてもいける所が単3電池を使うメリットだ。リチウムを使うライトってばかでかいの多いし、旅には辛い。

電池も充電器も安いし、非常の場合はアルカリ電池も使えるし、単3を使っても明るくてある程度持つライトを作れる、LEDを使う意味はここだろうと思っている。

ところで、このライトけっこう強力で、マクロで近くで撮影すると、黄色がかぶる。井上君に相談すると、上のフィルターのオレンジかピンクをつけるとちょうどいいと思いますとのこと。両方試してみたけど、僕はピンクをつけた画像が1番いい感じに感じた。目で見ると、LEDの光は白く感じるのだけど、実際黄色がかぶるのである。

ま〜デジタルだと色温度は調整できるけど、あたってるとこを補正すると背景などにも影響するし、つけたほうが楽。ちょっと気を付けないといけないのは、電池交換で頭の部分を回して外す時に、一緒にフィルターを緩めてしまうと、なんかのはずみで、水中で脱落してなくす可能性あり。(すでにやりました)ので気をつけよう。

吉野
吉野 雄輔

1954年生まれ
東京出身

海と海の生物すべてを愛する写真家。

大学卒業後、アジア、南太平洋、南北アメリカ、カリブ海、インド洋など世界の海を放浪、1982年にフリーの海洋写真家として活動を開始。世界80か国ほどの海を取材、《吉野雄輔フォトオフィス》を主宰。

2009年から日本全国をキャンピングカーの旅をスタート、1年の半分以上は海に潜って撮影している。

吉野 雄輔/photojournalist:
happypai.wix.com/kaitei

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