第101回
今年は、割と多くのシコンハタタテハゼが出現してくれました・・・・。
暗くなり始めた海中は、多くの魚達に安らかな眠りを誘うが、それとは逆に、浮遊生物達の活動のステージとなり、昼の海とは違った生物達の営みを魅せてくれる・・・。
夕方から夜に掛けて、海中で多くのライトを光々と照らし(ライトトラップ)、それに集まってくる浮遊生物(魚の仔魚やプランクトン、イカ・タコやエビ・カニの幼生)を探し観察、水中写真家峯水亮氏やゲストと一緒に撮影してた・・・。
来る10/14-17に開催する2015 Black Water Dive Vol.4 久米島 DIVE ESTIVANTに向けて、段取りの確認や事前調査の為に潜った時の事だ・・・。
1ダイブ90分から120分のダイビングを2本潜って、帰って来るのは午前0時過ぎ・・・・・・(-_-;)
今までも細々とはやっていたけど、今回は、改めて球美の海のポテンシャルの高さを魅せつけられた・・・。
ホタルイカモドキの仲間でオビスジホタルイカ・・・・。外套腹面の発光器が4列にルシフェリン・ルシフェラーゼ反応による発光で、青白い点線が激しく出たり収まったりの連続で、ずっと見ていても飽きなかった・・・・。
この分野の大巨匠である峯ちゃんが、「オビスジホタルイカの生態写真なんて、何処にもないじゃないですかね???」・・・・・何て言うから、萌える燃える・・・・(^_^;)
ウツボ(?)の仲間の稚魚・・・レプトケファルス(レプトセファルス)期・・・。
コモンクダリボウズギスの稚魚と思われる・・・・。大きな胸鰭は、身体が成長するにつれ短くなっていく・・・・。
台風も多く、大変なシーズンでしたが、これからは、更に透明度も良い海になります・・・。
ぜひ、遊びに来て下さい・・・・。
川本 剛志
1965年4月3日生まれ
福岡県出身
ガイド会所属
久米島でダイビングサービスを営むかたわら、ライフワークである、冬に訪れるザトウクジラや各種の魚類、サンゴ、ウミウシ、甲殻類の生態を写真に収め続けている。多数の図鑑雑誌に写真を提供し、エビ・カニガイドブック2-沖縄・久米島の海から-等の著作を持つ。
沖縄・久米島
DIVE ESTIVANT
〒901-3108
沖縄県島尻郡久米島町比嘉160-69
Tel:098-985-7150
Fax:098-985-7151
川本氏へメールで申し込めば、代金先払い&送料着払いで送ってもらえるそうです。サインが欲しければこっちだね!(笑)
BY 編集部
バックナンバー
- 2016.7:第108回
- 2016.6:第107回
- 2016.5:第106回
- 2016.4:第105回
- 2016.3:第104回
- 2016.2:第103回
- 2015.11:第102回
- 2015.10:第101回
- 2015.9:第100回
- 2015.7:第99回
- 2015.6:第98回
- 2015.5:第97回
- 2015.4:第96回
- 2015.2:第95回
- 2015.1:第94回
- 2014.12:第93回
- 2014.11:第92回
- 2014.10:第91回
- 2014.9:第90回
- 2014.8:第89回
- 2014.7:第88回
- 2014.5:第87回
- 2014.4:第86回
- 2014.2:第85回
ガイドのつぶやき
- 三浦半島・葉山から
- 真鶴半島・湯河原から
- 伊豆半島・伊東から
- 伊豆半島・川奈から
- 伊豆半島・伊豆海洋公園から
- 伊豆半島・大瀬崎から
- 伊豆半島・平沢/静浦から
- 伊豆諸島・八丈島から
- 静岡・三保から
- 紀伊半島・尾鷲から
- 和歌山・串本/古座から
- 高知・沖の島から
- 鹿児島・屋久島から
- 沖縄・本島から
- 沖縄・久米島から
- 沖縄・西表島から