ガイドのつぶやき - 伊豆半島・伊豆海洋公園からThe Diving Junky Magazine

色とりどり、カエルアンコウたち

皆さんこんにちは、今年は初頭から全世界を揺るがす新型コロナ・ウィルスという禍で大変な一年となりましたが、その人類史上忘れられない年も間もなく暮れようとしています。

色々と大変な思いをされて、ダイビングどころではないという方も多くいらっしゃると思います。心よりお見舞い申し上げます。来年は少しでも事態が良い方向に向かうよう祈っています。

さて、気を取り直して今月は皆さんが大好きなカエルアンコウの特集です。イロ・オオモン・クマドリの3種類を各色取り交ぜて御紹介します。

今シーズンは特にホームの伊豆海洋公園で、これまで東伊豆では出たことがない大きなサイズが出たり、今まで見たこともない変わった色の個体が出たりと話題が多かったのですが、他のポイントのものも含め11点を並べました。

種名・日付・場所に加え全長を書き添えましたが、あくまでも目測ですのでご了承ください。

イロカエルアンコウ

① イロカエルアンコウ   11月4日 富戸・脇の浜 10㎝

潜る機会の少ない脇の浜のあまり行かないコースで見つけたのと、結構な大きさで綺麗な黄色の個体だったので、サプライズ感はハンパ無かったです。

オオモンカエルアンコウ

② オオモンカエルアンコウ 11月6日 伊豆海洋公園 20㎝

今シーズン複数個体(多分2個体)出たジャンボ・オオモンの小さい方です。肉眼では緑色っぽく見えたのですが、写真に撮ると御覧のような色でした。

オオモンカエルアンコウ

③ オオモンカエルアンコウ 11月8日 伊豆海洋公園 8㎝

オオモンの若齢個体のよくいるタイプです。このサイズも数個体出ました。

イロカエルアンコウ

④ イロカエルアンコウ   11月9日 八幡野ビーチ 6㎝

こちらはイロのよくいるタイプ。イロは原色に近くオオモンは淡い中間色。

イロカエルアンコウ

⑤ イロカエルアンコウ   11月13日 伊豆海洋公園 5㎝

やや青味がかったグレーといえばいいんでしょうか。地味なんですがイロではあまりいないタイプなので、一部のガイドさんの間で密かな人気が・・・。

クマドリカエルアンコウ

⑥ クマドリカエルアンコウ 11月16日 伊豆海洋公園 4㎝

黒クマの中でも鰭の縁のブルーや黄色の点の明瞭さでより美しく見えます。

クマドリカエルアンコウ

⑦ クマドリカエルアンコウ 11月18日 伊豆海洋公園 5㎝

地色は元はほぼ白だったのですが、成長につれてこんな色に変わりました。

オオモンカエルアンコウ

⑧ オオモンカエルアンコウ 11月20日 伊豆海洋公園 25㎝

ジャンボ・オオモンの大きい方です。11点の中で唯一ワイドレンズ&ストロボ2灯焚きで撮影したので、ゴツゴツ感がよく表現されていると自画自賛。

イロカエルアンコウ

⑨ イロカエルアンコウ   11月22日 井田ビーチ  10㎝

これはあずき色というか薄い紫というか・・・、あまり見かけない色です。

クマドリカエルアンコウ

⑩ クマドリカエルアンコウ 11月24日 伊豆海洋公園 3㎝

スター軍団のカエルアンコウの中でも、ピカイチの人気を誇る白クマ参上!

⑪ イロカエルアンコウ   11月25日 伊豆海洋公園 4㎝

変わり種の極めつけはコイツかな〜、抹茶のような深い緑色です。カエルアンコウの名に相応しいカエルのような色ですね。周囲に同じような色の緑藻類が生えていることもあり、見つかりにくいことこの上ない厄介な代物です。

横田
横田 雅臣

1961年11月生まれ
神奈川県横浜市出身

ダイビングとの出会いは学生時代。在学中に伊豆海洋公園ダイビングセンターにアルバイトに来たのがきっかけで卒業後同センターに就職、インストラクター・ガイドとして10年の勤務の後、1994年に独立しGO TO THE SEAを開業、現在に至る。

伊豆半島・伊豆海洋公園
ダイビングサービス GO TO THE SEA

〒413-0231
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