やっと出来るぞ!このテーマ

皆さんこんにちは。今月はまず先月号へのツッコミから・・。

冒頭に『〜〜縁日の盆踊りか〜〜』っていうくだりがありましたけど、縁日って金魚すくいやったり水風船のヨーヨー釣ったりお面とか綿あめとか売ってたりするやつで、夏の地域の行事という共通点はあるものの、盆踊りとは関係ありませんでしたね〜。・・・みたいな夏の話題が遥か昔の懐かしいことに思えてしまうほど、季節は移ろい寒〜い冬がヒタヒタと足音を忍ばせてやってきました。

さて、今月のテーマはそんな夏の名残とも言える季節来遊系の魚達です。10月号の冒頭でちらっと触れたように例年に比べ出現が遅れていましたが、ようやく纏めてご紹介出来るぐらいの数とバリエーションが揃いました。

今回は最近興味を持っている英名と共にご紹介します。

尚、英名について注釈を付けておきますと、英語圏の中でもアメリカ・ヨーロッパ・オセアニア等地域によって同じ魚が違う名前で呼ばれることがしばしばあります。今回はアメリカのFISH-BASEというサイトを参考にしました。

スケロクウミタケハゼ

スケロクウミタケハゼ — Soft-coral goby
写真はまだ小さめの個体で、もう少し大きくなると出始める顔の模様を歌舞伎の助六に見た立てて、日本ではこう呼ばれていますが、英語ではこのハゼが住処にしているウミトサカなどのソフトコーラルがそのまま名前に付いています。

モンツキベラ

モンツキベラ — Redfin hogfish
ベラの仲間は一般的には”wrasse”なのですが、タキベラ属(Bodianus)については概ね”hogfish”(hogは豚)と呼ばれています。成魚は確かに各鰭が赤味を帯びますが、むしろ腹鰭や臀鰭に入る黒斑が特徴的なので、和名の“モンツキ(紋付)”の方がしっくりきますね。

オビテンスモドキ

オビテンスモドキ — Rockmover wrasse
岩場を動き回るベラという意味でしょうか。なるほどその通り、岩にチョボチョボっと生えた海藻の間を縫うようにして泳ぎます。その動きから連想したのは、ジャッキー・チェンの昔の映画『酔拳(ドランクモンキー)』でした。

アカハチハゼ

アカハチハゼ — Blueband goby
和名の由来については赤い鉢巻とか昔の豪族の名前とか諸説があるようですが、調べきれませんでした(すいません、中途半端で・・・)。目の下を横に走る青い線を表した英名の方がすんなり納得できますね。

サザナミヤッコ

サザナミヤッコ — Semicircle angelfish
Semicircleは半円ですので、幼魚から若魚時代の半円模様から名付けられたのでしょう。幼魚と成魚で模様や体色が変わる種類では、成魚の模様を元に名前が付けられることがほとんどなので、この種類の場合は珍しい例かもしれません。

シコクスズメダイ

シコクスズメダイ — Bicolor chromis
写真に撮ると紺色に見える体の前半が肉眼だと黒く見えることから“漆黒”かと思いきや、本州・四国・九州の四国です。英語では二色のという意味のBicolorで、尾鰭の少し手前から色が変わるところがチャーミングです。

クダゴンベ

クダゴンベ — Longnose hawkfish
ゴンベの仲間が何故“hawkfish”(hawkは鷹)なのかはよく判りませんが、鼻っ面の長いゴンベということになります。そしてあまり知られていないかもしれませんが、この魚が日本で初めて見つかったのは何と意外なことに伊豆海洋公園(I.O.P.)なんですよ。

ミヤコキセンスズメダイ

ミヤコキセンスズメダイ — Surge damselfish
Surgeは名詞では「波濤」「大きな波」、動詞では「波打つ」「(波のように)押し寄せる」などの意味がありますが、伊豆に現れる幼魚は大抵波打ち際の背の立つ水深で見られます。そういうことなのかな〜?

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横田
横田 雅臣

1961年11月生まれ
神奈川県横浜市出身

ダイビングとの出会いは学生時代。在学中に伊豆海洋公園ダイビングセンターにアルバイトに来たのがきっかけで卒業後同センターに就職、インストラクター・ガイドとして10年の勤務の後、1994年に独立しGO TO THE SEAを開業、現在に至る。

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