ゆうすけの豪海倶楽部The Diving Junky Magazine

ホホスジタルミの幼魚@八幡野

今月は写真のみです…。

ホホスジタルミの幼魚@八幡野

ラッパウニの幼体

今月は写真のみです…。

ラッパウニの幼体

ワイドレンズにハマってます

婚姻色のヨゴレヘビギンポ 雄

皆さんこんにちは、屋久島の原崎です。・・っとっと違った、伊豆の横田です。

という訳でまずは最近初めて目にしたヘビギンポの御紹介です。ヨゴレヘビギンポの雄の婚姻色で、“汚れ”というにはあまりにも美しい色合いと姿・形です。

尚、ヘビギンポ類についてもっと詳しく知りたい方は、原崎さんのバックナンバーの中の『ヘビギンポ偏愛・全37回+外伝』や、原崎さんが主宰する世界最大にして唯一のヘビギンポのデータベース『ヘビベース』を是非御覧ください。

さてここから本題です。

先日お客様から「もう使わなくなった」ということで、デジタル一眼カメラ・交換レンズ・ストロボ2灯のデラックスセットなどをお譲り頂きました。

これまでカメラといえば古くはニコノスV型、その後はコンデジ(内臓ストロボのみ)しか手にしたことが無く、一眼も2灯焚きも初体験でしたので、ゲストの無い日は練習も兼ねて持って入り、従来のコンデジとの二刀流で撮りまくり、『伊豆の大谷翔平』と(自分の脳内だけで)呼ばれるまでになりました。

今回はその中から10点ほど選んで御紹介します。

ニシキウミウシ

砂地を這うニシキウミウシ。長い旅路の道のりが見えるようです。

オウギウミヒドラ

オウギウミヒドラも全体に光が行き渡るとこんなに綺麗に映ります。

色とりどりのソフトコーラル

色とりどりのソフトコーラルはワイド写真ならではですね〜。

アカエイ

平べったいアカエイは外部ストロボのおかげで陰影が付いて立体的に・・。

ブリマチのメガネ岩

ブリマチのメガネ岩を下から煽って撮るとこんな感じです。

タカベの群

コンデジではタカベの群をこんな風にはなかなか撮れません。

オオアカヒトデ

大赤秀人くん、そんなに堂々と大の字になっちゃって大丈夫なんですか?

シラコダイの群れ

透明度が悪いのがむしろいい効果をもたらして、シラコダイが幻想的に・・。

イシダタミヤドカリ

これも上と同じような条件で、砂場のイシダタミヤドカリを撮ってみました。

トビエイ

大きなトビエイでしたが、かなり近づいても余裕で画角に入ります。

自粛解除

皆さん、お元気ですか〜。

今月の写真は“アナモリチュウコシオリエビ”という、普段は名前の通り岩に空いた小さな穴にステイホームしていて、顔とハサミだけ表に出している種類なんですが、自粛が解除になったのをいいことに、全身を露わにしてしまいました。

アナモリチュウコシオリエビ

18年の歩み&自粛明けの海

皆様、お元気でお過ごしでしょうか?

5/25付けで緊急事態宣言が全国的に解除になり、新型コロナウイルスとの戦いも少しづつ光明が見え始めてきていますが、どうか気を緩めることなく、日々お気を付けてお過ごしください。さて、今月のコラムは…。

当店のサイト内に毎日のダイビングで撮った写真を一日1点ずつ、その日の海況や見られた生物のリストと共に紹介する、通称『日々ログ』と呼んでいるページがあるのですが、緊急事態宣言の発令に伴って周辺のダイブサイトが軒並みクローズになってしまったので、4月半ば過ぎから更新が止まってしまいました。

5月に入っても収束の兆しが見えないので、『日々ログ18年の歩み』と題して過去の掲載写真から一日2点づつ、計62点を紹介することにしました。

多くは豪海クラブでも御紹介したものですが、そうでないものもいくつかありましたので、今回はその中から12点を選んで種名・日付・場所のみ記載します。

各種についての説明は上のリンクから日々ログ・5月のページをご覧ください。5月18日から再開した通常のログの下の方にあります。

カスリイシモチ

カスリイシモチ            2020年1月25日  八幡野ビーチ

メガネカラッパ

メガネカラッパ           2019年10月15日  黄金崎ビーチ

タスキモンガラ

タスキモンガラ           2017年10月2日  伊豆海洋公園

スミツキゴンベ

スミツキゴンベ           2016年10月22日  伊豆海洋公園

ジュッテンイロウミウシ

ジュッテンイロウミウシ       2013年4月26日  伊豆海洋公園

ニシキオオメワラスボ

ニシキオオメワラスボ        2012年9月29日  富戸ヨコバマ

ヒメエダウミウシ

ヒメエダウミウシ          2012年5月19日  伊豆海洋公園

アサドスズメダイ

アサドスズメダイ          2010年9月14日  伊豆海洋公園

カメキウスヘリコブシ

カメキウスヘリコブシ        2007年6月14日  伊豆海洋公園

オキナガニ

オキナガニ             2006年8月28日  伊豆海洋公園

グアムサンゴヤドカリ

グアムサンゴヤドカリ        2005年4月25日  伊豆海洋公園

ヒゲハギ

ヒゲハギ              2002年7月22日  富戸ヨコバマ

いかがでしたでしょうか?今回は選択基準がレア度優先だったので、馴染みのないものが多いかもしれませんが、新鮮味とサプライズ感はあったかと思います。

過去の写真ばかりではなんなので、最後に自粛明けの海から1点出しておきましょう。もしまたこんな企画があったら間違いなく選ばれる凄いヤツです。

ハナゴンベの幼魚

ハナゴンベの幼魚          2020年5月25日  伊豆海洋公園

マメマクラ

皆様、お元気でお過ごしでしょうか?

いろいろと御不便だったり、言い知れぬ御不安があったり、普段より神経を使ってストレスが溜まったりと大変な生活をされていると思います。適度にストレスを発散してお過ごし頂ければ幸いです。

伊豆半島は本来でしたらゴールデンウイークを控え、沢山のお客様をお迎えすべく準備に余念のない時期ですが、半島内の観光施設は当然のことながら軒並み休業・閉鎖しており、もちろん私たちダイビング事業者も例外ではありません。

4月は実質的に休業の状態でしたが、半ば過ぎまではリサーチで潜ることが出来ました。

そんな中でも超絶可愛いこんなものをお届けしましょう。

成魚はほぼ見向きもされませんが、幼魚は通称“マメマクラ”と呼ばれ、とりわけ我々現地ガイドの間では特に篤く愛でられるフグの仲間・キタマクラの幼魚です。

キタマクラの幼魚

クロオビエビス

今月は写真のみです…。

クロオビエビス

まだまだ続く甲殻類 and more

皆さん、こんにちは。冬の寒さも峠を越え、春らしい温かい日が多くなってきました。

只今世の中新型コロナウィルスの感染防止で、不要不急の外出は控えるよう国や自治体から呼びかけられるという異常事態になっています。我が静岡県は幸い今のところ(2/25)感染者は出ていませんが、気を付けてお過ごし下さい。

さて、今月のテーマは・・・、3回続いた甲殻類が更に続けられそうだったのですが、それ以外にも話題豊富な海でしたのでこんなタイトルにしてみました。甲殻類=Ⅰ魚類=Ⅱその他の無脊椎動物=Ⅲを各5種類づつご紹介します。

〇 それではまず年末から続く甲殻類特集から。

ツノガニ

Ⅰ-① ツノガニ            2月7日   伊豆海洋公園

大変判り辛い写真ですが、画面ほぼ中央に目が見えます。甲面にカイメンを付着させていて、甲の上部にあるはずの2本の角が完全に覆われてしまっています。

アカマンジュウガニ

Ⅰ-② アカマンジュウガニ       2月8日   伊豆海洋公園

オウギガニ科の中でもひと際サイズの大きいマンジュウガニの仲間で、この個体も甲幅10㎝を軽く超えます。甲羅のボリュームは伊豆のカニでも最大級です。

オオアカハラ

Ⅰ-③ オオアカハラ          2月10日  伊豆海洋公園

見た目の姿・形はほぼカニの『カニダマシ』というグループに属します。心はどうかというと立派な“カニ魂”を持ち合わせています。ギャグですので〜〜!

ナガウニカニダマシ

Ⅰ-④ ナガウニカニダマシ       2月19日  伊豆海洋公園

上のオオアカハラと同様カニダマシの仲間。ウニの周辺に好んで住んでいます。

ナカザワイソバナガニ

Ⅰ-⑤ ナカザワイソバナガニ      2月20日  伊豆海洋公園

ウミカラマツの枝の間に生息していて、一つの宿主に大抵数個体付いています。

〇 続きまして魚類の選りすぐりを・・・。

カタボシオオモンハゼ

Ⅱ-① カタボシオオモンハゼ      2月4日   伊豆海洋公園

目の後ろ(人でいえば肩の辺り)にあるはずの星が薄くてほとんど見えません。

イロカエルアンコウ

Ⅱ-② イロカエルアンコウ       2月7日   伊豆海洋公園

今シーズンはなかなか出なくて・・・、久しぶりに“アタリ”引きました〜〜!

スジハナダイの婚姻色

Ⅱ-③ スジハナダイの婚姻色      2月10日  伊豆海洋公園

スジが出ている時も充分綺麗なのですが、この色合いはまたド派手で超キレイ。

ナメラヤッコ

Ⅱ-④ ナメラヤッコ          2月17日  伊豆海洋公園

モノクロの中にちょっとづつ鮮やかな色が入るこの感じが何とも言えません。

イバラタツ

Ⅱ-⑤ イバラタツ           2月23日  伊豆海洋公園

この時期にこんなのが出てくれて、伊豆のガイドにとってはありがたいです。

〇 最後に甲殻類以外の無脊椎動物をどうぞ。

イボベッコウタマガイ

Ⅲ-① イボベッコウタマガイ      2月5日   伊豆海洋公園

貝殻はあるのですが軟体部分の中に完全に埋没していてとても貝に見えません。

ヨイミヤミノヒラムシ

Ⅲ-② ヨイミヤミノヒラムシ      2月7日   伊豆海洋公園

以前(2017年2月号)にも御紹介しましたが1月末でした。本来温かい海域に生息する種類だと思うのですが、なぜか水温の低い時期に伊豆に現れるようです。

ウミシダの1種

Ⅲ-③ ウミシダの1種         2月7日   伊豆海洋公園

ライトを当てないと赤の部分が黒っぽく見えますが光が当たると御覧のように。

パイナップルウミウシ

Ⅲ-④ パイナップルウミウシ      2月18日  伊豆海洋公園

インターネットウミウシと同じ Halgerda という属で互いによく似ています。

チリボタンガイ

Ⅲ-⑤ チリボタンガイ         2月21日  伊豆海洋公園

片側が岩に固着する二枚貝で、以前から気になっていて今回名前を調べました。

またしても甲殻類特集

皆さん、こんにちは。だんだん寒さが厳しくなってきて、朝起きるのがつらい季節になってきましたが、いかがお過ごしですか。

さて、年末・年始と続いた甲殻類特集ですが、今回も引き続きです。

ケブカヒメヨコバサミ

① ケブカヒメヨコバサミ       1月9日   伊豆海洋公園

浅場にはとても多いヤドカリです。毛深いところが哺乳類的で可愛いでしょ!?

ミナミゾウリエビ

② ミナミゾウリエビ         1月11日  伊豆海洋公園

全長5㎝程で、当初ろくに調べもせずにゾウリエビの幼体だと思い込んだのですが、あとであらためて図鑑を見直すと胸脚の縞模様が不鮮明なことや鮮やかな赤い体色が図鑑の写真や説明にピッタリ一致しました。初めて出逢ったエビです。

イソギンチャクエビ

③ イソギンチャクエビ        1月12日  伊豆海洋公園

毎年数多く現れますが大概サンゴイソギンチャクに付いているので、写真のようにグビジンイソギンチャクに付いているとひと味違ってお得感があります。

ヒメセミエビ

④ ヒメセミエビ           1月14日  伊豆海洋公園

昼間に出ていることはあまりなく、いても亀裂の奥にチラッと見えるだけ。

イボイソバナガニ

⑤ イボイソバナガニ         1月14日  伊豆海洋公園

宿主のムチカラマツにはビシャモンエビ、ムチカラマツエビ、キミシグレカクレエビなども付くのですが、エビ類に比べるとやや人気が低いかも・・。

イソコンペイトウガニ

⑥ イソコンペイトウガニ       1月18日  八幡野ビーチ

金平糖とはよく言ったものです。それにしても見事なカムフラージュ!

クシノハカクレエビ

⑦ クシノハカクレエビ        1月20日  伊豆海洋公園

ザラカイメンの筒の中に住んでいて、この時期は共生率が高くなります。

ヒヅメガニの1種

⑧ ヒヅメガニの1種         1月20日  伊豆海洋公園

どこが“ヒヅメ”かと言うと、ハサミの最先端の噛み合わせのところが馬の蹄の形をしています。トガリヒヅメガニだと思うのですが今一つ自信がありません。

カイカムリの1種

⑨ カイカムリの1種         1月24日  伊豆海洋公園

カイカムリの仲間は同定が難しく、背負っているカイメンを外して甲羅の形や模様を見なければいけないようなので・・・。同業者の方に教えて頂きました。

テブクロイトヒキヤドカリ

⑩ テブクロイトヒキヤドカリ     1月24日  伊豆海洋公園

テブクロの名の由来は胸脚の先端(指節)のみがピンク色であることから。

ガンガゼエビ

⑪ ガンガゼエビ           1月24日  伊豆海洋公園

ウニの棘の間にいるのでなかなか撮りにくいのですが、なんとかなりました。

⑫ モクズショイ           1月25日  八幡野ビーチ

どう撮ってもゴミの塊にしか見えないカニです。⑤や⑥と同じクモガニ科に属するのですが、姿・形が三者三様でこの科の多様性を物語っていますね。

A HAPPY NEW YEAR&甲殻類特集

皆様、新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

まずは年賀状を、ヒオウギガイという二枚貝です。名前といい色・形といい縁起が良いかと思いまして・・。上下に並んだ青く光るつぶつぶは目だそうです。

ヒオウギガイ

続きまして昨年暮れから引き続きの甲殻類特集です。各種にコメントを添えたいところなんですが、余裕なく種名・日付・場所のみに留めます。お許し下さい。

アカスジカクレエビ

① アカスジカクレエビ      12月3日   伊豆海洋公園

アオヒゲヒラホンヤドカリ

② アオヒゲヒラホンヤドカリ   12月4日   伊豆海洋公園

ゼブラガニ

③ ゼブラガニ          12月10日  八幡野ビーチ

アカホシカクレエビ

④ アカホシカクレエビ      12月10日  八幡野ビーチ

カザリサンゴヤドカリ

⑤ カザリサンゴヤドカリ     12月12日  伊豆海洋公園

クリアクリーナーシュリンプ

⑥ クリアクリーナーシュリンプ  12月16日  伊豆海洋公園

アカシマシラヒゲエビ

⑦ アカシマシラヒゲエビ     12月26日  伊豆海洋公園

ユビナガワモンヤドカリ

⑧ ユビナガワモンヤドカリ    12月27日  伊豆海洋公園

ヨコシマエビ

⑨ ヨコシマエビ         12月29日  八幡野ビーチ

クルマエビの1種?

⑩ クルマエビの1種?      12月31日  伊豆海洋公園

テヅルモヅルエビ

⑪ テヅルモヅルエビ       12月31日  伊豆海洋公園

今年が皆様にとりまして良い年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。

年末☆甲殻類特集

皆さんこんにちは。もう年末ですか〜、早いですねぇ。

30年ぶりに年号が代わって最初の、節目の年になった今年は皆さんにとってどんな年だったですか?

さて、年の瀬と特に深い関連があるわけではありませんが、今月はエビ・カニ・ヤドカリなどの甲殻類を特集して今年を締めくくりたいと思いますけど、どぉ?

フリソデエビ

① フリソデエビ          11月8日    八幡野ビーチ

甲殻類の中でもピカイチの人気者。八幡野では例年通り複数個体が確認されていますが、I.O.P.では今シーズンがまだ出ておらずそろそろ出現が期待されます。

ヒメサンゴガニ属の1種

② ヒメサンゴガニ属の1種     11月9日    平沢ビーチ

東伊豆では造礁サンゴ類の枝状群体をほとんど見る機会が無いので、サンゴガニはキサンゴ類を宿主とするベニサンゴガニ属しか見たことありませんが、西では専らこの属です。オオアカホシとかアミメなどのサンゴガニ属も見てみた〜い!

③ フシウデサンゴモエビ      11月11日   伊豆海洋公園

このエビは色合いが地味なこともあってか、おそらくいてもスルーしてしまうことが多いと思われ、観察例は少ないです。同業者の方に教えていただきました。

ツマジロサンゴヤドカリ

④ ツマジロサンゴヤドカリ     11月12日   伊豆海洋公園

今シーズンの顕著な傾向と言っていいと思いますが、温帯適応種であるウスイロサンゴヤドカリ以外のサンゴヤドカリ類を秋口からよく見かけるようになりました。この種類は今のところまだ1個体のみですが、今後機会が増えるでしょう。

ミナミトゲアシガニ

⑤ ミナミトゲアシガニ       11月13日   伊豆海洋公園

伊豆の浅場にゴロゴロいるトゲアシガニの南版です。甲羅の縁のライムグリーンが何とも美しいです。ちなみに本家のトゲアシガニは今年異常な程の大量出現!

オシャレカクレエビ

⑥ オシャレカクレエビ       11月15日   伊豆海洋公園

例年現れるお馴染みのエビ。他の季節来遊系もそうですが、個体が大きいです。

アカツメサンゴヤドカリ

⑦ アカツメサンゴヤドカリ     11月16日   伊豆海洋公園

④やこの後出てくる⑧⑨がほぼ5m前後で見られるのに対して、この種だけ15m程度の水深で現れます。サンゴ礁では特に深い印象はなかったのですが…。

セグロサンゴヤドカリ

⑧ セグロサンゴヤドカリ      11月17日   伊豆海洋公園

④で書いた今年の傾向の中でも特に多く見かけるのがこの種類で、西伊豆の黄金崎や井田などでも確認しています。例年よりも早い時期に大きめの個体が出現。

クリイロサンゴヤドカリ

⑨ クリイロサンゴヤドカリ     11月20日   伊豆海洋公園

⑧のセグロによく似ていて歩脚の色合いが最も判りやすい違いでしょうか。以前はこちらの方が伊豆ではよく出る印象でしたが、今シーズンは押されています。

スザクサラサエビ

⑩ スザクサラサエビ        11月26日   井田ビーチ

サンゴ礁性の種類で、井田のガイドさんに伺ったところ、今年は例年より多く見られるとのことでした。東ではまだ見かけていませんが近い内に出るでしょう。

アシボソベニサンゴガニ

⑪ アシボソベニサンゴガニ     11月29日   井田ビーチ

ベニサンゴガニはキサンゴ類を宿主にしていますが、こちらはクダヤギというソフトコーラルに着生しています。この時は同じ宿主にヨツバネジレカニダマシやアカスジカクレエビなども一緒に付いていて、とても賑やかなクダヤギでした。

アオヤガラの眼

今月は写真のみです…。

アオヤガラの眼

豪華!3本立て

・・・と書けば聞こえはいいのですが、要はテーマを絞れきれないので小分けにしてみましたというのが正直なところです、という訳で皆さんこんにちは。今月はウミウシ・季節来遊系・地味ものの3つのテーマで3種類ずつ御紹介します。

《ウミウシ》—激レアとは呼ばないまでも、比較的出逢う機会が少ない3種。

キイロウミウシ

キイロウミウシ         9月4日    伊豆海洋公園

この色合いを見るとある物を思い出しちゃうのですが、言わずにおきましょう。

ヒメコモンウミウシ

ヒメコモンウミウシ       9月5日    伊豆海洋公園

コモンウミウシとの違いは微妙。観察機会はこちらの方が圧倒的に少ないです。

シロタエイロウミウシの交接

シロタエイロウミウシの交接   9月19日   伊豆海洋公園

ただでさえ珍しい種類の交接シーンは貴重! どうやって惹き合うのでしょうか?

《季節来遊系》—他にも色々出てますが、割とよく撮れたものを選びました。

ハタタテハゼ

ハタタテハゼ          9月7日    伊豆海洋公園

今年は海洋公園や富戸でよく出ています。この個体は偶然の出逢いでラッキー!

チョウハン

チョウハン           9月13日   伊豆海洋公園

数ある季節来遊系のチョウチョウウオ類の中でも個人的に特に好きな種類です。

ミカヅキツバメウオ

ミカヅキツバメウオ       9月14日   黄金崎ビーチ

まるでブーメランのようです。ツバメ・ナンヨウに比べるとレア度が高いです。

《地味もの》—生物豊富で色々目移りする時季だからこそ、敢えてのテーマ。

イトヒキヌメリ

イトヒキヌメリ         9月23日   富戸ヨコバマ

ヤマドリやニシキテグリといった人気者も含まれるネズッポ科に属しているのですが、砂地に生息するタイプは総じて不人気で、ガイドネタになるのはヨメゴチぐらいでしょうか。これまで個人的にはまともに観察した記憶のない種ですが、胸鰭や顔周辺に入るブルーの美しさは一見の価値あり。皆様是非御注目を・・。

オグロエソ

オグロエソ           9月25日   伊豆海洋公園

エソの仲間は雌雄と思われる2匹が並んでいるところをよく見かけますが、3匹一緒というのは記憶にありません。いったいどうゆう関係なのか気になります。

ツリフネキヌヅツミガイ

ツリフネキヌヅツミガイ     9月27日   伊豆海洋公園

これは決して地味ではないと思うのですが、貝類全般が注目度の低いグループなので・・・。40年近く前から存在は知っていましたが、実は初めて見ました。

季節来遊系まだまだ

皆さん、こんにちは。今月も前回に引き続いて季節来遊系の特集です。

前回の“続々”では6月後半から7月でしたが今回の“まだまだ”は8月に見られた種類を御紹介します。

今年の8月は台風が立て続けに発生し、特に稼ぎ時のお盆の期間には10号に居座られて、当店のメインフィールドのI.O.P.は長期間に亘りクローズの状態が続き『凪のお暇』となってしまいました。

それでもお隣の富戸は一度もクローズになることなく皆勤賞で、我々ダイビング事業者にとっては強い味方でした。

“続々”にもたくさん登場してもらいましたが、定番で出ていなかったものや「こんなの出たらいいなぁ〜」という魚たちが満を持して出番を待っていました。

“まだまだ”では最後のウミウシ一種を含めた15種類をとくとご観賞ください。

次はそろそろ『あなたの番です』!

ツノダシ

ツノダシ          8月1日    伊豆海洋公園

証拠写真程度の酷い画像ですがお許しを・・。このサイズ初見です。半透明で着底直後と思われますが、多分翌日にはしっかり色が付いて普通のツノダシになったことでしょう。

クログチニザ

クログチニザ        8月8日    富戸ヨコバマ

よく似ているモンツキハギとは背鰭・臀鰭の後端と尾鰭との間に隙間が無いこと(尾柄部が不明瞭)で区別します。モンツキハギに比べ出現頻度が極端に低いです。

フエヤッコダイ

フエヤッコダイ       8月10日   富戸ヨコバマ

口先が極端に伸びた独特な形と鮮やかな黄色の体色で、逢えると嬉しい魚です。

ツノハタタテダイ

ツノハタタテダイ      8月11日   富戸ヨコバマ

富戸では毎年のように出る定番ですが、I.O.P.ではほとんど見たことないです。

コクテンフグ

コクテンフグ        8月12日   平沢ビーチ

こ、こ、これは地味ですけど大物です。伊豆半島での観察例を聞いたことがありません。知り合いの紀伊半島のガイドさんも見たことないとのこと。紀伊・伊豆での過去の観察情報を御存じの方がおられましたら、是非コメントして頂ければと思います。

クダゴンベ

クダゴンベ         8月13日   井田ビーチ

沖縄や海外などサンゴ礁域の魚というイメージが強いですが、日本初記録はI.O.P.から。

キリンミノ

キリンミノ         8月13日   井田ビーチ

東で見るものより体色が濃いような・・。環境の違いかサイズ(やや大きめ)なのか?

ヒメテグリ

ヒメテグリ         8月14日   富戸ヨコバマ

地味ですがよく見ると美しい魚で、特にオスが背鰭を立てると見応えがあります。

ハワイトラギス

ハワイトラギス       8月16日   富戸ヨコバマ

一度も行ったことがないのですが、太平洋のど真ん中に位置するハワイという場所には昔から密かな憧れを抱いています。名前にハワイが入るだけでスペシャルな感じがします。

ミナミハタタテダイ

ミナミハタタテダイ     8月17日   富戸ヨコバマ

11日のツノハタタテダイと同じく富戸の定番。毎年ほぼ決まった場所に出ます。

ミヤケベラ

ミヤケベラ         8月21日   伊豆海洋公園

ベラ類はこれまで数多くの季節来遊系にお目に掛かっていて、出そうな種類はほぼ網羅されていると思っていたのですが、これは今シーズン初めて目にしました。

ニシキフウライウオ

ニシキフウライウオ     8月24日   伊豆海洋公園

季節来遊系の中でも人気の高い魚です。一度出現すると暫く居てくれる有難い存在。

ヒバシヨウジ

ヒバシヨウジ        8月24日   伊豆海洋公園

この魚は特に思い入れが深いです。1990年から2004年まで刊行されていたI.O.P.DIVING NEWSという雑誌の創刊号の表紙を飾った魚で、当時富戸で初めて出逢って以来なんと30年ぶりの再会でした。まだ大きめの幼魚ぐらいのサイズですが、大きく育ってほしい!

ヒレナガネジリンボウ

ヒレナガネジリンボウ    8月29日   富戸ヨコバマ

以前は専ら西伊豆でしたが、このところ毎年のように富戸に出現してくれています。

マダライロウミウシ

マダライロウミウシ     8月30日   伊豆海洋公園

以前海外(多分バリ)で見た記憶があり、殿塚さんのバリの図鑑で探したらありました。表記されていた学名から辿ると和名の付いている種類であることが判りました。

・・という訳で“続々”と“まだまだ”の対決は、数では20:15で“続々”が勝るものの、レアものや話題性のあるものが続出する“まだまだ”もなかなかの健闘で、甲乙付けがたく痛み分けの『ノーサイド・ゲーム』ということで・・・。

季節来遊系続々登場

皆さん、こんにちは。またまた間が空いてしまいました、すいません。

いきなり本題にいっちゃいますが、今シーズンの伊豆は6月初旬頃から黒潮がよく当たるようになり、例年では8月に入ってから現れ始める季節来遊系の魚たちが6月中旬辺りから見られるようになりました。

今回はそんな南の海のから来た魚たち(ヤドカリ1点含む)をどど〜んとまとめて20種類ご紹介します。

中にはこのカテゴリーに入れていいものかどうか微妙なものも含まれますが、キレイどころの観賞ということでお許しください。

では、日付順に並べます。

カミソリウオ

カミソリウオ       6月15日  黄金崎ビーチ

セナキルリスズメダイ

セナキルリスズメダイ   6月19日  伊豆海洋公園

フチドリハナダイ

フチドリハナダイ     6月21日  伊豆海洋公園

コクテンカタギ

コクテンカタギ      6月21日  伊豆海洋公園

ヨスジフエダイ

ヨスジフエダイ      6月29日  伊豆海洋公園

アマミスズメダイ

アマミスズメダイ     7月1日   伊豆海洋公園

フタイロハナゴイ

フタイロハナゴイ     7月1日   伊豆海洋公園

サラサゴンベ

サラサゴンベ       7月2日   伊豆海洋公園

ミナミハコフグ

ミナミハコフグ      7月3日   伊豆海洋公園

ゴマチョウチョウウオ

ゴマチョウチョウウオ   7月5日   伊豆海洋公園

ネジリンボウ

ネジリンボウ       7月6日   黄金崎ビーチ

アジアコショウダイ

アジアコショウダイ    7月8日   伊豆海洋公園

ツキチョウチョウウオ

ツキチョウチョウウオ   7月9日   富戸ヨコバマ

ハナミノカサゴ

ハナミノカサゴ      7月12日  伊豆海洋公園

ノコギリハギ

ノコギリハギ       7月17日  伊豆海洋公園

スミレヤッコ

スミレヤッコ       7月17日  伊豆海洋公園

トカラベラ

トカラベラ        7月22日  伊豆海洋公園

イロカエルアンコウ

イロカエルアンコウ    7月29日  伊豆海洋公園

ベニワモンヤドカリ

ベニワモンヤドカリ    7月30日  伊豆海洋公園

ヒトスジイシモチ

ヒトスジイシモチ     7月31日  伊豆海洋公園

タキベラ属特集・その他

皆様、大変お久しぶりです。いつの間にか季節は巡って“メリクリ”も“あけおめ”も“鬼は外”もすっ飛ばしてしまい、新しい元号が発表(施行は来月から)されてしまいました。

平成最後となってしまった今回は3月の写真から(ちょっとズルをして4月1日のものを1点含みます)特集を組み、その後に2月・1月・昨年12月から1点ずつ選んでご紹介します。

まずはベラ科 ― タキベラ亜科 ― タキベラ属(Bodianus)の魚を5種類ご紹介します。

細長い体型が一般的なベラ類の中において、この属は比較的体高が高いグループで、魚類図鑑ではベラ類の最初の方に配置されています。英名は一般的なベラ類を指すWrasse(ラス)ではなく、Hogfish(ホグフィッシュ)と呼ばれています。それぞれ種名のあとに学名・英名を添えました。

タヌキベラ

① タヌキベラ Bodianus izuensis Striped pigfish
  3月8日  伊豆海洋公園

伊豆海洋公園(I.O.P.)ではエントリーから近い1番の根周辺では見られことはなく、2番の根やブリマチなど、より潮通しの良い場所を好むようです。学名・種小名のizuensisが示すように温帯種で、I.O.P.産の標本により新種記載された種類です。

キツネベラ

② キツネベラ Bodianus bilunulatus Tarry hogfish
  3月25日  伊豆海洋公園

季節来遊型の種ですが、その中でも他種に比べ毎年数多くの個体が出現します。過去数回ほどほぼ成魚の個体が出現したことがあります。

モンツキベラ

③ モンツキベラ Bodianus dictynna Redfin hogfish
  3月26日  伊豆海洋公園

②と同じく季節来遊型の種でやはり毎年必ず現れます。刺胞動物のヤギ類の周辺に好んで生息しています。

フタホシキツネベラ

④ フタホシキツネベラ Bodianus bimaculatus Twospot hogfish
  3月27日  伊豆海洋公園

①と共にこの属の中では数少ない温帯種です。掃除共生する種でこれまで観察した限りチョウチョウウオ科の温帯種・シラコダイと特に相性がいいようで、よくクリーニングシーンを見かけます。I.O.P.産の個体に基づき日本初記録種として報告された種類です。

タキベラ

⑤ タキベラ Bodianus perditio Golden-spot hogfish 
  4月1日  伊豆海洋公園

②・③と同様に季節来遊種ですが、前2者に比べるとI.O.P.での出現例は非常に稀で、記憶している限りこの30年で数例程度です。このサイズ(3㎝足らず)の個体が出たのは知る限りこれまでで最小です。

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ここからは2月・1月・昨年12月の写真です。

ナメラヤッコの幼魚

ナメラヤッコの幼魚  2月8日  伊豆海洋公園

季節来遊もので、特集のベラ類でもそうですがこの手が2~3月に現れるのは、今まであまりなかったことで、今シーズンの特筆すべき現象と言えるでしょう。

ヒラメの黄化個体

ヒラメの黄化個体  1月7日  伊豆海洋公園

実は昨年末に長年使っていた骨董品のカメラから新しいものに換えました。更にゲストにお借りしたトトメレンズなるものを付けて撮ったのがこの写真です。

ユビワサンゴヤドカリ

ユビワサンゴヤドカリ 2018年12月29日  伊豆海洋公園

暮れも押し迫った頃にエントリー直後の波打ち際で見つかりました。2月のナメラヤッコもそうなのですが、妻・夕起子の発見です。本来サンゴ礁に生息する種で、伊豆大島までは記録がありますが、伊豆半島ではおそらく無いと思います。今回は標本が無いので正式な記録になりませんが、観察例としては北限となるでしょう。

さて、元号も代わることですし、心を入れ替えて来月から欠かさず更新しよう、と今は思っているのですが、どうなりますことやら・・・。

8回分のお詫びとまとめ

皆様、大変お久しぶりです。

すいません、7回も無断でお休みしてしまいました。

忙しかったわけでも具合が悪かったわけでもありません。単にサボっていただけです。

今回も含めた8か月分を各月1点づつ、時間をさかのぼる形でご紹介します。来月から頑張ります。

コウワンテグリの幼魚

コウワンテグリの幼魚  10月30日  富戸・ヨコバマ

マダラタルミの幼魚

マダラタルミの幼魚  9月20日  富戸・ヨコバマ

キジハタ

キジハタ  8月4日  伊豆海洋公園

フサカサゴの1種?

フサカサゴの1種?  7月23日  伊豆海洋公園

ハナタツ

ハナタツ  6月29日  伊豆海洋公園

ハクセンアカホシカクレエビ

ハクセンアカホシカクレエビ  5月11日  伊豆海洋公園

ボウウミヘビ

ボウウミヘビ  4月13日  伊豆海洋公園

トゲカナガシラ

トゲカナガシラ  3月30日  大瀬崎・湾内

ゾウクラゲ

皆さんこんにちは。

こうして文章を書くのも随分久しぶりになってしまいました。

さて今回は先日海で何とも奇怪な生物と出逢ったので御紹介したいと思います。

写真のゾウクラゲという生き物です。

確かにゾウの鼻のような形をしていますね。“クラゲ”と名が付いていますがクラゲの仲間とは全く別物で、分類上は軟体動物門・腹足網つまり巻貝の仲間に属します。

浮遊性の貝類ですぐに思い浮かぶのはクリオネですね。小さくて可愛らしいイメージがありますが、このゾウクラゲは大きさが全長30㎝以上もありました。

世の中にはこんな不思議な生き物がいるんですね〜。

ゾウクラゲ
ゾウクラゲ  2月23日  伊豆海洋公園

オキゴンベの幼魚

今月は写真のみです…。

オキゴンベの幼魚

謹賀新年

今月は写真だけです…。

謹賀新年 朱雀更紗蝦
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