ゆうすけの豪海倶楽部The Diving Junky Magazine

ちょっとひと休み・・・、そして被災地へ

先月はカオラックのハイシーズンからそのままゴールデンウィークのタオ島へと突入した話を書いたが、その後もう一度カオラックへ戻ってシーズンの締めの作業とちゃんとした引っ越しをししてきた。

タイという1つの国に太平洋とインド洋の2つの海があり、それぞれのシーズンがちょうど逆転している事と両方に陣取っている事はとても恵まれた環境なのだが、半年に一度の締め&引っ越しだけは大変だ・・・。

さて、無事に引っ越しも終わり、ホッと一息つける時期がやって来た。仕事がらシーズン中はロクに休めない分、毎年一度この時期にスタッフ交代で休みを取り心身ともにリフレッシュするのだ。

今年のオフは日本に帰国して、北海道(札幌〜知床〜釧路)の食い倒れ旅行と、地元の京都で数日のんびり過ごし、そして被災地の岩手にボランティアダイビングをしに行くという過ごし方だ。

ちょうど昨日、北海道から京都に帰って来たところで数日後に岩手に行く。ちなみに何で岩手かと言うと、ビッグブルーのスタッフのくまちゃんが地元岩手で漁協と協力しながら漁港やビーチの水中清掃活動のボランティアをやっているのでその応援に行くのだ。(くまちゃんの活動はこちら

さて、今回の記事は帰国直前に撮ったタオ島の海の様子をご紹介しよう。

タイでは4月の中旬に気温が一番高くなり、少し遅れて水温も上昇する。例年のこの時期は水温が高くなりすぎてトウアカクマノミが産卵しなくなるのだが、今年は水温があまり高くならなかったおかげでトウアカクマノミが産卵しまくっている状態が続いている。

トウアカクマノミの卵

ビッグブルーのショップの前のビーチに50ほどあるイソギンチャクに200匹以上のトウアカクマノミがいて、バラバラの周期で産卵〜孵化を繰り返す。

長年の定点観測の経験から何時何分にハッチアウトするかを正確に言い当てられるので、かなり簡単にゲストにお見せする事ができる。

今年のゴールデンウィーク中はほぼ毎日どこかのコロニーでハッチアウトがあったので、たくさんのゲストが生命誕生シーンを見守ると言う感動体験ができたのだった。

トウアカクマノミのハッチアウト

日本滞在も折り返し地点を通過した。数日後には被災地に行って頑張るのだ!

タオ島らしさ

先月は自分の記事に穴を空けてしまった。震災の影響でマリンダイビングフェアが延期することになったため自分の予定も急遽大幅変更することになりその調整のためにバタバタと時間を過ごしていて原稿の締め切りを守れなかった。

結局は帰国することにして4つのチャリティーイベントを開催/参加したが、『自粛』で何もしないよりもよほど有意義な結果を残せたと思う。

自分自身が2004年にカオラックでインド洋大津波を経験しており、被災経験者の自分にこそできる発言や行動を起こすのが役目であり、自分の時に受けた恩を返せる機会だと思ったのだ。そしてダイビング屋ができることとして精一杯、海から盛り上げて行きたいと思っている。

こちらタイではカオラックのシーズンを無事に終え、タオ島でゴールデンウィークを迎えている。

やっぱりタオ島の海は魚影が濃いっ!

写真はシェベロンバラクーダの群れだが、今年は特に数が多く魚眼レンズの画角でも群れ全体の一部を切り取る事しかできない。

この写真を撮っている自分の左右や後ろにもまだまだ群れているので360度パノラマ水中撮影できたら面白いだろう。

他にもいろんな種類の群れが混在しており群れ同士の境目のせめぎ合いがそこかしこで見られド迫力だ。

ここにジンベエが突っ込んだら凄いだろうなぁ〜。

バースデーダイブ2

去年の3月号でもこのネタだったけど、この原稿を書いている2月28日は僕の誕生日。

既に誕生日を喜ぶような年齢ではないのだけれど、優しい!?スタッフたちの気遣いで、毎年この日はカメラを持って思う存分ダイビングを楽しませてもらっている。

今年の海からのプレゼントはマンタ(オニイトマキエイ)だった!

1本目のコタチャイ・ピナクルではトラフザメ、ギンガメアジ、ロウニンアジ、カスミアジなどなど、見どころ撮りどころ満載のダイビングを楽しんでいたら最後に巨大マンタが登場!でも、既にエアが無かったのでしぶしぶ浮上・・・

2本目のコボン・ウェストリッジではダイビングの序盤から最後まで3枚のマンタが目の前で乱舞!一番大きいのは体幅が5m近くあり距離が近すぎて魚眼レンズでもはみ出す大きさだった!

マンタ

ピークシーズンを迎えますます面白くなって来たカオラック。毎日快晴、海はベタ凪、魚影も濃くマンタも大当たりの最高のコンディション!・・・なのに、あと残り1ヶ月半でシーズンが終わるのはもったいないなぁ。ラストスパートで潜り倒すべし!

そしてタオ島、2011年はここまでなかなか良いペースでジンベエが登場している。・・・って、2010年の同じ時期に同じ事を書いたにも関わらずその後は歴史的ジンベエはずれ年になったのだった・・・。今年はリベンジできれば良いなぁ。

今年も良い一年になりますように!

ゆっくり休んでね

サンゴの白化を受けて、シミラン諸島の一部のダイブサイトがクローズすることになったのだが、いつもの事ながら一部のメディアは大げさに報道してくれる。あたかも全てのポイントが閉鎖されるかの如く書かれたものもあったが、実際には2カ所のダイブサイトと1カ所のスノーケルポイントのみ閉鎖され、それ以外のポイントはこれまで通り普通に潜る事ができる。

シミランでも特に好きだった『イーストオブエデン』が閉鎖する。しばらく潜れない苦なると思うと悲しいけれど、弱っているサンゴたちにできるだけストレスを与えないようダイバーが入らないことには賛成だ。ゆっくり休んでもらい、近い将来また元気な姿を見せてくれる事を祈っている。

浅い場所ほど水温が高くなったので浅瀬のハードコーラルのダメージが大きかったが、少し深くいくと元気なソフトコーラルは健在だし、アンダマン海ならではの固有種たち、魚影の濃さ、巨岩がおりなすダイナミックな地形、そしてオニイトマキエイなどの大物と、この海にはまだまだ見どころは満載だ。

写真はリチェリューロックのレッドサドルバックアネモネフィッシュ(通称:トマトクマノミ)。イソギンチャクの周辺はびっしりと元気なソフトコーラルが群生している。

レッドサドルバックアネモネフィッシュ

今年もよろしくお願いします

新年あけましておめでとうございます。

アケボノハゼ

写真はインド洋アンダマン海で見られるアケボノハゼ。

おめでたいイメージなので『謹賀新年』のイメージキャラに抜擢。他の海の個体に比べて体色の黄色が強いのが特徴で、シミラン諸島らしくカラフルなコーラルを背景に撮ってみた。黄色と紫でなんとなくゴージャスでおめでたい感じでしょ!?

2011年が良い年になりますように!
楽しいダイビングがいっぱい出来ますように!!

地域限定

早いものでカオラックのシーズンが始まったばかりと思っていたら、もう1ヶ月経ってしまった。今シーズンのアンダマン海は、例年だとシーズン半ばから始まるはずのマンタが頻繁に出没しジンベエもちらほら出てくれ、天候は安定していてかなり良いスタートを切っているのだ。

アンダマン海の楽しみ方は、ダイナミックな岩の地形、華やかなソフトコーラル、魚影の濃さ、大物との遭遇などなどいろいろあるなかでも外せないのがインド洋やアンダマン海の地域限定の種に出会える事だ。最近、日本のショップで現役で働いているガイドさんが個人的に遊びに来たりゲストを連れてツアーに来てくれることも多い。日本の海で潜り慣れていて魚の名前に詳しい人たちだからこそ、『あれっ、見慣れた種と少し違うぞ・・・!?』ということになり、大物や地形そこのけでフィッシュウォッチングに夢中になってしまう人もいる。

太平洋バージョンとの違いが判るかな?

テングチョウチョウウオのインド洋バージョン『ガードナーズバタフライフィッシュ』。テングに比べて体側の黒い部分がぼやけているのが特徴。
ミカドチョウチョウウオのインド洋バージョン『トライアンギュラーバタフライフィッシュ』。尾びれの模様が微妙に違う。
イッテンチョウチョウウオのインド洋バージョン『インディアンティアドロップバタフタイフィッシュ』。これは判り易いと思うが、インド洋のは全身が黄色い。
ミスジチョウチョウウオのインド洋バージョン『インディアンレッドフィンバタフライフィッシュ』。名前の通り尾びれの色が違う。
スミツキトノサマダイのインド洋バージョン『アンダマンバタフライフィッシュ』。体側のブルーの墨の模様が無い。興奮したり夜になると模様が浮き上がってくる。

他にもインディアンバガボンドバタフライフィッシュ、インディアンダブルサドルバタフライフィッシュ、ブラックピラミッドバタフライフィッシュなどなど、チョウチョウウオの仲間だけでも例を挙げたらほんとにキリが無いのだが、せっかくインド洋まで来たからにはログブックに今まで書いた事無い魚の名前をいっぱい書けるというのも醍醐味だ。雄輔さん、今度はインド洋の図鑑も作って下さいね。(笑)

さて、今年も残すところあと1ヶ月。年末年始は怒濤のハイシーズンのど真ん中。ゲストの皆さんと一緒にいっぱい潜って良い年が迎えられますように!

ナイトロックスのすゝめ

いよいよマレー半島の西側に地位するアンダマン海がシーズンインだ。

というわけで、タオ島からカオラックに引っ越しをして、ちょうどこの原稿がアップされる11月1日のオープニングに照準を合わせて毎日開店準備に勤しんでいることろ。

下の写真は数日前に撮ったもので、造船所でメンテナンスと最後のお色直しを済ませ進水式を待つPAWARA号。

カメラ置き場やコンピューター作業デスクなど、かゆいところに手が届くよう細部に至るまでいろいろと改良したのでかなり使い勝手が良くなっているはずだ。

我がビッグブルーのボートは、クルーズ船のPAWARA号が11月3日からで、デイトリップボートが11月10日からスタートする。この原稿を書いている今はまだ手持ちのボートが無いので、友達のショップのボートに乗せてもらってシーズン前の調査ダイブに行って来たので、撮りおろしホヤホヤ写真で海の様子をご紹介しよう。

シミラン諸島はもともとサンゴが美しい事で有名なエリアだが、この半年間のインターバルをおいて潜ってみると、例に漏れず今回の世界規模の高水温による白化現象の被害を受けていた。被害が酷かったのは浅場(15m以浅)のサンゴ礁で、想像を超える広範囲に渡りサンゴが死滅していた。

この写真、実はこのサンゴは既に死んでいて、白いステージを終え表面に藻が生えているので褐色に見え、まだ形が崩れていないので、一見すると元気なサンゴに見える。残念ながらこうなるともう回復する見込みは無い。

サンゴがやられるとサンゴが無くなるだけじゃなくそこに依存していた生物も一緒にいなくなると考えられるが、そこから生物がいなくなるという意味ではなく、今度はガレ場を好む生物が繁栄するという状況が生まれることになる。サンゴがやられる事やもともといた生物がいなくなる事は悲しい事だが、インド洋/アンダマン海の固有種がたくさんいる海域なので、環境が変わった事により意外なレアものが出て来る可能性があるので、気持ちを切り替え精力的に調査をしようと思う。

一方で、深場(20m以深)のサンゴは健在だった!

ソフトコーラルが美しいというのがウリのアンダマン海なので、20〜30mくらいではこれまで通り楽しめるのでご安心を。

僕自身はまだ潜ってないのだが、人気ナンバー1ポイントのリチェリューロックも白化でやられてるのではないかと心配していたが、既に潜って来た友人曰く、ダメージは至って少なかったということ。何よりのグッドニュースだった。

さて、こうなってしまったからには、俄然!ナイトロックスが有効になってくる!!

知らない人もいると思うので簡単に説明すると、通常の空気タンクに入っているガスは酸素が約21%/窒素が約79%なのだが、ナイトロックスでは酸素の%を上げて窒素の%を下げることで体内への窒素の蓄積による潜水時間のブレーキを遅らせることができるというもの。具体的に言うと、美しいソフトコーラルが残っている水深20m〜30mに安全なプロフィールでより長く滞在できるのがナイトロックスなのだ!

浅場のサンゴが白化でやられた今シーズンは、空気タンクで潜る人とナイトロックスで潜る人との体験の差がとてつもなく大きくなる。真面目な話、ぜんぜん違う深度やコース取りになるので、同じポイントで潜ってもダイビング後の印象は雲泥の差になるだろう。ビッグブルーではクルーズでもデイトリップでもナイトロックスタンクを提供できるので是非とも利用してね!

タオ島らしく・・・

シルバーウィークも終わりタオ島の夏のハイシーズンが一段落したと思ったら、いまさら海のコンディションが上昇し、やっとタオ島らしい穏やかで魚影の濃い海が戻って来た。こんな時はのんびり写真でも撮りに行こう。

とある日のセイルロックの様子。

今年もギンガメが大当たり。いかにも魚影の濃いタオ島らしいシーンだ。

タオ島らしい魚ツキチョウチョウウオが、タオ島らしいブラックコーラル林の中をのんびりお散歩の図。

こんなところにジンベエが突っ込んで来たりシルエットでも良いから登場してくれたら、さらにタオ島らしくなるのだが、今年は記録的なジンベエはずれ年だった・・・

それでもシーズントータルで20回くらいは出ているのだが、昨シーズンは1ヶ月間でこれを上回っていたわけで(豪海09年06月)。そしてたまのジンベエダイブはもちろんガイドをしていることがほとんどで、あとは運悪く陸の仕事を担当していたりで、今年はまともにジンベエの写真を撮れていないのだ・・・

カオラックへの引っ越しまであと数週間を残すのみ。ジンベエさん、タオ島らしく最後に一花咲かせてくれんかね!?

凪 〜 花魁の季節

今年のタオ島、春から夏にかけて、バンコクでのデモ騒ぎ、高水温、サンゴの白化、透明度の悪化(=ジンベエザメどころではない)・・・と悪いニュースが続き、ちょっと凹んでたのだけれど、ここに来て海は凪の状態が多くなり、透明度も上がって来てジンベエザメもちらほら出没し始め、やっと本来のタオ島らしくなってきた。

海が穏やかになると、名物のオイランハゼのディスプレイがオススメ!

ビーチ沿いにあるビッグブルーのショップの目の前、徒歩0分の波打ち際、水深1mほど(潮の干満で変わる)のところにオイランハゼの群生地がある。砂地のテッポウエビの掘った巣穴に共生している。数はかなり多く(ちゃんと数えた事は無いが)ショップ周辺だけでかるく100匹以上はいるだろう。

ここのオイランハゼは観察や撮影のためにとても近寄れることで定評があるが、それもそのはず、このビーチは思いっきり海水浴場であり、ダイビングボートの発着場でもあるので、毎日まいにち、そこにオイランハゼの巣穴があることを知らない人々に踏み倒されているのだ。そんな劣悪な環境下で雑草のごとく暮らしているオイランハゼにとって、気配を殺して慎重に近づいてくるダイバーなんて屁でもないのだろう。

生息密度の濃い場所ではそれだけハゼ同士の関係が複雑になるようで、雄同士の喧嘩や雄と雌の求愛などが頻繁に見られる。

雄同士の喧嘩のシーン。自分の方が大きくて立派だぞ!とヒレを広げて威嚇をする。この時は低空飛行で身体を反らせてディスプレイする。

雌(奥)にアピールする雄(手前)。この時は地面から10〜15cmほど浮き上がりヒレを広げて身体を震わせる。

この時は地面から10〜15cmほど浮き上がりヒレを広げて身体を震わせる。 通常、ひとつの巣穴に1匹ずつ生息しているが、求愛ディスプレイが成功すると雌が雄の巣穴に入って行く。きっと巣穴の中では産卵が行われているのだろうが、残念ながらそこまでは見る事はできない。ま、そのくらいのプライベートは守ってあげないとね。(笑)

オイランハゼはマングローブ林などの泥地にいる事が多いので、砂が黒っぽい、つまり背景が黒っぽい写真が多いが、タオ島のサイリービーチはご覧の通り白っぽい砂なので、背景が明るい絵作りも可能だ。

あと2ヶ月でカオラックのシーズンが始まるので引っ越しだ。同じ海でも年々変わっていくものだ。今シーズンのタオ島は今しか潜れない。ギリギリまで潜りまくろう。

吉報と帰国の話

まずは吉報から。先月号で書いたタオ島のサンゴの白化だが、現在は無事に水温が下がり29度〜30度で安定し、他の海では高いとされるこの水温もタオ島のサンゴ達にとってはありがたい水温ということで、今はどんどんサンゴの色が戻って来ているところ。

クサビライシなど真っ先に白化しはじめた種ほど回復も早いようだ。一時は全体的に真っ白だったのに、今では白いところも目立たないほどになっている。エダサンゴなどは表面に藻が生えてしまい死滅してしまったエリアもあるが、タオ島の大部分のサンゴやイソギンチャクは水温低下とともに生き残る事ができたのだ。本当に良かった・・・。

さて、夏本番を目前に控えた忙しい時期にもかかわらず、ちょっと野暮用ができたので一時帰国していた。貴重な日本滞在を有意義なものにするべく5日間ほど日程は殺人的に予定がギッシリ。まぁその予定の中には単に物欲と食欲を満たすための予定も混ざっているのだが(笑)。

で、今回は豪海倶楽部のメンバーである川奈の八木さんと三保の鉄さんのところを訪ねて一緒に潜ってきた。

川奈へ行ったのは土曜〜日曜日ということもあり噂を聞きつけたビッグブルーのゲスト数名も合流してわいわい賑やかな道中となった。お天気は最高で海は穏やかで透明度も良く水温も24度ほどあり、相当恵まれたコンディション。

特に印象に残ったのは、舵ガ根というポイントで八木さんが『癒しの空間』と紹介してくれた地形&ソフトコーラル&群れと3拍子揃った美しいポイントと、ビーチの海底に咲くウミヒルモの花だ。

ただ、水中カメラを持つゲストが数名一緒だったので優先的に撮ってもらうよう僕は後ろに控えていたのと、たまの自分が撮るチャンスも背後から八木さんのカンチョー攻撃の雨あられで集中して撮る事ができなかった・・・。なので今回は川奈の写真なし。ショップ併設の温泉や熱海の花火大会まで堪能し、まさにダイビング日和で川奈日和な週末を過ごしたのだった。

そして翌日の月曜日は八木さんと僕の二人で三保までドライブ。鉄さんと合流して富士山を望む広々としたビーチポイントで気持ちよく潜ってきた。

月曜日の朝からビーチに出没した怪しい?3人組だけで潜ったので、大先輩の鉄さんガイドのもとアウェイの海でファンダイバーの気持ちを味あわせてもらった。

三保と言えば泥底に生きる生物たちも有名だが、タイでもタオ島には泥地もあるので共通点もあろうかと興味津々で潜った。タオ島には似た環境のポイントあり、かなり親近感を持って潜る事ができたのだった。

特に印象に残ったのはアカオビハナダイ。タオ島にもいるのだが、噂に違わず三保のが断然デカくて立派だった。体長で1.5倍、体全体のボリュームは軽く2倍以上はあるだろう。

そして体色だが、タオ島の個体の黄色い部分が三保のは白っぽかった。色の違いは豪海倶楽部6月号を参照のこと。今回は時間の関係で1本しか潜れなかったがあの泥底は奥が深そうで、自分が日本に住んでいたら間違いなく通う海だ。

鉄さん、八木さん、お忙しい中つきあって下さってありがとうございました。今度はタイにも潜りに来て下さいね。雄輔さんも是非〜!

白化

こちら、タイのタオ島では2〜3ヶ月前から続いた高水温の影響で、サンゴたちが次々と白化し始めた。もともと水温が高い海なので、水温31度くらいまでは当たり前で、その環境に適応したサンゴたちが元気に群生していたのだが、今年は異常気象で水温33度が続き、最高では34度を記録するに至っては、流石のタオ島のサンゴたちも悲鳴をあげたのだった。

クサビライシの仲間、エダサンゴ系、ハマサンゴなどが次々と色を失っていき、そしてイソギンチャクの白化も始まった。白くなっていてもまだ生きていて、早めに褐虫藻が戻れば復活できるが、表面に海藻が生え始めたらアウト。日に日に白くなっていく珊瑚礁で潜りながら、早く水温が下がってくれないかと祈りながら、やきもきする日々を送っていた。

今後、水温が低くなり回復するにせよ、このまま死滅するにせよ、このサンゴの悲痛な叫び、白化したサンゴやイソギンチャクの幽玄な美しさ、今しか見られないシーンを写真という方法で記録しておこうと思った。

普段は褐色のセンジュイソギンチャクだが、白化してくると触手の先端だけに紫色が残り、とても美しいグラデーションとなる。いつもと違う色のイソギンチャクに住むハナビラクマノミのちびっ子が困っているような表情に見えるのは気のせいだろうか。

このミドリイシも白くなってきているけどまだポリプは生きていて、今ならまだ間に合うだろう。でも、もしこのまま死んでしまったら、ここに住んでいるベニサシコバンハゼのちびっ子はどうなるのだろう・・・。サンゴだけじゃなく、それに依存している生物たちにも影響が出るのは確実だ。

エダサンゴは割と早めに白化が始まったので、既に表面に海藻が生え始めているエリアもある。海藻を主食としている魚たちは大喜び!?スズメダイモドキが大量発生している。写真は白化したサンゴを背景にしたスズメダイモドキの幼魚。ちびっ子の頃は可愛いのだけれど大人になると不細工なんだよね・・・。不細工と言えば、アツクチスズメダイも餌の海藻が増えて喜んでいる。

さて、6月下旬現在、この5日くらい前から水温が下がってきて、今は30度で落ち着いている。30度と聞くと高く感じるかもしれないが、これはタオ島では普通の水温だ。ここ数日、サンゴに色が戻ってき始めているように感じる。この後、無事に褐虫藻が戻りサンゴたちが復活できるのだろうか?98年のエルニーニョの時はもっと酷い白化があったが、それでもすぐに復活したという実績もある。大自然の回復力を信じたい。来月の記事で吉報をお伝えできればよいのだが。

和平モード

日本のメディアでもさんざん流れていたので皆さんご存知の通り、こちらタイはバンコクでの赤シャツのデモ鎮圧騒ぎで大変な事になっていた。この原稿を書いている5月末は情勢は沈静化している。

津波の時もそうだったけど、この手の報道の常で、とにかく一番ひどいシーンばかりを繰り返し流すので、あたかもタイ全土がそのような状態になっていると勘違いしてしまう人も多い。日本の知人・友人が心配してくれるのだが、日本より広い(1.4倍)タイの、バンコクというひとつの街の、一部のエリアで、一部のタイ人が行っている騒ぎなので、僕たちがダイビングをしているタオ島なんてのは、日本に例えると東京の国会議事堂前でデモがある時に沖縄の離島にいるようなもので、直接的な影響は無く平穏そのもの。それどころか騒ぎのせいで観光客が減って普段より静かで穏やかなくらいなのだ。天気も良すぎるくらいで、バンコクでは市街戦、タオ島では紫外線に気をつけよう、なんて冗談を言っていたくらいで、皆さんの心配をよそに、毎日元気に潜り倒していたのだった。

さて、そんなタオ島だが、今年のゴールデンウィークはジンベエザメは単発で、期間中たった1日だけ2匹同時出現があったけど、残念ながら昨年のように長続きしなかった。しかし、天気や海況には例年以上に恵まれ、タオ島ならではの抜群の魚影の濃さや独特の水中景観は健在だ。

写真はアカオビハナダイ。

チュンポンピナクルというポイントは、ジンベエやアジやバラクーダの群れなど大物狙いで有名なポイントなのだが、マクロの見所も豊富で、水深30m弱のところにアカオビハナダイの大きなコロニーがある。ここ数年来、個体数がだんだん増えて来て、ちゃんと数えた事ないけど雌雄あわせて軽く三桁はいるだろう。ちょっと珍しく、とても美しいハナダイだが、なかなかチュンポンピナクルでマクロレンズを付けて潜る勇気のある人も少ないので、普段はスルーすることも多い。

雄の方が大きくて美しい模様(名前の由来の赤い横帯など)を持つが、通常はそれぞれのハーレムごとに分散しているので、単体でしか狙えないのだが、たまに数十匹の雄が一カ所に集まる事がありとても華やかになる。そんな時はワイドレンズでもいい感じに撮れるのだで、大物狙いの合間にちょっと紹介したりする。

単体で行動している時、特に求愛行動や威嚇・喧嘩している時には、体色がより濃くなり美しいのでマクロレンズで狙うのもお勧めだ。逆に、雄同士が集団で集まる時はいつもより体色が薄くなっているが、これは和平モードということなのだろう。

赤は赤でも和平モードで集まる魚のほうは大歓迎なんだけどね。

栄枯盛衰

先々月号で、『今シーズンは怖いくらい絶好調!』とか『調子に乗っているとしっぺ返しが来そう』なんて書いてたら、バンコクでデモが勃発。デモはバンコク周辺の一部のエリアだけで、カオラックやタオ島のダイビング現場はめちゃくちゃ平和なのだけれど、それでも、メディアに流れた情報で観光客は影響を受ける訳で・・・

そんな中、迎えたタオ島のゴールデンウィーク(この原稿を書いている今、まさにGWが始まったところ)。

もちろん、デモの影響でキャンセルも出たけど、とにかく人気の集中する時期なので、デモだろうが来てくれるリピーターさんや、キャンセル待ちのゲストのおかげで結局は賑わう結果に落ち着き、毎日忙しいけど、こんなにありがたいことはないと感謝感激。期待に応えられるよう頑張るのみ。ジンベエさん、出番ですよ!(笑)

さて、4月中旬にカオラックのシーズンを終え、GWはタオ島でということで引っ越してきたのだけれど、しばらくぶりに潜るタオ島の印象はというと!?

・水が粘っこく、のほほーんとした海

久々にエントリーしたタオ島の海。うわーっ、これぞ懐かしの(半年ぶりの)タオ島の海の水だ!

身体にまとわりつくというか、なんというか水の粘度が違う。それはきっと魚影の濃さにも関係している。タオ島の海は透明度はあまり良くはないのだが、その分いろんなものが溶け込んで栄養豊富で生物たちにとって餌が沢山あるのだろう。とにかくめちゃくちゃ魚影が濃い。水温は30度を越え、流れもほとんどなく、ゆるーい、まったり、のほほーんとした、ま、そんなこと、僕が勝手に感じているだけかも知れないが、とにかく緊張感の無いリラックスできる海なのだ。

・魚たちの勢力図が変わっている

タオ島の浮かぶシャム湾は閉鎖海域で他からの流入が少ない海で生態系がとても偏っていると言われる。

しかし、たまたま入って来た他の種がその環境にマッチした場合、爆発的に繁殖し蔓延る可能性もある。今回戻って来て、先シーズンと比べて特に増えたなと感じたのはオニアジだった。もともと沢山いたが、今シーズンは明らかに増えたと思う。チュンポンピナクルなどの中層以深、延々と続く河の流れのようなオニアジの流れは、何千匹?何万匹?

クラゲを撮っていたら、背景にいい感じでオニアジの群れが入ってくれたりする。いったい何匹いるのか僕にもよく分からない。

人の世でも栄枯盛衰は世の常。バンコクでは赤いシャツと黄色いシャツが己の勢力図をかけて戦っている。

ゆるーい、まったり、のほほーんとした、微笑みの国タイランドと呼ばれる本来のタイらしいタイに戻って欲しいものだ。

一刻も早い平和な解決を待ち望んでいる今日この頃・・・

賑やかな日々が続く

ただ今アンダマン海のハイシーズンまっただ中なのだが、タオ島のシーズンもスタートし始めたので、うちのショップが年間で特に忙しくなる賑やかな季節を迎えている。

海はベストコンディションと言えるほど安定しており、今期はジンベエこそ不発だが、透明度、魚影の濃さ、サンゴ、ジンベエ意外の大物、マクロ、レアものと、海の中も賑わっていてガイドしていても手応えがあり楽しい。ここに来て、いったん減っていたスカシテンジクダイやキビナゴが再び増え始め、ソフトコーラルに絡んで美しい。

それを狙うハンティングも盛んで見応えがある。

そんな中、毎年恒例のマリンダイビングフェアが4月2日〜4日に池袋サンシャインで開催され、毎年ビッグブルーも出展するため日本出張をするのだ。ハイシーズン中ということで、超タイトなスケジュールですぐにタイに戻らなければならないのだが、仕事とは言いながらも、おかげ様で毎年花見は欠かさず、つかの間の母国を楽しめるのだ。

今年特に注目なのが、4月3日(土)に、自分も参加しているガイド会が『ガイド会ライブ』というディナーショーのようなもを催すことだ。雄輔さんをはじめ著名な水中カメラマンさんも参加して下さり、カメラマンチーム対ガイドチームのフォトバトルも企画されていてかなり楽しみ。僕の担当はスライドショーで、我が愛するタイの海の魅力をご紹介させてもらうため、クルーズ船上で夜な夜なこつこつと作っていた作品を披露する。これまた賑やかな楽しい夜になりそうだ。

4月中旬までカオラックのシーズンをやり切ったら、その後タオ島のゴールデンウィークに突入だ。去年はジンベエザメが大爆発だったが、今年はどうかな!?

バースデーダイブ

今シーズンのカオラックは怖いくらい絶好調。

ここ数年、タイではSARSや鳥インフルエンザ、津波、クーデター、空港閉鎖デモなどなど・・・、毎年何かしらのトラブルが起こり、その度に大変な思いをしながら乗り越えて来た。

でも、今シーズンは本当に何もかもがスムーズで、海のコンディションも絶好調。うちのショップでも今シーズンから始めたダイブクルーズが好評で、デイトリップと両立させつつアンダマン海を潜り倒しているところだ。

タオ島のショップも今年はなかなか良いペースでジンベエが出現している。運勢に波があるのならば、今まで耐え忍んできた分だけ今は調子が良いのかもね。

なんて調子に乗っているとしっぺ返しが来そうなので、今年のテーマは『謙虚ダイバー』ってことにしておこうか。とにかく、この調子でカオラックのシーズンを乗り切り、タオ島のシーズンを迎えたいものだ。

さて、この原稿を書いている本日、2月28日は僕の誕生日。ということで、理解あるスタッフたちが仕事を担当してくれたおかげで、この原稿のために思う存分カメラダイブに専念できたのだった。

っていうか、原稿提出が締め切りギリギリですいません・・・

バースデーダイビングは本当に素晴らしかった。今年の海からの誕生日プレゼントはトラフザメだった。コ・タチャイというポイントにはもともとトラフザメがよくいるが、1ダイブで6匹も見るのは初めての経験だし、雌雄のじゃれ合いもなかなかの迫力だった。

しかも、のっけから凄い数のロウニンアジ&カスミアジの群れに巻かれ、ギンガメアジの壁のような群れに遭遇し、そこに何度もトラフザメが突っ込んで来て、夢中でシャッターを切っていたのだった。

さあ、カオラックのシーズンも残すところあと1ヶ月半。
いよいよラストスパートだ!

今年こそ!

あっ!、という間に1ヶ月が発ち、今年ももう2月になっちゃった!今シーズンのカオラックも、残すところあと3ヶ月。これから迎える2月〜3月が海の状態が一番良くなる。

上の写真は、最近のリチェリューロックでの一コマ。今年はジンベエなど大物には恵まれていないが、透明度良し、魚影濃し、サンゴ綺麗、さらにマクロ生物の宝庫と見事に4拍子揃っているのだ。

そして、シーズン後半戦は、マンタシーズンでもある。下の写真は今日撮って来たコボンのマンタ。

とある海のマンタポイントではダイバーが根にはり付くというルールだが、タイの海はその真逆で、水中生物ノータッチルールが徹底しているので、サンゴなど生物が付いている根には触ったら駄目。なので、こちらダイバーは中層で待機してマンタの登場を待つのだ。そんなマンタ狙いのダイビングを『空中戦』と言ったのは誰だったか。たまに流れてしんどいが、いろんな角度から見て撮れるメリットがある。

タイの海は透明度はあまり良くないが、その分魚影が濃く、マンタポイントにもいろんな種類の魚が群れていて、たまにそこにマンタが突っ込んで、それはそれはスゴイ光景となる。でも、そういうシーンって、いつもガイドしている時には見れるが、いざ時間を作って自分でカメラを持って撮りに行く時には出会えない。本当に撮りたいのはこんな薄っぺらい群れではないのだけれど・・・

今年こそ、シーズンの終わりまでに『マンタ+群れ』という目標を達成させたいなぁ。あ、もちろん、『マンタ+ジンベエ』でも良いんだけどね!(笑)

寅年

新年あけましておめでとうございます。
2010年もよろしくお願いいたします。

思い返せば、昨年のこの時期はタイの空港封鎖デモがありゲストの帰国のお手伝いや、その後のキャンセルの対応に追われ、とても大変な時間を過ごしていたものだ。もう5年前になるが、津波被害に遭った年は避難生活の年越しもあった。

それに比べたら、今年はなんて穏やかで平和な幕開けなのだろう!

天気もよく、海も穏やかで、毎日充実したダイビングができている。毎日海に出ていると、体力的にも精神的にも疲れが溜まってくるが、津波や空港封鎖デモの後処理に追われる非生産的な忙しさに比べたら、毎日のダイビングの疲れなんてへっちゃらなのだ。

さて、今年は寅年ということで、我がタイの海にいる虎にちなんだヤツをご紹介。

タイガーテールシーホース

名の通り、尾が虎のしっぽのように黄色と黒の縞になっている。

豪海倶楽部1月号でこの原稿がアップされる頃は、僕はクルーズ船の上で年越しをしている。アンダマン海から昇る初日の出を拝めるよう、大晦日の夜の船上パーティーはほどほどにしないと・・・(笑)

では、皆さまにとって素晴らしい一年になりますよう、そして、素晴らしいダイビング体験ができるよう祈ってます!

ジンベエ・フォトコンテスト2009
2010年1月10日 ホームページ上にて結果発表

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