ゆうすけの豪海倶楽部The Diving Junky Magazine

再海(さいかい)へ向けて

こんにちは、川奈日和のけいいちです!

連日ニュースでは、新型コロナウイルスの感染が拡大を増している状態ですね。。。とても心配な日々です。

当店がある川奈では、先月頭から各ショップ営業休止状態で、伊東市漁協川奈支所も休業となり、現状では海に入れない状態です。。。

暗い話題が多い日々が続き、遠出も出来ず何とも歯痒い状態が続いておりますが、ここで我慢すれば、きっと夏までには、と前を向いて日々過ごしていきましょう!

さて、5月に入り、水中では水温も徐々に上がって、魚達の活動がますます活発になる時期です!

そして、潜水時間も16日から16時30分まで伸びます。日中のんびり3本いけちゃうんですよね♫

これからは見どころ満載なので、1日3本たっぷり潜れるのが嬉しいですね。

先ずは、先月沈めたアオリイカの産卵床が気になるところです。

アオリイカの産卵
アオリイカの産卵

メスをエスコートするオス。その際の目は優しい目をしています。

ここのところアオリイカの産卵は、当たり年が続いてますので、今年も期待です!

人が海に入っていない分、ストレスがないのでもう集まってきていたりするのかな?

考えただけでワクワクしてしまいます♫

アオリイカのオス同士のケンカ
アオリイカのオス同士のケンカ

この時の目は、真っ黒になり体色も黒く威嚇モードになります。

メスを巡るオス同士のバトルは迫力満点!

交接シーンやメスの奪い合いを、漁夫の利するはぐれオス、、、など、ドラマチックなシーンが目白押しです。

カエルアンコウのあくび
カエルアンコウのあくび

そして、もう一つ川奈のこれからは砂地に現れる「カエルアンコウ」です。

ウミヒルモという緑色の海草に隠れる小さいサイズから、少し成長したサイズまでと、こちらは可愛さ抜群のアイドルですね♫

そして、水温もさらに上昇すれば、魚達の生態シーンの季節も始まり、南方系の幼魚が集まり、ますます目が離せません!

今はまだ我慢、我慢!の時期ですが、きっとこの先には楽しいことがいっぱい待っていると想って、今を乗り越えましょう!

それまで、皆さんどうぞお体にお気をつけてお過ごし下さいませ。

新たなるスタートへ

皆様、新年あけましておめでとうございます!

2020年も皆様にとって良い年であります様に、本年もどうぞよろしくお願い致します。

川奈からの初日の出

本日1月1日から、川奈日和の代表が代わり、わたくし君島啓一が川奈日和代表となります。

これからも新しい川奈日和をご期待いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

さて、昨年の暮れから中々冬らしい西風が吹き続かず、水温も高い状態が続いて、まだまだ水中では南方系も見られますが、透明度も20mと気持ちいいくらい抜けていて、ようやく冬らし海になってきた感じです。

ザラカイメンの中に生みつけられたオビアナハゼの卵

この時期ザラカイメンの中を覗くと、オビアナハゼの卵をよく見かけるようになります。

この冬の時期らしいこのオビアナハゼの卵、タイミングが合えば産卵のために、ザラカイメンを覗く行動も見られたり産卵シーンに出会すこともあるかもしれませんね。

今年1年、水中でどのような出会いが待っているのか、1本1本大切に潜っていきたいと思います。

皆様と川奈の海でお会いできるのを、楽しみにお待ちしております。

師走そして新年へ

こんにちは、川奈日和の君島です。

暖かい日が続いたと思えば、寒くなる日も少しづつ増えてきて、段々と冬の気配を感じるようになってきましたね。

数ヶ月前までは、春のような濁りが続き、秋のシーズンなのに濁りが発生するという今までに見たことない潮に驚かされました。

その透明度もようやく回復して、この時期本来の透明度が復活してホット一安心です♫

砂地のスナイソギンチャク

ワイドにもってこいの透明度!泳いでいてもホントに気持ちいいです!

クリアクリーナーシュリンプのクリーニングをうけているウツボ

ここのところ活発な、クリアクリーナシュリンプによるクリーニングは至る所で行われていますね。秋から冬の初めごろにかけて活発です。

ここのウツボはなんと3匹からクリーニングをうけていたというなんとも贅沢なことで、、、年末にうけての大掃除といったところでしょうか。

年末に向けてクリアクリーナーシュリンプも忙しくなりそうですね!

さて、気がつけば今年も今月で終わりと、なんともあっという間の1年。。。

途中から八木からバトンタッチを受けて川奈の海をお伝えしてきました。

来年からは正式に川奈日和を引き継ぎ、さらに川奈の海の事をたくさんお伝えできればと思います。これからも川奈日和のどうぞよろしくお願い致します!

ちょっと早いですが、皆様良いお年をお過ごし下さいませ。

自然の恐ろしさと逞しさ

こんにちはっ! 川奈日和のけーいちです!

夏の間投稿がなくすみませんでした。。。

今年の夏はあっという間に終わってしまい、気がつけばすっかり秋の気配です。

この時期の季節風となる北東風が多いですが、水中は至って快適な毎日となってます。

さて、記憶に新しい、9月8日〜9日に伊豆半島近くを通っていった台風15号。

ここ川奈でもかなりの被害が出たところが多く、未だに復旧作業をされているところも多いのが現状です。

台風通過後の店前の様子、、、天気が回復したのでとにかく天日干しに!

当店も屋根がやられまして、、、2階は雨漏りが激しく、びしょ濡れの状態でした。。。

近隣の建物も屋根の損傷が酷く、浸水したところもかなり多かったです。

道を塞ぐ倒木が多数

至る所で倒木も。

停電や地域によっては断水状態と、かなりの被害が出ていました。

水中の様子も、うって変わって岩がありえないほどにひっくり返ったりと、、、自然のパワーをまじまじと感んじた今回の台風でしたが、そんな中でも水中の魚達は皆逞しく、この嵐を乗り越えた子達も沢山です。

そして新たに増えた魚達が、水中を賑やかにさせてくれています。

ダイバーに人気者のクマドリカエルアンコウ(ホワイトバージョン)

川奈では珍しく、クマドリカエルアンコウが登場して、人気者に!

イロカエルアンコウ(黄色バージョン)

そして続け様に、ガイド中にイロカエルアンコウが登場!!!

綺麗なレモンイエローが印象的な子です。

ここまでカエルアンコウ系が登場するもの、なかなかないことです。

今年はスズメダイ系、そしてカエルアンコウ系が当たり年な感じですね。

これからが、いよいよ秋本番!

皆さま秋の海に、是非潜りに来て下さいませ!

解禁!夏季限定魅惑のダイブ

5月16日から、川奈ではエキジット時間が夏時間となり16時30分までと冬時間より1時間半も伸びます!

3ダイブも余裕で潜れるという、嬉しいさ倍増なシーズン!

そんな夏時間となり解禁となるのが、サンセットダイブ&ナイトダイブです。

川奈では7月〜9月の期間、決まった日程で潜る事が出来ます。この日をどれほど首をながーーーくして、待っていたことか!!!

今回は夕暮れ時に潜る、「サンセットダイブ」での見所のお話。

主役となるのは「ヤマドリ」という魚で、今の時期浅場でよく見かけるかと思います。

背鰭を広げ他のオスを威嚇したり、メスに対して求愛するヤマドリのオス
背鰭を広げ他のオスを威嚇したり、メスに対して求愛するヤマドリのオス

サンセットダイブでは、このヤマドリの産卵がメインターゲット。

夕暮れ時ともなると、オスはお目当のメスを探すために縄張り内を探し回ります!

そこでメスがいたり、他のオスがいると、普段は折りたたんである背鰭を一気に広げ、求愛や闘争になります。

先ずはオスを探し当てるのが、産卵シーンを見るためのコツです。

背鰭を広げあっても勝負がつかないと、噛み付き合いに!
背鰭を広げあっても勝負がつかないと、噛み付き合いに!

オス同士の闘争では、激しさを増すと画像のように噛み付きあい、投げ飛ばします!

もちろん、勝者がメスへのアプローチ権をゲットできるという訳です。

オスの猛烈アピールにより見事ゴールイン♡
オスの猛烈アピールにより見事ゴールイン♡

メスへの猛烈アピールは、とにかく前に回り込み背鰭を広げ、ひたすらにメスを追いかけながら続き、それでもダメな場合は、メスの上にのしかかるという手段に。

そしてお互い受け入れると、オスはメスを胸鰭に乗せ、産卵の為に浮上します。水底から30〜1mほどゆっくりと浮上するので、この瞬間がシャッターチャンスです!

そんなヤマドリの産卵行動を見れる日程は、7月6日(土)、8月3日(土)、8月24日(土)、9月7日(土)となっております!!!

最終エキジットは21時までとなってるので、サンセットの後はナイトダイビングも出来ます!

夏場限定となってますので、皆さま是非潜りに来て下さいませ〜!

草原のアイドル

こんにちは、川奈日和のけーいちです。

初夏らしい暑い日が続き、水中も水温が20℃まで上昇してウェットダイバーが多くなってた川奈では、前回記事にさせていただいたアオリイカも、更に産卵スイッチが入りダイバーを楽しませてくれています。

そんな砂地では、今年ヤマトウミヒルモが沢山見られ、草原のようにあたり一面びっしりと生えています。

そこにちょこんと、可愛らしい姿を見せてくれるカエルアンコウが最近では人気の被写体となってます。

ヤマトウミヒルモに隠れるカエルアンコウの幼魚

小指の爪サイズくらいの大きさなので、ヤマトウミヒルモの影に隠れて見失ってしまうほど小さく。。。一瞬いなくなったかとヒヤヒヤする時もありますが、よーく目を凝らすとひっそりと隠れてます。

じーっと動かないと思いきや、いきなりエスカ(疑似餌)を振りはじめたり、あくびをしたり、ズンズンと歩きはじめたりと、その可愛らしい行動は見てて飽きません。水深も浅く、撮影するにも観察するにももってこいの場所です!

これから更に個体数が増えていきますので、この時期にしか見れないシーンを、皆様お見逃しなく!!!

「令和」最初の風物詩

こんにちは、川奈日和のけーいちです!

寒い冬も終わり、よーやく暖かい日が多くなってきましたね。

先日川奈では地元漁師の皆さんと、現地ガイド合同で毎年恒例のアオリイカ産卵床の設置作業が行われました。陸で束ねた「ソダ」を予め決めたエリアに落とし、水中班はそれを整える作業です。

水中に投入されたアオリイカの産卵床

アオリイカが産卵しやすいように、こんな感じかな〜と考えながら整えていきます!

水中に投入された産卵床を整える、現地ガイドダイバー

水中では浅瀬ですでにアオリイカの姿が見られています。

これに水温上昇も合わされば、これからの風物詩「アオリイカの産卵」が見られると思います。

昨年のアオリイカペア、メスをエスコートするオス

オスがメスをエスコートし、その間他のオスの邪魔が入らないように守る!

この時のオスの目にも注目です。なんとも優しい目つきをしているんですね♫

昨年撮影した、アオリイカのオス同士の闘争シーン

逆にオス同士の戦いの時は、体色はもちろん目の色も真っ黒に変えてのバトルシーンは迫力満点です♫

時点で水温も17℃台に上がり、アオリイカの卵も産卵床に付き始めています。

沢山のアオリイカが産卵に訪れ、令和時代の幸先いいスタートとなることを期待したいですね。

新入生

みなさま、初めまして!

今月から川奈は八木さんからバトンタッチを受け、君島 啓一が海情報をお伝えいたします。

気軽に「けーいち」と呼んでいただけたら嬉しいです。

これから川奈の水中の様子を、たくさんお伝えしていきたいと思います♬

さて、いよいよ4月。

新年度のスタートとなり、世の中では新社会人の皆さんや、新学期を迎える学生のみなさんがキラキラ眩しい季節ですね!

水中ではこの時期らしい幼魚が揃ってきています。

ホウボウの幼魚

全身真っ黒のホウボウの幼魚。

よーく見ないとゴミと間違えるくらい、見事な擬態っぷり!

アナハゼの幼魚

目玉をキョロキョロさせながらこちらを伺うアナハゼの幼魚。

なんだか気合い入りまくりの表情ですね。

この小さな幼魚たちも、これからいろんな経験をして大きくなっていくのでしょうね!

僕も豪海倶楽部新入生!!!

これからも、皆様どうぞよろしくお願い致します。

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