ゆうすけの豪海倶楽部The Diving Junky Magazine

怒りの矛先

ヒレナガネジリンボウ

水温26〜27℃、透明度20mオーバーという好条件が続いてる!!

共生ハゼが爆発的に出没・・・

夏が帰ってきた!というかようやく始まった!!!

しかし完全に後の祭り、、、本当にふざけるなっ!である、、、

海さ〜ん??日本人の9割が秋だと思ってますけど・・・

と怒ってみても仕方ない!矛先向けるだけ無駄なことなのである。

オニハゼ

おっ!?君もそう怒らず遅い夏を楽しもうではないか???

ん???どうやら彼の矛先は巣穴の上にいる私のようだ!!

失礼しました。。。

七ッ洞

水面水温29℃、、、でも30m水温21℃。。。ってなんですか???そんな熱さと寒さの狭間のうえ、上がらぬ透明度にやきもきしてたら、ようやく台風が来た!!

これで少しは夏が帰ってくる、、、と思ったら勢力が衰え始め到着時に熱低に・・・

あ〜ゲストキャンセルしただけで終わってしまうのか???トホホである、、、

七ツ洞の外観

さてさて、上は沖の島にある景勝地「七ツ洞」!!

一目瞭然七つ並んだ穴である。。。

しかし!!実はこの穴達、、右から2・3・4番目穴が奥で一つにつながっており、ベタ凪ぎに限りスノーケリングできる。

七ツ洞

以前ダイブしてみたが、さすがパワースポット???そんな雰囲気全開なので、天気と透明度によりけりで、つまり、、、オドロオドロしいのである、、、でも条件がよければご覧の通り!!

七ツ洞

しかし、最大の穴は横幅約7.0m、天井は海面から約12mに及ぶであろう巨穴である、入口に立ち止まるとスケールに圧倒される。

少しだけ勇気を振り絞り、進むと、そこに待つのは目も覚める青なのである!!

七ツ洞

南西向きに口を開けるこの穴。正直夏場は季節風の方向を向いてるので波が当たりやすい、小さめの波でも穴の中では収束し激しく水が対流し生物を寄せ付けない!故に海底の岩肌は常に洗われて白いままでいる。

だからそんな岩に反射した光はクリスタルブルーとなり、運良くたどり着けた時は僕らを優しく包み込むのである!!

モモタロウ岩

どこの海にも愛着を込めて呼ばれ親しんでいる岩というものがあるのではないだろうか?

そしてそれらは我々人だけではなく不思議と生物が集まる場所ではなかろうか???

ココ沖の島においても、この桃の形をした岩で、真ん中に綺麗な割れ目があることからそう呼ばれ、様々シーンを提供してくれる奇岩がある。

モモタロウ岩

約直径19m(メジャーで測ってみた、笑)!特価すべきは上のキンギョハナダイ達の群れではあるが実はこの後ろに控えてるベラ達の集団産卵も見逃せない!!!!!!!!

オトメベラ

ベラ達というのにミソがある!多い時でその総数は500以上となり、内訳はご覧のオトメベラを筆頭にほぼ同数くらいのニシキベラで約7割、残り3割はヤマブキベラとコガシラベラが凌ぎ合う、また1%にもならないが、ヤンセンニシキベラやクギベラの雄が何故かいる。。。(間男)

ニシキベラ

そして基本的には同種同士で集団での放性放卵にいたるのであるが、彼らに約直径19mの岩は狭すぎる、、、高確率でどれかの別種♂がつられて他の種の産卵に同調するのである。これはハイブリッド生産工場と言っても過言ではないであろう。。。

モモタロウ岩・・・もしかしたらその命名の意味は、常識では考えれね光景に因んでいたのかもしれない!!

うかがって

皆様お久しぶりです!高知沖の島より堅田です。

すっかりシーズンインし潜ってはいたものの、なかなか撮影機会に恵まれず先月をスルーしてしまいました。。。

だけどようやく回ってきた機会は最近手に入れたワイドレンズばかり持ち出し、まずは!?と言い訳しながらキンギョハナダイばかり狙ってる次第であります。

まさに彼の如く!!!!

ユカタハタ

とある岩に住み着いてる彼、、、足しげく通った僕の中ではすでに友的な感情を抱いておりまして、恐らく、、一方的に自らとリンクさせて同情をなすりつけてます。

<例えばこんな時>

勢い余って群れに突っ込んでしまった時、必要以上にワァーーーーーーーーーってなられて道ができてしまい、それが彼のつくる景色と似てた時!うんうんちょっとそこに行きたかっただけなんだよね〜??などと・・・

キンギョハナダイ

僕の中での会いに行ける魚!!

『YKH』是非ご一緒しましょう!!

その気

月日が経つのはいつも早すぎるもので、今月いっぱいでシーズンOFFに突入となる高知の沖の島です。。。

ただ来遊漁はまさにピークではにかと思うくらい好調で、終日亜熱帯の魚達に目を奪われ続けてます。なので潜り納の月?いやいや一向にその気にはなれません。。。

トサヤッコの雌

しかしながら、西高東低となる天気図や徐々に強まる季節風が、目前にある現実を叩きつけてきます、、、ここは一つ彼女のようにスイッチを入れ替える気にならなければ!?未来へ走り出さなければ!?そう性転換を始めたであろうトサヤッコの雌です???はい。僕も思い切って女に・・・って冗談ですからねーーーー!!!

ピグミーシーホース

とはいいつつ、さらに言えばアラフォー領域に入った腰は重いのであります。そうまるでのこの海域の彼を撮る気になるのと同じく、、、ご承知のピグミーシーホース、昨年の最浅出現推進は9.0m! 個人的な意見の平均出現水深20.0mであり、その人気度と個体数の多さ、類い稀な撮影の容易さゆえ、紹介する頻度No.1の魚類なのであります。

だからどうしても撮影で入るときは他の物に目移りしがちでいまのいままでシャッター切ってませんでした。。。

しかしながらそんな人気物こそ、もっと早く押さえるべきだったことにようやく気づいたら。。。

ご覧のようにシーズンOFFなのであります。。。

皆さんもそうならないようケツまくって行きましょうねーーー!!!

持ち上げよう

ブイ

最近、激太り説が一人歩きしてる。。。そう私のだっ・・・

確かに太ったのは否定しないが、“激”がつくと穏やかではない。このままでは“超”がのっかりそうなので、引き締めにかからなければと思い!この場を借りて宣言しちゃうのである(-_-;)

しかし、食も飲も細くしてるはずなのにな〜?

やはり“沖の島”のポイントへの船係留がブイであることが最大の要因ではないだろうか!?あ〜アンカー!上げて〜な〜ぁ〜

コチラの海域でもごく稀にアンカーリングする。そんな時は即効でスイッチが入り、ロープを思わず握ってしまうのだが、地形や船の関係上、いままでに挙げたことがないドデカいアンカーが基本な“沖の島”実はいまだに自力で上げきったことがない(暴)

だから当面の目標はそれでいこうと思う!見かけたらエール下さい。、、

フリソデエビ

今年は当たり年なのか、沢山見れてるフリソデエビ、この子も太りすぎてる感がいなめない、、、と思ってたらヒトデを持ち上げ始めたっ!先を越された感に包まれる私なのである。。。

イラ

おまけに死サンゴ礫をハグッてると、、、

お前もかぁーーー(イラッ!!!・・・)

がんばらねば!!

名産地

ウグル島のボロカサゴ

高知県の名物料理といえばやはり”カツオのタタキ”であるが、土佐湾沖でのカツオの漁獲高は昨今においては大変厳しい現状があるようで、遠くはトカラ列島や勝浦の方面まで漁にでているのは比較的周知の事実である!

このことについて突っ込む気はさらさらないのだが、今回は食するカツオとして、実は隠れたもう一つのカツオが高知県にはいるのである。。。

それはマルソウダガツオだ!

方言で”めじか”と呼ばれるこの魚は、鯖の2倍といわれるほど鮮度の落ちが早く、とても刺身で食するには適さない種類のようで、基本的にはゆで節にされるのだが、ちょうど今8、9月のみ、捕れたてを刺身で食べると超モチモチの食感が堪らない!

また酢みかんと醤油を併せたタレで食べるのだが、酢みかんの爽やかさが半端ないのである。最近では鮮度保持の技術が進化しているらしく高知市内の料理店でも出されてるようであるので、この隠れたもうひとつの鰹をお試し頂きたいものである。

まったくもって写真と関係ない、グルメ情報をお届けしてしまったが、ウグル島のボロカサゴはもはや名産地化?してるのでは?と思う。完全に国内No1シェアであろう!!!

ナンヨウハギのコロニー

そしてつい最近、発見したナンヨウハギのコロニー!えっ?ここで生産されてるの?もしか名産地???と思うくらい凄い幼魚の群れである!ソウダカツオと併せて是非ご賞味頂きたいのである(笑)

コスプレ願望

ゼブラガニ

小さい頃、ダンボールに穴あけて、その頃夢中になってた機動戦士ガンダムやゴットマーズを真似たのを今でも覚えてる。。。思い返せばそれが始まりだったのだろうか?実践はしないが他のデザインを身に纏いたい感情が時折あらわれる!こんなことを書くとコスプレイヤーから”着ちゃえば楽になるよ”なんてお誘いがきそうであるが、そしたらこのカニスーツの作り方を教えてもらおう!?

カッコいいわ〜

さておき、梅雨明けより平穏な海況続きでしたが、やはり台風が来ました!やむを得ないですが、最近のは強烈なので十分な警戒が必要です!なるべく弱く、なるべく少なくということと、良い方向へのネタのリセット&新規来場者達を、沖の海を眺めながらお願いするのでありました!!

タイミング

先日、新型の発売開始で型落ちとなったMacBook Airを今が買い時!って思って買ったら、、、10日で8000円も下がりやがった。。。

よせばいいのに、その後の価格の変動ってやつを観てしまったわけである。。。

しかし昨今の買い物の満足度には最安でゲットできたかどうか?というパラメータがあり、そのタイミングの持つウエイトはかなり重要!!と思ってる小さい男は僕だけではないと信じてるだが、皆さんはさてどうだろう???

でもこの製品、、、ビックリするくらい使いがって良くて、そんな事を忘れさせてくれました!!

ケラマハナゴイ

と価格の評価みたいなこと書いてたら魚も呆れてアクビします。。。

しかし、そんな瞬間を撮るとなると、またもや小さい男の登場で、見慣れた種類の魚を如何に満足のいく写真にするか?にもタイミングという満足度を付随させないといられなくなってくるのでした。。。

島へ向かう船からの景色

さて、今月は待ちにまった梅雨明けがあります!朝一、島へ向かう船の前方で、水平線より少しだけ高めで目に入る入道雲!この光景を無言で噛みしめると、内臓の奥から何かが全身に漲り、無意識のうちに咆哮します。

さて?今年はなんて吠えようかな(笑)

VRを手に入れろ!

アザハタ

オオタルマワシを求めて水面直下の浮遊生物の観察にやっきになってます。。。でも会えず、、、引きの悪さか?未熟故か?いずれにせよ、そろそろ足元も見なきゃなんて無駄に深めに降りてくのですが、すぐにコンピューターに怒られて特に目立ったこともなく渋々帰る不甲斐ない感じに凹みを覚えます。

結局言い訳しながら自分を元気づけしますが気になってしゃ〜ない。。。まったくもって雑念だらけなのがイケないわけで。。。皮算用で上質なVRレンズ(ニコンレンズの手ブレ補正機能)を手にいれるより自分にVRかけなきゃなんて思うのでした。。。

フタイロハナゴイ

ということで、春濁りもほぼ終焉です!透明度も大半が15m以上となっており、梅雨入りを前に絶好のコンディションがつづいてます。気がはやるのは魚も同じなのではないでしょうか!?どことなく忙しそうに泳ぐ姿が、まるで自分の投影でもあるかのように思えます。

ホタル

それに加え、陸上では、早々とピークを迎えたホタル達!対岸を埋め尽くし、時折その大半が奇跡的に同じタイミングで光る様子を見てると、風流このうえなく、、ひいてはこの清流こそ豊穣の海の根源であることを確信してるのでした!!

そういえば、、、

2シーズン目を迎えてる今日このごろです。先月はESTIVANTさん(川本ご夫婦)がゲストと一緒に来てくださり、荒々しい天候の中でしたが、船出に華を頂戴しました。

なかでも大風大雨のなか唯一潜れた港。。。水温18℃?透明度1.0mに久米とかわらずの状況でエントリーする剛志さん、、、ゲストの皆さん、、、そんな姿にただならぬ共感を覚え、きっと冷たい海だったのでしょうが、大変熱いエールを頂いた気がしてます。

さて、そんな少しづつですが全貌?を表し始める“高知県沖の島”

そういえば、大好きな”ハナダイ”達を紹介し忘れてました。沖の島で無茶しない感じで、ちょっと水深を落としたところ(30m前後)にいる、ハナダイ達は彼等となります。

スジハナダイ

代表選手はご覧のスジハナダイとなります。だいたいどこのポイントにも生息しており。浅ければ15.0mないくらいでいます。体長はかなり大きいものが多く、雄だと20cm超えそうなのがいます。

ベニハナダイ

次に多いのはベニハナダイです。こちらは浅くて30.0mでしょうか?スジハナ同様だいたいどのポイントにも生息してます。やや小振りですが水中では輝くように見え見つけやすいです。

去年はざっくりだったが今年は彼らをちょっとストーキングしてみようかな?と思います。

船出

桜

ここ数年で一番恋しい春がようやく訪れました!ご無沙汰してます、沖の島の堅田です。

例年であれば水温の上がるのを心待ちにしているのでしょうが、潜れること事態に飢え苦しんだのは数年ぶりで、心に宿しておいた魂の炎が却って身を焦がし、危うく燃え尽きそうになってました(笑)

しかし・・・ご覧の様に「桜」は咲きました!!

花開くと併せて、本年度より僕も咲いてみようと思います。

BONITO CM

「沖の島 ダイビングサービス BONITO」始動致します。

ロゴを見てもらえば、まず由来はわかるかと思いますので、、、ちょっと恥ずかしい解説は省略しておきます。。。どうしても本人説明必要でしたらお会いした時にでも弄って頂ければ幸いです。

いずれにせよ、まだまだ至らぬ点がやまほどありますが、“水中ガイド”としての人生を突き進むべく日々精進して参りたいと思いますので、関係各位も含め、皆様のご指導ご鞭撻そしてご声援の程、何卒宜しくお願い申しあげます。

なお、4月中旬までweb等や現地との調整で準備期間としておりますが、ご予約はすでに受付開始しておりますので、右記アドレスまでお気軽にお問い合せ頂ければと思います。では、次回より四国最南端のポテンシャルを乞うご期待下さい!!

母よ

ついに早いシーズンOFFに突入してしまった沖の島です。。。

空気は澄みわたり、20Km離れた対岸からでも見渡せるのですが、やたら遠い気持ちにさせられます。。。ガイドとしてできれば年間を通してご案内したいのですが、主要ポイントは北面に点在しており季節風がことごとく邪魔します。。。

沖の島

下の写真は今年一度だけ入れたポイントで見れたニザダイの婚姻色です。

島の中でもピカイチの潮が当たる場所で百近い群れをなし繁殖行動をしていました。この海域は上の写真でもちょっとお分かりになるのではないかと思いますが、結構大小様々な島が点在しており、潮当たりの良い場所を探すのに苦労しません。。。

しかしこの広い大海で確固たる可能性を信じその場所を選び営む姿に、我が身を重ねてちょっと共感したりなんかして、、、いや〜海は本当にいろんなことを教えてくれますね〜来季は4月からとなり、しばし時間がありますのでいろんな策をめぐらして準備してみます!乞うご期待下さい!

それでは皆さま、良いお年をお迎えくださいませ!!

婚姻色のニザダイ

ムレムレです

慣れない靴下を履いて久々の靴を履いている。。。わけではありません(笑)

ただ、手足に異様に汗かくんです。。。私。。。(汗)

ではなくて、、、水温が下がったので回遊魚が良く回ってきてます!!!

ハマチ・カンパチ・イサギ・グレ(メジナ)どれも食用にもってこいの魚達ですが、、、うようよいます。だから頻繁にヨダレものの寿司ネタダイブ、、、いつも以上に腹減って仕方ありません。ここは食欲の秋というわけですし、越冬用の脂肪の蓄積もしなきゃいけないし、、、と言い訳が並ぶ並ぶ!?大食漢!!このままでは年齢による円熟味がただの円熟身に(;゜Д゜)、、、やっぱりサウナスーツきてムレムレランニングするかな〜???

ネイリ

さて!!日本人は群れる、、、そして皆同じ方向を向く!という表現に、幼い頃衝撃を受けた記憶があります。それはやはり自分がまったくもって図星であったので、意志の弱さで我が道を見言い出せずにいるまさかのこの若輩ものには、人と同じことをするのが悪いことのように、受取れてしまい、残酷な餞別をもらったような気がしてたのでした。。。

しかし、月日が流れ、意思も幾分強くなり自信がつきかけたころだったでしょうか?今度はまったく反対の表現に出会います。。。

“それは相手を敬う思いやりの精神で、日本人らしい協調性だ”・・・

まったくもって、またたいそうな言い訳を今頃もってきやがった!なんて、反骨精神で向上してきた以上最初はそう思ったのですが、実は心の底ではホッとしてた記憶があります。群れる習性を完全に払拭できてなかったからなのでしょう。

イシモチ

そんな高々“群れる”という行為に対してまあ微々たるですが“葛藤”と“使い分け”を覚えながら、今現在も日々を過ごしてるわけですが、やっぱり水中において魚が群れてるシーンが大好きなのは、、、潜在的にそちら派なのかな?なんて思います。そしてその統一感に“美しさ”を感じる方は多いのではないでしょうか?僕、好きですムレムレ!!皆さんはいかがでしょう?(#^.^#)

さて、沖の島のシーズンは11月中旬までとなります。

今シーズンはもうまもなく終了ですので、お早めにお願い致します!!

大人の階段?

夏バテの時期が終わったと思いきや、秋バテに注意!なんていうニュースを耳にする。。。ごもっともであるが、追い打ち的なイメージもあり、嬉しくないニュースだっ!?おまけに直にインフルエンザが!!とかいいだすだろうし、個人的には久々の温帯域での越冬なのでまったくもって気が抜けない。。。いったい僕らの骨休めは???・・・ってしょうもない愚痴、マグロに聞かせたら呆れてアクビしてくれるかな?撮ってみたいな〜〜〜

アオリイカ

さてさて、亜熱帯で体に染み付いた四季の感覚が、こっちの早い季節の移り変わりに未だに馴染めない、、、沖縄に比べるとあきらかに短い夏、なんとかちょっとでも食い止めてみたい!?なんてまたしょうもない子供地味たことを思いついたものだから、抜けの良いときにキビナゴの群れを捕食するアオリイカを安易におもっきり見上げてみてみたものの、秋空は水のフィルター通しても秋でした。。。。

シマハギ

安直な考えは速攻にへし折られましたが、まあ素直に秋を楽しむことが大事なんだと教わりました!!なので残り少ないこの海のシーズンを余すことなくと思いスミから棲みまで泳いでみたら、シマハギ見つけて、やっぱりちょい未練を感じてます。。。まあコレが秋なのかも?ですが!!

いずれにせよ、さっさとくだらない妄想と無駄な抵抗はタンスにしまって、少し大人になろうかな?なんて思います。幸いにも?ささやかな兆しはみえており、青いものばかりを追った夏でしたが、最近は黄色いモノがやたらと目に付くようになてきました。秋の色が黄色かどうかなんて決まりはありませんが、四季の変化と歩幅をあわせるかのように移り変わる好みの色には、夏の終わりの香りと、ちょっとした束縛の雰囲気が臭い、それはまるで小学校から中学にあがる時の心模様のなりけり。。。

ん?水中運動会とか???ないな〜。。。

ユウカク?か?

なんという速さなのだろう! 年間での最大ピーク時である8月の過ぎ行く速さに、驚きを隠せません。

いや〜良く潜りました!ひとえに皆様に感謝です!!しかし、、、ここにきてかなりの猛暑である!蓄積した披露は正直にモノをいう「もういいっしょ!?」。。。

はい、台風休みしたらもう一走りするぞ〜!!皆さん遊びに来てくださいね〜

ということで、今回はイナズマヒカリイシモチ!というか、、、実は最近お気に入りのこの撮影環境。。。ソフトコーラルが乱れ咲き、バシバシ華やかな写真ができそうなとこ見つけました!!

被写体の種類も豊富ですし、とにかく色が豊富なので、やや濃いめの窒素と合わさりなんだか楽しげにさせてくれます!?もしやココは???諸君!気を付けなはれやっ!?

妄想の合致

悪い方向性って考えてると自然に近寄ってくる気がしませんか?まあ目の錯覚同様、心理的錯覚なのでしょうが、、、だから良いことを楽しいことを考えなきゃと思い、なんとなく思いついたのが、家に何故か大量にある100%ジュースでのカクテルジュースづくり。。。これとこれを混ぜたら・・・

完全に失敗しました。。。考えても無駄だったか。。。まあいいか!!

さてさて、やっぱりいました!会えました!そうハンマーヘッドシャーク群れです!高知へ戻るにあたり、やはりガイドとして現地にいったらやりたいこと!?なんてモノを密やかに妄想で巡らすもので、ネット上で手に入れる現地の情報を元に、自分なりにこの海を想像し、理想を描きまくっていたのですが、そんな伝えたいと願ってた一幕がコレです(ちょい写真荒いっすけど・・・)まさかこんな早い段階で、しかも想い描いたようにお伝えできるとは思ってませんでしたので、本当に光栄に思うのと、この海のポテンシャルに感謝・感激してます。

正直マグレはまぐれなのでしょう!?ひょっとしたら単純に当たり年なのかもしれません。。。しかし、僕の想像はもっと凄い海だといってました!だからまた逢えるでしょうし、まだ凄いことを当然引き続き探しまくりまーす!・・・ってこの前日にジンベエ出たらしいっす。。。ちっ!ロウニン群れは渡さね〜・・・

トウカムリ、、、生きてる姿、初めて見ました。。。10mくらいの砂地をはってました。。。しかも1DIVEで2つも!!あと、別の日にラッパウニ食べてました!これって普通なんすかね〜?ひょっとして夜光貝的存在か?んーーー???とりあえずむりやり補完なのでした。。。

ここでも信号色

うさぎのかくれんぼ

どうやら雨がよく降る梅雨らしい、、、15年近くなる地元離れの僕にはそれが良くわからない。。。だから想像してた内地の普通の梅雨にしか感じれない!?まさに、このギャップこそ現地にいるもののセンスなんだろう!?歳月をかけ肌に馴染むその判断基準が、NOWで欲しい・・・

まあ焦ってもしかたないのでベランダにおいてある多肉植物(うさぎのかくれんぼ、っていう寄せ植えです)同様、湿気を存分に嫌がっておこう(笑)

ソラズズメ
キンギョハナダイ

さてさて海中です。

最近はご覧のキンギョハナダイとソラズズメの群れが目立ちます!

それぞれ定石ですが、敷き詰められたテーブルサンゴの上で、なにしろそれぞれ何百〜何千という数がいるうえ、おのおの棲み分けしてるので、こっち行けば”赤〜”、あっちいけば”青〜”みたいな感じになります。。。(わかりづらいっすかね?)

個人的にはこの節操のない色の移り変わりが、やはりイラっとくるのですが、、、(理由は久米島のバックナンバー”信号色”をご覧下さい)一通り潜ってみて思うのは、これらがこの沖の島のポイント全体を通して言える代表する風景のようです。

この海域には他にも沢山の離島が近接しておりますが、なかでもこのような風景は沖の島がダントツですっ!!

あるゲストが「キンギョを撮りにきましたっ」といってたのですが、まさに納得の言葉だなと思いました!

アカネキンチャクダイ

折角の信号色ネタですから、ついでに黄色も。。。(なんか写真羅列ですが)アカネキンチャクダイ!黄色は止まれ、、、ですが、初の出会い!関西人じゃありませんが、当然興奮して止まれませんでした(笑)

黒潮にのってきました

久米から高知まで随分かかってしまいました!ようやく到着です。。。

道中は山あり谷あり、出産ありと激流ばかりでしたが(息子が産まれまして。。。)結局北上する魚の気持ちはわかりませんでした(笑)でもブーツを履くと20℃の水温でも楽勝なのがわかりましたよ!!どうやらしばらく放せそうにありません。。。

さて、さっそくですが、今月より”高知県 沖の島”からの情報をお送りさせて頂きます。

ブリの群れ

ご存知かもしれませんが沖の島は高知にある離島です。橋で繋がってもいず、人口は280人程度、名だたるガソスタさえもない日本のガラパゴス的存在です。なんで僕らのベースは本土側の宿毛にあり、そこから毎日ボートで30分から40分移動して島周辺で1日潜って帰ってくるスタイルとなります。磯釣りのメッカでもあるこの島は、大変強い黒潮の影響をうけており、その海中は難解な潮流で定石をさだかにしません。ただ当然、水の循環は激しくその分様々な魚の可能性を育んでくれております。上は僕の来島を歓迎してくれたのか?潜り始めてすぐに遭遇したブリの群れです!!

いちゃつくシラコダイ

個人的には温帯域の魚に相当ブランクと無知を感じるので、思わぬ紹介を繰り返し、低い体感をさらに下げてしまってゲストの引き攣る顔が目に容易に浮かぶのですが、そこにある存在への尊敬と思い、暖かい目でお付き合い頂ければ幸いなのでした!写真はピグミーなどがよくつくヤギ類(Muricella plectana)をバックにいちゃつくシラコダイ!ベニハナダイやスジハナダイそっちのけで撮ってました。。。

懐かしい風景の水車

とうことで、少しづつですが、沖の島と宿毛と併せてこの海域や地域の面白さを紹介してきますので、これからもどうぞ宜しくお願い致します。ベース(お店)のある宿毛ににて、懐かしい風景の水車です。まもなく紫陽花が咲き、レトロな風景を醸し出すでしょう。

手をつなごう

ここ久米島も晴れ間が多くなりました。

東北地方太平洋沖地震、直接的な影響はなかったものの、いつもと違い粛々と訪れる春を感じてます。

でも本当に多くの尽力によりゆっくりと1歩1歩着々とその悲しみが保管されはじめてますよね。予断を許さぬ状況も以前多いですが、被災された方や、必死で支援する方の姿には、人が成し遂げるあまりにも美しい奇跡の足跡を感じてます。本当に個人としては微力ですが、前へ進む美しい姿を心より尊敬し、応援してます。

一日も早い復興に向けて皆で手をとり頑張りましょう!!

***** ご 挨 拶 *****

ご存知の方も多いかと思いますが、久米島のエスティバンを3月一杯で卒業致しました。多くのご声援ありがとうございました。来月からは新転地の高知より引き続き、情報発信できればと思ってます。また久米島情報はエスティバン期待の新人(田中・井上の2名)が月替わりで発信してまいります。引き続きどうぞ宜しくお願い致します。

大小の憂い

好天の確立があがってきました!!希少種”クメノサクラ”も咲き春の足音が完全に聞こえ始めました。

クメノサクラ

陽の光に生かされてることを実感する日々!

ウメイロ

魚達も恐らく同様に感じているおり、

サザナミハギ

思い思いな時間を気持ち良く過ごしてるはずです!!

ハナゴイ

今月半ばに北へ向かえ彼ら、彼らも!!

クジラ

今月は初の試み(笑)写真攻めなのでした(ブイブイ V(^^)V )

戦うBODY

月は、小惑星の地球への衝突により飛び散った破片が集まって形成されたとされてます。そしてこの衛星の及ぼす引力の影響(その他の惑星の引力も関係してますが)で地球の地軸は約23.4度にて安定し、極は固定され、その地方の季節変化を安定させてます。しかしながら我々はその安定でさえも無防備では生きていくことができません。特にこの時期の海へのチャレンジは、人類の英知の結集であり、耐熱性・耐老化性・耐油性・耐薬品性などなどにおいて天然ゴムをしのぐポリクロロプレンのスーツ(ネオプレンって商標名なんですよっ!)を着用せずには。。。

ウエット

僕のウエットです・・・なんだか恥ずかしいな〜

月と地球の距離は実は変化しており、遠い将来においては、その距離の影響で地軸の安定がはかれなくなるそうです。当然季節の安定はなくなり、生物は激しい季節変化に追従できずに壊滅を迎えます。ただ幸いにも遠い将来は相当遠いようですよっ!ご安心を!そしてだからこそ、いまのうちにタイトなスーツに無理やりねじ込め己のBODY!お待ちしてます(笑)

久米島

準備しなきゃ!!

A HAPPY NEW YEAR 2011

新春あけましておめでとうございます。

年末ジャンボを当然外して(たぶん)、年甲斐もなくお年玉をどこかで期待してる自分を年初めから戒めてます。皆さんいかがおすごしですか?雑念はさっさと捨て去り、今年の新しい出会いに胸躍らせましょう!!すると必然的に戦闘準備がはじまり、器材やカメラのメンテナンスに手が伸びます。触りだしたが最後、欲求と妄想はとめどなく広がり、煌めく海へ貴方は踏み込んで行くでしょう!そんな皆さんを今年もガッチリご案内できることを楽しみにしてます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。

A HAPPY NEW YEAR 2011

チャレンジ

年の瀬が近づいて参りました。

ふと振り返ると恐ろしいほど早く1年がすぎさったように感じるし、パッと脳裏に出てくる今年の記憶の量が少ないのに凹んでしまうので、あっさり知らんぷり決め込んでおこうと思います。やっぱダメですかね〜???

さて今回はまだ未記載のはずのメギスの一種。僕がこの島に来る前から川本により確認され、HP内でも昔から写真を掲載しているのですが、自ら確認できたのは2年くらい前でした。。。紹介する側からとしては、お恥ずかしい話かもしれませんが、とにかく警戒心が強く、まずしっかりした暗所を好むので、居場所がわかっていたとしても、最近流行の高照度水中ライトでは、その明るさゆえ、視界の隅に赤い小さいなものが点滅するくらいの時間しか与えてもらえません。なので、確認作業は困難を極め、今にいたってしまったのでした。

しかし百聞は一見にしかず?(少し意味がズレるのかもしれませんが)、一度見たものの認識スピードは、自分でも驚くほど素早くなります。たとえ視界の隅に数秒だけで、詳しい形さえ捉えれなくても、棲息環境や経験値というヒントで、確固たる存在の確信を抱くことができます。ガイドは目が良いという声を良く聞きますが、これは恐らく視力の問題ではなく、そういう観点のモノなのだろうといつも思います。(僕の視力も1.2・・・平凡です)

なので、現状では5個体ほど認識できるようになってきました。では次はゲストへの紹介です。その警戒心の強さから基本的に乱暴で博打的なものでしかないので、認識のレベルで武器にするのは悲惨な結果を招きます。正直、不用意に使おうとして幾度も失敗を重ねました。。。やはりしっかりした観察経験なしでは、納得のいく紹介はできません。ただ毎回数秒のチャンスでも回を重ねることで観察時間の蓄積となり傾向と対策がおぼろげに見えてきはじめ、ついには紹介できる確立が述べれるようになってきたのです。これは僕にとって当初はまったくもって予定してませんでした。というのも、小さいな魚ですが、大物との出会いのように、時折ある嬉しい事故のような存在においてたからです。しかし、これを期にそれは大きな間違いだったことに気付かされたのでした。

どちらかというと副産物的なラッキーな部分ではあったのですが、確固たる案内成立への過程を、体感できたのが嬉しく思います。今後は、そして来る年は、こういった観点からウォッチングにチャレンジしたいと思ってます。本年もありがとうございました。来年も引き続き素晴らしい海が皆さまに訪れることを祈ってます。

上の写真は別のポイントですが、幻想的な青い光を包むこの闇にこそ、ガイドとしてチャレンジしたい難度の高いトピックスが潜んでいるのです。

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