ミステリースポット@セブシティー
いやはや早いもので、今年も残り10ヶ月少々となってしまいましたが、みなさまご機嫌いかがでしょうか?
どうやら話に聞くところ、今年の冬は超ゲキ寒とかなんとか!?お風邪などひかぬようお気を付け下さいませ。。。ちなみにオレは相変わらずのんびりウヘラウヘラと過ごしております。
ところで話は変わりますが、先日所用にて「セブシティー」へ行ってまいりました。なにっ?リロアンだって「セブ」だろって?そりゃあんた、そうだけど、同じ島なだけで「シティー」に出るには車で3時間半以上走らなきゃなんないんだから!!!それにあっちは“大都会”こっちは“超漁村”なもんだから町に出るとなれば、それ相応の気合ってものが必要となる訳で・・・。ま、そんなこんなで“大都会セブシティー”に繰り出したのです。
で、まずは買い物だわなっ!!!巨大ショッピング・センターやらローカル・マーケットやら問屋街などを通常一回りするのですが、オレはその辺のことは全くタッチしていないので、あくまでもプライベートなお買い物!?とは言え、スーパーマーケットには立ち寄る訳で・・・。
しかし、そんな超一般的なフィリピン人が買い物をするスーパーにおける“いわゆる鮮魚コーナー”で見かける魚たちは非常に興味深いものがあるのです。
例えば、体側に並ぶ斑紋からは同定しきれない「巨大なアカタチの成魚(体長1メートル以上)」や、ブツ切りにされ無造作に積まれている「アカマンボウ」や、明るいライトに照らされてガビガビに干からびつつもキラキラと光輝く「ギンカガミ」などなど・・・、そうマニアにとって垂涎の的と言っても良いほどの「ミステリー・スポット」と化しているのです!!!
そんな中でも今回特にビックラこいたのが、中層深海から引き上げられた影響なのか、ポンポコリンに膨れ上がりつつ大型プラスティックのケースの中に数匹転がっていた「フウリュウウオの仲間(アカグツ科)」と思われるヤツラ!!!これには「カメラ持って来れば良かった!!!」とマジで思ったほどである。。。
と言うことで、ぜひ皆さんもいつもと違う食文化圏に行った時は、その地の「鮮魚コーナー」に立ち寄ることをお勧めいたします。もちろん、カメラも忘れずにっ!!!
そんなこんなで、今月の画像は若干グロいですが・・・、近所の漁師が魚を売り来た際、カゴの中に混ざっていたハナダイの仲間と思われるヤツ!!!思わず写真に撮って後で同定してみたら、どうやら「ボロサクラダイ(Holanthias rhodopeplus)」のようである。
へぇ〜そんなのいるんだねぇ・・・、ところでアンタ、そんなのどこで捕って来たの?と聞くとニヤニヤしながら「そこ」と指差した。オイオイ、ウチの前かよっ!?!?!?!?
と言うことで、また来月。。。
リロアンより、おめでとう!!!
2011年 正月元旦
謹んで新年のお祝辞を申し上げます。
旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
本年も相変わらず、よろしくお願いいたします。
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
今年を振り返って
いよいよ2010年も師走突入!!!
今年もいろいろあったなァ〜などと感傷に耽るのはまだ早いかもしれないが・・・!?
本当の年末が来れば、そこは一年の中で最もゲストの多い超ハイシーズン。なもんで、その頃には感傷に耽っている時間などありゃしないので、今のうちに今年を振り返ってしまおうと言う魂胆・・・。
まずは今年の初めに我が家にやって来たNEW家族「くまちん」。
いやはや、こんなに小さかったんだっけっか・・・?
今じゃ1歳の誕生日を目の前にして、お腹ポンポコリン!もうすぐお母さんなのだ!?
そして春には「海のシェルパ写真展」に参加!!!
豪海クラブの大将をはじめ、本当にたくさんの方々に足を運んでいただき、今更ながら誠に感謝感激雨あられ!!!
夏から秋にかけてはNEW泥地ポイントの開発に夢中。潜るたびに毎回新しい出会いと発見に超感動&大興奮!!!
いまだに「ナゾ系」「新規系」の怪しげな生き物たちが次々と。。。
そしてその後やって来た大規模な白化現象の嵐!!!
いまだ水面水温が30度を下回らないと言う異例の高水温・・・。
これから年末年始にかけて一層の白化が進むのではないかと懸念されるのであった。
が、しかし、サンゴやイソギンチャクには大変申し訳ないが、末期的とでも言うか、奇跡的とでも言うか、はたまた有終の美なのか、いずれにせよこの美しさには鳥肌が立つ思いである。
と言うことで、今年も残りわずか。
いよいよ超ラストスパート!!!!!
皆さんも風邪などひかぬよう気を付けて、年末年始を楽しんじゃいましょう!!!
ではまた来年。。。
台風新時代!?
先日、ゲストと「今年は、マジ台風少ないよね!?」と話していた。すると、不思議なもんで、いきなり発生するんだよね。ま、セブ島周辺はお蔭様でたいした影響もなく済んだけれど、直撃を受けたマニラのあるルソン島では相当の被害が出た様子である。
ところで、台風が発生したと言う情報を聞いて、気象庁のHPで「台風情報」を調べてみて驚いた。
中心気圧 895hPa
おい!おい!おい!これって本当に台風か?大規模な“竜巻”じゃねえの?と眼を疑ったほど。昨今の異常気象やら海水温の上昇やら、いろいろと騒がれるなか、いよいよ台風も新時代に突入か!?
いやはや、あんまり冗談も言ってられないよね。特にダイバーは・・・。
もし仮に、超いい天気の高気圧の元でダイビングして、そこに突然台風がやって来たらさあ大変!!!陸上の標高±0メートル地点にいても、0.1気圧以上も下がっちゃうんだから・・・(だろっ!ん?違うか?)、ボートに乗ってるだけなのに「高所マーク」が出ちゃうかも・・・!?
さらに“峠越え”なんかしてたらなおヤバイ、マジ「台風の影響」で減圧症になっちゃうかもよ!?!?
冗談はさておき今回の台風をきっかけとして、この後ポンポン!と立て続けに台風が発生しそうなそんな雰囲気がする。
怖いんだよねぇ・・・、時期が遅くなってからの台風って・・・。
ダイビングを生業としているオレとしては、台風勢いがとりあえず今以上にエスカレートしないことを祈るばかりである。。。
まだまだ泥地三昧!?
先月の話に出た例の「NEW泥地ポイント」
今月も時間を見つけては足しげく通う今日この頃・・・
(オマエ、暇なんか?)
例年だと今の時期、台風が多く発生するため、その影響で風は吹かないものの雨が降りやすく、河川の影響を受けやすい「泥地系ポイント」は透明度が極端に悪くなることが多いのだが、皆さんも知っての通り今年は台風があまり発生していないため、非常に絶好調な状態で過ごせているのだ。
なもんで、しょっちゅう泥地ポイントに遊びに行っているのだが・・・
実は本当の理由は天候やコンディションではなく、やはり「そこで見られる特別な生物たち」に魅了されているからなのである。
とは言え、このポイントでしか見られない生物なのかと言えば、そうではなく・・・
ようするに、このポイントならば、確実に、簡単に、普段と違った姿を見ることが出来る!そういった状態の生物が多いからなのである。その最たるものが、コイツ「タンザクハゼ属の一種」で「セイルフィン系リボンゴビー」
リボンゴビーの仲間のなかでも、第1背鰭が烏帽子状に伸びるタイプのものを「セイルフィン・リボンゴビー」と呼ばれる場合が多いが、この手の背鰭の形状を持つタイプのリボンちゃんは数種いるようで、コイツがセイルだっ!!!と断定するにはちと自信がない・・・、なもんで「セイルフィン系」としている訳だが。
で、コイツ、通常はなかなか背鰭を開いてくれない、っつーかぜんぜん開かない!こんな美しいヒレを持っているくせに・・・。以前は少しでも開いているカットが撮れると大騒ぎしてブログやらホームページやらにアップしまくっていたものだが・・・
ところが「NEW泥地ポイント」で見られるコイツは、そのほとんどが背鰭ガン開き!!!何故だ!?っつーか、今までの8年間を返せっ!!!って言いたくなるほど。ま、非常に嬉しいことだから別にいいんだけどね。。。しっかしまぁ、何らかの理由があるんだとは思うんだけど、それにしても皆ヒレ開き過ぎっつーのも不思議な話だよねぇ。
だから泥地通いはやめらんないんだよねぇ〜〜〜!!!
っつーことで、明日も遊びに行く予定です!!!
(だから、仕事はどうした!?)
NEW泥地三昧
ここ最近、今夏オープンした“NEW泥地ポイント”で「泥地三昧」しております。
実は今日もこれから三昧する予定でして・・・。はてさて今日はどんなヤツに出会えるか!?今から既にワックワク&ドッキドキ、まるでファンダイバー!?お前、仕事しろよっ!!!って。
と言うことで、早速ではございますが行って来ます!!!
んじゃ失礼して。。。
南国・日本の皆様へ・・・
“日本の夏”と言えば「キンチョーの夏」と決まっている。
がしかし、最近では若干趣が変わってきている様子で・・・
ロックフェスの夏!?
ゲリラ豪雨の夏!?
全国各地花火大会の夏!?などなど・・・
では“リロアンの夏”と言えば?
う〜ん、何だろう・・・
っつーか、ここ数年、この時期は日本の方が暑いし・・・
って言うか、コチラはもう秋に差し掛かってるし・・・
と言うことで、連日猛暑と戦っている日本の皆様へ
コチラ、避暑地のフィリピン・リロアンより、
涼しげな“青い海と青い空”をどうぞ。
と思って撮影していたのだが、
いつのまにか知らないうちに宇宙空間へと旅立ってしまった・・・!?!?
表現せよ!
よく聞かれます。
「あの写真って、どういうデータで撮ったんですか?」と
知らん・・・
分からん・・・
っつーか、覚えてない・・・
っつーか、データ聞いてどうする?
そうじゃなくってさ・・・
こう、何つーかさぁ・・・
おっ!いいなっ!!!って思ったから。
コイツ、最高っ!!!って感じたから・
もっと、こう・・・
ブワーーーーーットさぁ・・・
「抑えられないような何か」とか
「夢中になっててよく覚えていない」とか
もしくは
そんな格好良いもんじゃなくて
「何か訳判んないうちに」とか
「何かムチャクチャやってたら」とか
そんなんでオレは写真撮ってたりするんだけどなぁ・・・
ま、バンドマン時代もそうだった・・・
8ミリフィルム撮ってたときも・・・
街中の壁やライブハウスで絵を書いていたときも・・・
「ガソリン」と「鉄パイプ」と「チェーンソー」と「信号弾」で
パフォーマンスしてたときも・・・
(↑↑↑ これはちょっとやり過ぎだろっ!?!?)
とにかく、いっつもそうだった。
いつの時代も「表現者」は理解されないものです。。。
絶好調はいいけれど・・・
いやはや、連日超天気が良いリロアンです。。。
本当に、もう、晴れ過ぎってなぐらいなもんで・・・
風は穏やか!!!
水面はすっかり凪!!!
透明度はウナギ昇り!!!
何もかも、キラキラ輝いちゃって、超総天然色!!!
だがしかし、気掛かりな事が・・・
最近、雨降ったのっていつだっけ?
そう言えば、あそこって「川」じゃなかったっけ??
近所の田んぼは・・・カラッカラ!?!?
ヤバイんじゃねぇ〜の〜
今年の“水不足問題”は超深刻かも・・・。
とりあえず
ミネラルウォーター沢山買っとくか・・・。
今月はゲスト少ないから、今のうちに「ドカン」と雨降っとくれ!?!?
あんまし「ドカン」過ぎても困るけど・・・。
GWど真ん中!!!
いやはや今年のGWもお蔭様で大忙し!!!
と言うことで、今月はこれだけで我慢してください・・・。
ウチの愛犬「くまちん」です。
先日、初めてボートに乗ってスミロン島まで遊びに行ってきました!!!
ツワモノどもの夢のまえ...
今月はダイビング系イベントが目白押しである。
まずは明日!!!
4月2日 品川プリンスホテルにて「第1回ガイド会ライブ」開催。
オレはスケジュールの関係上参加出来ないのだが、当“豪海クラブ”の執筆者の方々も多数参加されるので乞うご期待!!!(豪海クラブの御大もゲスト参加)
そして次は4月17日 水中映像サークル主催の「第27回水中映像祭」である。
アマチュア水中写真家たちによる、日本有数の映像祭!!!上映当日には帰国することが出来ないのですが、コチラにはムービー・スライドショー作品を出展してます。。。
そして、さらにさらに、4月23日からは新宿三井ビル1F エプソン・イメージング・ギャラリー“epSITE”にて「海のシェルパ」写真展がいよいよ開催されるのだっ!!!
GWに差し掛かるので、その期間中は会場にはいられませんが、開催初日から約1週間程度は、なるべく(!?)会場にいるよう心がけますので・・・。
春の行楽シーズン到来!!!ってなことで、GWのダイビング前にまずは各種イベントに遊びにいらして下さいねませませ!!!
ツワモノどもの夢のあと...
今年も大好評のうちに幕を閉じた(!?)「ダイビング・フェスティバル」、そして、毎年その時期に“日本最大規模”と言っても過言ではない「水中写真イベント」が開催される。それが「オタパッ会」である。オタパッ会そのものは、いわゆるダイバー系飲み会なのだが。。。
しかしながら、その中で目玉コンテンツのひとつとして設けられている「水中写真家・水中ガイドによるフォトバトル」、これに一年間のすべてを捧げ、マジでしのぎを削っている輩は少なくない。かくいうオレもその一人である、と言うより、オレほど気合を入れて参加しているヤツは他にはいないだろう。ようするに「フォトバトル馬鹿」である。
その入れ込みようは自分で言うのもなんだがマジ尋常ではない程。例年、写真選定のためにこの10年間撮り溜めしてきた画像のすべてを引っ張り出し、写真提出の締め切り一週間前からは連日眠れぬ夜を過ごし、単なる“入場シーン”においても一年間かけて練りに練ったスタイル・衣装で全身全霊をかけ、バトル終了後には生も根も尽き果てたうえ全く声が出なくなると言った始末。そして、全てのエクトプラズムが抜け切った“枯れ草”のような状態で「ダイフェス」の最終日を過ごすと言うのが例年のしきたりである。今年は、このWEBマガジンの総大将も出場するとあって、例年以上に気合入れまくりで望んだ結果、数日経過したにも関わらずまともに声が出ないと言う輝かしい戦疵を引っさげてのフィリピン帰国となったのであった。
さて、この「フォトバトル」だが、まずは5〜6人で1グループとし、2グループで予選が行われる。予選の“お題”は4種類、それぞれのお題に合った画像で勝負が繰り広げられ、ダイビング業界著名人(?)からなる審査員&目の肥えた観客拍手などの厳しい審査のもと各グループから上位2名だけが決勝へと駒を進めることが出来る。そして休憩を挟んだのち、決勝用のお題3種類をツワモノ4名によって戦い抜く!!と言う非常に厳しい戦いを強いられるのだ。
戦いそのものも非常に厳しいものだが、「フォトバトル」の最も厳しい部分は他にある。バトル当日はPC&プロジェクターを使用して画像を上映するため、バトラーは「各種お題用画像」を事前に提出しなければならない。要するに参加者全員が予選用4種類・決勝用3種類の計7枚の画像を提出しているのだ。だがしかし、予選用の画像は全員分すべて上映されることになるが、決勝用の画像は予選を勝ち抜いた4名の画像しか上映されない。以前は惜しくも決勝に残れなかった人たちの画像をイベントの最後にダイジェストで流していたこともあったが最近ではそれすら無い。つまり、決勝用にと本腰を入れた傑作写真であったとしても、例えそれがどんなに素晴らしい画像であっても、または、どんなに有名な人が撮った画像であっても、決して陽の目を浴びることは決して無いのだ。敗者にかける情けなど全く持って必要無い!!!と言うのが「フォトバトル」における最も厳しいところである。
お蔭様で今年も決勝に残ることが出来た。さらには水中写真家ではないオレが、水中ガイドとして通算「4年連続決勝進出」なる大金字塔をぶち建てたのである。やったーーー!!!で、決勝戦はと言うと・・・、いいの!いいの!決勝に残ることがオレの本命だから。そんなこんなで、今月の画像は「お題その1“戦い”」のボツネタをどうぞ。
第3回 上方水中映像祭り
いよいよです!
今年もやってまいりました!この季節が・・・。
何の季節が来たって?そりゃ〜アンタ、今、日本で最も熱い“水中映像関係イベント”と噂される「上方水中映像祭り」の季節が到来したってことよっ!!!
なんつったって「プロとアマチュアの水中写真家によるスライドショー&ムービー」ってな訳だから面白くない訳がないっ!!!超必見!!!「嫁を質に入れてでも見ろ」ってな感じ!?
と言うことで、来る2月20日(土曜日)に大阪海遊館ホールにて堂々開催されます。当然の如く、オレも作品出展してます!!!
皆様お誘いあわせの上、是非是非遊びにいらして下さいねっ!!!
あけましておめでとうございます
ガイドのつぶやき
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