裏・日々ログ

皆さんこんにちは。最近お天気の変化が目まぐるしいですが徐々に春っぽいポカポカした日が多くなりもうすぐシーズン到来という感じですね。今年まだ海に行っていないアナタ、そろそろ海開きしましょう。

さて当店のサイト内にその日に見られた生物を写真で紹介している「日々のログ」というコーナーがあるのですが、1日1枚と決めているため御紹介したくても出来ないものが出てきてしまいます。今回は「裏・日々ログ」と題してその中から何点か選んで御紹介したいと思います。

ボウシュウボラの卵
ボウシュウボラの卵 2月1日 於・伊豆海洋公園

名前から魚のボラの仲間を想像される方も居られるかも知れませんが、ホラ貝の仲間です。透明なカプセルの中に小さな粒々が沢山入っているのがお判りでしょうか?この一粒一粒が卵です、相当な数ですね。エントリーしてすぐの場所に産んでくれたので孵化まで定期的に観察出来ると思います。ところでこの時期花粉症に悩まされている私としては、この卵を見るとクシャミ・鼻水・鼻づまりに良く効くコン*ック*00という鼻炎薬を思い出してしまいます。

コガネスズメダイ
コガネスズメダイ 2月8日 於・伊豆海洋公園

I.O.P.の海に向かって左側(方角で北より)にウミトサカなどのソフトコーラル類が群生しているところがあり、ポイント名が特に無いので当店でのみ「コーラルポイント」と勝手に呼んでいるのですが、ここのソフトコーラルの枝の隙間に小魚が戯れている様子が素晴しく、いつ見てもウットリしてしまいます。特にこの魚は赤味のあるウミトサカの中では色がよく映えるので絶好の被写体になります。

ゴホンアカシマホンヤドカリ
ゴホンアカシマホンヤドカリ 2月12日 於・黄金崎ビーチ

ヤドカリ類には常に気を配っていて「これまでに見たことの無い種類を見逃すまい」と眼を光らせているのですが、エキジット間際にコイツがチラッと眼に入った時には白っぽい眼の色が気になり久しぶりに「ヤッター!」と思いました。写真に撮ってよく見てみたら普通種とは言わないまでも何度か逢ったことのある既知の種類だったのでややガッカリしてしまいましたが、このところ味わっていない衝撃と興奮を僅かの時間でも感じることが出来たので、まあ好しとしましょう。

ホンカクレエビ属の1種
ホンカクレエビ属の1種 2月19日 於・黄金崎ビーチ

去年の4月号でも紹介したのですが前回よりも良く撮れたので再登場です。日本名(標準和名)がまだ無くラテン語の学名をPericlimenes dardanicora(ペリクリメネス・ダルダニコーラ)といいます。カクレエビの仲間はヤギやイソギンチャクなどの刺胞動物、ヒトデやウミシダなどの棘皮動物、ウミウシなどの軟体動物等々色んな生物との共生が知られていますが、このエビは世にも珍しいヤドカリと共生する種類です。因みに学名の後半部分(種小名)はヤドカリ科ヤドカリ属の属名Dardanusに由来しています。

トラフケボリダカラガイ
トラフケボリダカラガイ 2月26日  於・伊豆海洋公園

ヤギ類を宿主とするこの貝、後ろ(背景)が気になりますね〜。貝が付いている筈のヤギを丹念に探しましたが見つからず、諦めて先に進もうと思い振り返った瞬間ヤギのすぐ下にあるカイメンの上に乗っていました。自力で移動したのかそれとも何かの理由で振り落とされたのかは不明ですが、初めて見る光景で我が目を疑いました。

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横田
横田 雅臣

1961年11月生まれ
神奈川県横浜市出身

ダイビングとの出会いは学生時代。在学中に伊豆海洋公園ダイビングセンターにアルバイトに来たのがきっかけで卒業後同センターに就職、インストラクター・ガイドとして10年の勤務の後、1994年に独立しGO TO THE SEAを開業、現在に至る。

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