ガイドのつぶやき 海辺のエッセイ 豪海倶楽部  

寒中お見舞い申し上げます

皆様こんにちは、先月はまたしても無断で休んでしまいました。どうもサボり癖が付いてしまってイケマセン。という訳でまずは先月出し損なった年頭のご挨拶から・・・。


イットウダイ@I.O.P.

今年も初っ端から躓いてしまいましたが、どうか見捨てずに末永くお付き合い下さい。

さて今月は最近撮りました他の生物に共生するエビ類を3種類ご紹介します。


アヤトリカクレエビ@I.O.P.

このエビのカムフラージュの見事さには脱帽です。宿主はナシジイソギンチャクやウスアカイソギンチャク(別の名前が付いていますが、実はこの両者は現在生物学的には同じ種類の色彩変異ということになっています)で、ナシジに付くものは梨地模様のウスアカには薄赤模様のエビが付いています。


ビシャモンエビ@I.O.P.

背中の突起が何となく恐竜(ステゴザウルス?)を連想させる不思議なプロポーションのエビです。ムチカラマツという細長いソフトコーラルに付いています。大小個体いますが大きくて背中の盛り上がりの高い方が雌です。やっぱり雌の方が相当強いんでしょうか、ウチみたいに・・・冗談です。


ムチカラマツエビ@雲見

上のビシャモンエビと同じくムチカラマツに付くエビでサイズ的には前者より小さいです。写真に撮ってあらためて判ったのですが、模様のある部分をよく見ると斑点が沢山あります。エビ自体がかなり小さいので肉眼ではまず確認出来ません。最近気に入ってよく行く西伊豆・雲見で撮った写真です。


横田
横田 雅臣

1961年11月生まれ
神奈川県横浜市出身

ダイビングとの出会いは学生時代。在学中に伊豆海洋公園ダイビングセンターにアルバイトに来たのがきっかけで卒業後同センターに就職、インストラクター・ガイドとして10年の勤務の後、1994年に独立しGO TO THE SEAを開業、現在に至る。

伊豆半島・伊豆海洋公園

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