ガイドのつぶやき 海辺のエッセイ 豪海倶楽部  

ゆうすけさんにまつわる話 〜とりあえず最終話〜

このコーナーでも何回か、ゆうすけさんの伊豆アトリエが登場してきたのですが、そのアトリエでの話です。

ログハウスで、広々としていて暖炉があり、トイレットペーパーは五寸釘に掛けてあったりととてもおしゃれなところなのです。いつも部屋に入って思うのが、コンポから70年代ですかね?ロックミュージックが適度なボリュームで流れているんです。センス!センス!グーグー!?

椅子に腰掛けるとミュージックは消え、とたんにゆうすけさんの爆裂トークが始まります。大砲のような内容の話が機関銃のように連射されます!?僕は相槌打つのが精一杯で、よーし今だ!と、話そうとするともう次の話題に入っています(笑)。ようやく話がひと段落すると、今度はアトリエだけに作品(写真)を見せてくださいます。

キンギョハナダイの大きいプリントを見せていただいたのですがあまりにも魚がリアルで鱗なんか立体的で、、つい手が、、魚を触わろうとした瞬間、「コラッ!(怒)触るな!バカ!(怒)」の声にわれに返りました。聞くところによると、プリントだけでも10万くらいかかっているらしいです。さすがプロですね〜。触っちゃダメだとわかっていてもつい、、。それだけすばらしい写真ということです!

そして次にさらに大きい写真を見たとき、ズズズッキ〜〜ン!!!!と、僕の心に衝撃が走りました。緑色の流氷の写真なんですが、流氷がどうのこうのじゃなくて、何がどうしてとか難しいこと考えなく言葉ではあらわせない、とてつもない衝撃なんです。

その写真は今は僕の宝物として自宅の仕事部屋の壁に掛けてあります。息詰まったとき、見上げるととても癒されるんですよ。

まだまだ未熟な僕なので、なかなかうまく撮れませんが、結果的に少しでも人の心に感動を与えられような写真が撮れたらな〜と、、、そんなことを思いながら水面を見上げると、陸は雨が降っているようです。

あ〜あがりたくない・・・・。


八木
八木 克憲

1970年3月生まれ
川奈在住

むか〜し昔のことじゃった。岐阜の山奥に一人の若者がおったとさ。小さい頃は山や川で朝から晩まで駆けずりまわりよった。その若者は、都会さあこがれ名古屋へ出稼ぎに行き公務員になったとさ。何不自由なく暮らしていた中、どこで頭を打ったのか?若気の至りというものか?公務員をきっぱり辞めダイビングの世界さ飛び込んじまった。サイパンに渡りMOCダイブセンターヒロの元、丁稚奉公をしたとさ。帰国後、縁あって川奈という海に出会い、腰を据え一生そこで潜り続けるのじゃそうだ。自然と戯れるのがそれはそれは楽しいのだそうじゃ。あ〜めでたしめでたし!

伊豆半島・川奈
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