ガイドのつぶやき 海辺のエッセイ 豪海倶楽部  

ゆうすけさんにまつわる話 〜第二話〜

第一話がおかげさまで好評につき、ゆうすけさんは何を書かれるかドキドキしてるかもしれませんが(笑)今回もありのままに書いちゃいます。

少し前の話ですが、ちょうどゆうすけさんが伊豆にお見えのころ、川奈では、定置網が張ってある沖で、ものすごい数のカマイルカがイワシなどを追い掛け回し、なぶらになっていました。水面上には無数の海鳥たちも集まりそれはもう大迫力!そんなにしょっちゅうあることじゃないので、これはぜひゆうすけさんに撮っていただこうと、電話しました。「おう、サンキュー、じゃーいっくよ〜〜」と即答。友人の漁師さんにボートを出してもらう傍ら、昼から夕方に確立が高いという情報を得たので、出発までの間、たまたま潜りに来てたうちのゲストとともに3人で茶を啜っていました。

僕がゲストに自信満々で、「もうめっちゃすごい数ですからね〜〜」というと、それを聞いてたゆうすけさんは、「おまえそんな自信満々に言っていいのか?自然相手だからな〜、出ないかも知れんぞ〜〜」と・・・・。浅はかな僕的には、拍子抜けのような発言でした。さてさてボートの準備も整いいざカマイルカ!と出発!!

ところが、、、行けど行けど、イルカどころかイワシすら居ません、一度帰港してして時間をおいてから再度行きましたがやっぱりダメ!ガクッ!ゲストにも申し訳なかったし、わざわざ出向いていただいたゆうすけさんにも大変申し訳ないことをしたと思い、丁重に謝ると、「な〜に謝ってんだよ〜〜自然相手だからこんなもんでしょ〜〜」と笑顔での返答。

でも、そう言いながらも濡れてもいい格好や水面の光の反射よけのロボコップのようなグラサン(笑)に長靴まで履いてきてて、実はやる気満々だったんです。なにが言いたいかというと、長年のキャリアから学んだ、なんともいえない自然とのスタンスが感じられました。「果報は寝て待て」と「少ないチャンスをものにしろ」をたして2で割った感じです!?今回もまたひとついい勉強をさせていただきました。

・・・・最後の写真は、ゆうすけさんの言葉を裏付けるように3日後に現れたハナゴンドウクジラでした。

チャンチャン!


八木
八木 克憲

1970年3月生まれ
川奈在住

むか〜し昔のことじゃった。岐阜の山奥に一人の若者がおったとさ。小さい頃は山や川で朝から晩まで駆けずりまわりよった。その若者は、都会さあこがれ名古屋へ出稼ぎに行き公務員になったとさ。何不自由なく暮らしていた中、どこで頭を打ったのか?若気の至りというものか?公務員をきっぱり辞めダイビングの世界さ飛び込んじまった。サイパンに渡りMOCダイブセンターヒロの元、丁稚奉公をしたとさ。帰国後、縁あって川奈という海に出会い、腰を据え一生そこで潜り続けるのじゃそうだ。自然と戯れるのがそれはそれは楽しいのだそうじゃ。あ〜めでたしめでたし!

伊豆半島・川奈
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