八ック謎ナゾ生命体 豪海倶楽部  

裁縫とウミウシと私

藪から棒ですが、裁縫は得意ですか?

私は、家庭科の先生がいつも苦手でした。そして、私の母は、裁縫がとても得意な人でした。この2つの現実が作用して、私はとても裁縫が嫌いな人に成長しました。

でも、最低限のことはできるんですよ。

刺繍やってみたり、人形を作ってみたりしたこともあるし、まぁまぁできていたように思います。編み物はダメでしたけど。洋服なんて、買ったほうが良いじゃん、と昔から思っていたので、家庭科の成績は低空飛行でした。まさか、縫い物ができないと、外科医になれないんじゃないか、なんて心配したことは無かったものねぇ…。

急に、こんなことを思ったのは、つい先日自分の足をチクチクと縫ってもらう機会があったからです。麻酔が効いてるし、仰向けになっていたので、よくわからないんですけど、足元に立った外科医の先生が、一生懸命に何かやってくれているんですよね。時々、針が刺さる感覚があって、それが痛いんですよ。

で、ちょっと麻酔を増やしてもらって落ち着いたところで、先生が「さぁ、いっぱい縫ったよ〜! どうする、数える?? 1,2,3…、11針!」。

そこで、あ、あたしって縫われてたのね、とわかりました。で、そう言えば外科の先生って、しょっちゅう人の体を縫ってるんだろうなあと思い、「先生って、普通の裁縫とかも得意なんですか?」って聞いたら、「そうね。僕、中学の時、家庭科は5だったよ!」と自慢していました。

なるほど〜。「ま、少なくとも自分は不器用だと思う人は、外科医になろうとは思わないと思うよ。」ですって。でも、逆に「俺、器用だし、裁縫得意だから将来は外科医になろうっと。」って思う人も珍しいんじゃないかな。

で、そもそも、なんで11針も縫うことになったかということなんですが、椅子から落ちたからなんです。せいぜい60cm程度の高さの椅子から落ちただけで、こうもなるものか!?と思いますが、椅子の上に立っていて、椅子ごと転がり、全体重が膝に乗った状態で、どっかの角にぶつけたらしい。じゃ、なんで椅子の上に立っていたかと言うと、机の上に置いた本の写真を真上から撮りたかったからなんです。

この本ですよ、この本っ!

まさに、命がけの撮影ですね。

こんな大変な思いをして撮ったんですから、みんな、買ってください。

7月23日から書店で買える…らしいです。島の書店では、もちろん見かけていないのですが…。島と同じくらい田舎に住んでいる方は、ネットで買えます。

レグルスのHPからも申し込めるようにしてあります。

送料は無料ですが、代引き手数料がかかります。その代わりサイン入りでお渡しできます。

Amazonのサイトからでも購入できます。こちらも送料無料。「ウミウシ」「妖精」のキーワードで検索すると、すぐに見つかると思います。

正しいタイトルは、「ウミウシ─生きている海の妖精」だそうで。

この Amazon にも、私が撮った写真が載っています。

え??

立ち読みしてからじゃないと、買えない??

あー、そうですよね。本屋に行けば、中をぱらぱらっと確認できるんですけど、ネットで買うときには、それができませんもんね。Amazonの「なか見!検索」は出版社の了解を取らないといけないので、ちょっと時間がかかりそう。

見えにくいかも知れませんけど、これでいかが?

ほんとは、これだって出版社の了解を取らないといけない気がするんだけど。ここだけの話しってことで。

見たら買ってよね。

見た? 見たね??
ぢゃっ、ご注文お待ちしてまーす。


水谷
水谷 知世

昭和40年代生まれ
兵庫県出身

一見、負けず嫌いで男勝りというイメージだが、実は繊細な女性らしい一面を持つ、頭の回転はレグルス一番!!の頼もしい存在である。(レグルス親方・談)

伊豆諸島・八丈島

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