八ック謎ナゾ生命体 豪海倶楽部  

魚の目

最近、流行ってますよね、虫の目レンズ。

いろんな人のブログを眺めていると、ものすごくたくさんの方が試していらっしゃいます。

元々は栗林慧さんという昆虫写真家の方が開発したレンズですが、写真展だけでなくテレビで映像をご覧になったことがある方が多いと思います。多分、多くの人が思ったように、私も「このカメラとレンズ、ちょっと貸してほしい!! (買うにはべらぼうに高そうだから。。。)」と思いました。私は、昆虫はちょっと苦手ですが、昆虫以外のものも、このレンズで撮ったら面白いだろうなあと。

そう思う人が少なくなかったらしく、自作する人もあれば、手の届く範囲の価格で販売されているレンズもあるようで。その中に、ちょっと巷で流行っている?廉価版のレンズがありました。

レンズは、魚露目8号という名前です。どのコンデジにも付けられるんだよ〜、と聞いて、すごく欲しくなってしまいました。廉価版だから、値段は、ホントにお手ごろ。

でも、すぐに飽きちゃうかも知れないな。。。と躊躇していたら、「貸してあげるから使ってみる?」と、知り合いからの優しいオファーが♪

で、早速お借りして、普段使っている Casio の Exilim に取り付けて近所の公園で遊んできました。

カメラに取り付けたところ。

最初、いくつか花を撮ってみたのですが、なかなか難しいですね。

被写体の近くに水平線を持ってくると、ものすごく歪みの目立った写真になってしまいます。

地球は丸い!って言ってしまうこともできますが、どうも水平線の歪みはあまり好きではありません。できるだけ、目立たないようにトリミングしています。元画像はこんな感じ。

ものすごく広い範囲を撮れるんですけど、四隅を切り取らざるを得ないので、結局狭くなっちゃう…。

水平線のような横向きのラインが入らない背景を選べば良いんじゃないかしら? と水平線が入らないようにしてみました。

後にある木が全体の中央付近にくれば、ちょっとふん詰まりな雰囲気にはなりますが、歪みが少なく見えるかなと。中央から外れた縦のラインは、やはり歪んでしまいますね。

一番良いのは、被写体と背景の距離をうんと離してしまうことでしょうか。思いっきり背景が遠くにある被写体を選ぶと、こんな感じ。

これでも、撮る角度によっては、後の八丈富士の裾野がものすごい歪みます。

歪んでいるのが気にならないのであれば、構わないんですけど、個人の好みに寄るでしょうか。このレンズ、もう既に水中で使追うとしている方がいらっしゃいました。どんな写真が撮れるのか楽しみですが、簡単ではなさそうですね。

歪みがどうのこうのという問題とは別に、こういうレンズで撮った写真、自分の個性を表現するのが難しいなぁと思いました。下手をしたら、誰が撮っても同じような写真になってしまいそうです。このレンズで、捕食や産卵など、生態写真がうまく撮れたら面白いかな?

私の場合、普通のレンズで気軽に撮っている方が性に合っていそうです。

最後に、ココを撮って遊んでみました。


水谷
水谷 知世

昭和40年代生まれ
兵庫県出身

一見、負けず嫌いで男勝りというイメージだが、実は繊細な女性らしい一面を持つ、頭の回転はレグルス一番!!の頼もしい存在である。(レグルス親方・談)

伊豆諸島・八丈島

レグルスダイビング

〒100-1511
東京都八丈島八丈町三根1364-1
Tel/Fax:04996-2-3539

http://www.edit.ne.jp/˜regulus

レグルス