ガイドのつぶやき 海辺のエッセイ 豪海倶楽部  

地味な派手さ

スズメダイは小生の好きな魚の1つなのだが、以外にスズメダイ好きのフォト派ダイバーは少ないような気がする・・・・

まぁカクレクマノミに至ってはディズニー映画の主役を飾れるほどのビジュアルを持っている人気種であるが、ハゼ・ベラ・ハナダイの王道力が強いのか?他のスズメダイはいつも脇役に甘んじているような感じだ。

しかし分布域が広く、カラーバリエーションも豊富な上、動きは機敏だが行動範囲は狭いからゲストにも教えやすいしドシッと腰をすえて撮影出来るのも嬉しいわけだ。

写真はアマミスズメダイ、科の中でもかなりのお気に入りで魚界の元祖「ガングロ」とは小生のブリーフィングで口癖でなんだけど、青系のアイラインも洒落っけがあり、一昔前の渋谷系「ガングロ」とは違う清楚な感じに見えるのは俺だけ?かな。

フォーマル的な地味な派手さは色彩豊かな魚よりも何故かそそられ、ふと気が付くとファインダーに写るターゲットにこの手が多い事を師走を迎える今頃気が付いたのであった。


佐々木
佐々木 要

1970年4月9日生まれ
横浜市出身

ガイド会所属

自然が残る島を求めて西表島に移住。西表の魚達にどっぷりはまっている毎日を過ごしている。
ダイビングは小物、大物、地形、サンゴとマルチでとにかくゲストが喜んでくれる事が大好き。

趣味は釣り。
昨年から本格的に始めた「カツオ釣り」の仕掛けは貝を削って作ったお手製で遠出した帰りは鳥山探しに神経を集中させる。

数少ない自慢は60億円男「松坂大輔」を後輩に持つ事。

沖縄・西表島

ダイブラティーク

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