南国通信 楽園からのらくがき 豪海倶楽部  

豊穣の海

いよいよ始まったカオラックのシーズン。今月からインド洋はアンダマン海の様子をお届けします。

海は絶好調。今年はシーズンしょっぱなからお天気が良いです。穏やかな海をスピードボートでかっ飛ばすのは本当に気持ちがいい。時速35ノット(65kmくらい)だけど、水の上での体感速度はもっと早く感じる。リチェリューロックまでの1時間なんてあっという間だ。

そして今年は新しいおもちゃを手に入れた!全長35mの大型のクルーズ船で、コンピューター使うための部屋なんかもあり、船上で画像処理だってできちゃう。この船を起点に、早朝やサンセットダイブやナイトダイブをする事ができるので、産卵シーンやハッチアウトなどの生態シーンも狙える!これは面白くなりそうだ。

写真は、アンダマン海の元気なソフトコーラルとユカタハタ。ワイドバージョンとマクロバージョン。まさに『豊穣の海』って感じでしょ?

ワイド写真に沢山写っている小魚はスカシテンジクダイ。これはシーズン頭あたまならではの、期間限定の光景で、この後、スカテンは食べられてどんどん減っていく。その後、シーズン半ばになると、大物の遭遇率が上がってくる。同じ海でもその時々でいろんな顔を見せてくれる。

さて、シーズン立ち上げの準備も一通り終わったので、あとは潜りまくるのみ。今シーズンはどんなシーンに遭遇できるのか!?今年こそジンベエとマンタの2ショットを1枚の写真に収めたいなぁ!って毎年同じ事を言っているのだが・・・

あ、それから、タオ島のジンベエザメ・フォトコンテストがそろそろ作品応募&投票の締め切り、年末に結果発表となるので見てね。


大村
大村 健
(おおむら・たけし)

1973年、京都生まれ

18歳で大学のクラブでダイビングを始め、その後、バックパックを背負って海を潜り歩く旅を経て、20歳の頃に秘境・タオ島に出会う。以後、徐々に発展してきた島とともにダイビングにのめり込んで今に至る。現在、タイの2つの海を舞台に、海のポテンシャルをフルに引き出すべく精力的に潜り倒す日々を送っている。

タイ・タオ島 カオラック

Big Blue Diving

タオ島店
17/18 Moo 1, Koh Tao,
Suratthani 84280, Thailand
Phone : 66-77-456 179
Fax : 66-77-456 772

カオラック店
4/53 Moo 7, Khuk Khak Takua Pa,
Phang-Nga 82190, Thailand
Phone&Fax : 66-76-485 544

www.bigbluediving.jp
take40mura.blog17.fc2.com

カオラックで
ダイブクルーズ

2009年11月よりスタートするカオラックのシーズンで、ダイブ・クルーズを始めます!

エリア最大級の全長35m、充実設備のとってもいい船ですよ〜。

詳しくはこちら