ゆうすけ的エッセイ 豪海倶楽部  

貴重な水

この頃、水がもったいない気がしてしょうがない。

だいたい風呂なんて毎日入らなくても平気だし、お湯を毎日すてなくても、ぜんぜんオーケーなはずなのだが、不潔な人っていわれるに決まっているから、いろいろ非難にたえねばいけない。船の上で生活していると、小さな船になればなるほど、水は貴重品だ。若いうちに、ずいぶん潜るために、水を節約した経験があるから、こんな考えになったのか、それとも、生来のズボラのせいなのかは、さだかでないが。

この前作った、スライドショウのテーマは、結局水と光が、命を育むってことだった。

友人のカメラマンの内山君は、淡水の生物を撮っているのだが、そのせいか、ボクたちが利用可能な淡水というものが、地球上の水の0.00何%とで(詳しくおぼえてない)非常に貴重なものだといっていた。世界のいろんな場所を旅してきたけど、水の少ない所は意外な程多い。極端な例が砂漠ですね。

あんまり、きれい好きだと自然を滅ぼすんだろうな〜人間が多少きたなくても、水がきれいなほうが、いいよな・・・ボクが多少汚いときは、上記理由によるもので、けっして手抜き、ズボラのせいではない・・・とおもいます。


Yusuke
吉野 雄輔

水中写真家


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