ゆうすけ的エッセイ 豪海倶楽部  

久しぶりの屋久島

久しぶりに屋久島に行って来た。15年ほど前に潜ったことがある。屋久島の先のトカラ列島にはけっこう何回も潜った。すごい、怖いとこだったけど、海もすごい。

久しぶりに行ったのは、我が豪海仲間のしげるが、住み着いてガイドをしているからだ。

一応、馬鹿ダイバーの僕も、山歩きの体験コースぐらいはしてきた。やっぱ屋久島は、なんかすごいところである。森がきれい、、なのは有名で当たり前だけど、川とか河口とかも清流って感じで透明度がいい。まだまだ、川だ〜〜ってかんじで、超貴重だ。こんなとこ潜る人はすくないだろうけど、見てるだけで気持ちいい。川を上からみてたら、ミナミクロダイの群れとか見れちゃうからね。

図鑑制作中の僕には、超貴重です。フエダイの子とかいろいろいたし。沖縄の河より、生物から見ると、種類は少ないけど、なんせ水きれいだから、写真にはいい。タイドプールも、もちろん行って来た。沖縄と同じようなのが多かったけど、こちらも水がきれいで撮りやすかった。

肝心の海の中はというと、沖縄ほど派手じゃないけど、すごいとこだと思う?まだ少ししかみてないけど、種数の豊富なとこだ。しげるにいわせると、北側がサンゴ礁の種類で、南側が本土の種類なのだそうだ。両方の海のあるとこなんだよね。

しげるが、困るのは、両方いるからなんなんだい?って、いわれちゃうのかもだね。でも、なんでもいそうなんだよね、これが…。

屋久島には豪快なポイントがあるのだが、しげるはあんまり行ってない。というのは、あんまり頼むお客さんがいないのだそうです。いまのところ。でもな〜〜すごいんだよね。海も陸の地形みたいに、1コの巨大岩石とかあって、そこに回遊魚の群とか、くんのにね。もったいない。

今回は台風直撃をくらって、4日ほどロスしたおかげで、なんかすごい、心残りで10月(今月じゃん)にまた行こうかと思ってる。ほんといろんな環境が残ってるし…。

晴耕雨読という、バックパッカー宿に、しげるの紹介でとまったのですが、ここでも宴会してしまった。ダイバーって、そういえばこういう感じで泊まらないな〜なんでだろう?夕飯とか、女の子が作ってくれて、自炊宿もいいよな。ちなみに屋久島は秋も紅葉できれいだし、冬は冬山に来る人もいるそうで、雪かぶった山見ながら潜るのも、いいよね〜なんて考えてる。

ビーチダイブは、少したいへんなとこもあったけど、ゆっくり潜れて、いかったね。屋久島は世界遺産の島だから、観光客は多いらしいのだけど、なんか田舎感?があって、好きだな〜〜そうそう温泉も沢山ある。海に山に温泉に、おまけに河口とタイドプールだ! 田舎でも、のんびりできないのは、なぜだろうか?


Yusuke
吉野 雄輔

水中写真家


吉野雄輔フォトオフィス:
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