第108回
第107回
たくさんの命達が輝いています・・・。
第106回
初夏です!!
海の中は沢山の生命が溢れ華やいでます!!
3cmのゴミの様に小さな魚ですけど・・・・。
中層にはエイリアン(オオタルマワシ)も現れます・・・。
ギンガメアジの群れも凄いです!!
第105回
ザトウクジラシーズン終了・・・・。
230回連発のブリ-チングや、雄の猛烈なアタック(求愛?攻撃?)に逃げ惑う母子クジラ・・・。
子クジラは、母クジラが守ろうと身体と身体が擦れるせいか皮が剥げ、母クジラも、ボロボロになりながらも必死に応戦してました・・・。
暫くすると、狂った様な雄も去り、母子クジラは、無事、旅立っていきました・・・・。
旅立つ彼らの安全を祈りながら帰港しました・・・。
第104回
冬の風物詩・・・・、彼らの帰りを待ち侘びての再会・・・。
今年も、いろんな場面や光景を魅せてくれる彼らに、やはり、魅了されっぱなしです・・・。
子クジラを育む母クジラ・・・・。
緩やかなヒートランを繰り広げる5頭のクジラ・・・、などなど水中でも、沢山の感動を与えてくれました。
もちろん、ボート上からも、ブリーチング・ペダンクル・テール・ペッグスラップ・・・・沢山の祭りを魅せてくれてます。
そんな場面を少しですが、ご紹介させて下さい。
第103回
さあ、新しい出逢い・・・、
今シーズンの始まりです・・・。
今年も、きっと、素敵な出逢いが・・・・・。
第102回
皆さん、こんにちは。
秋めいて来た沖縄・久米島ですが、まだまだ、海の中は、熱い毎日です・・・(^_^;)
今年の夏根付いたシコンハタタテハゼも成長し、気を付けて近寄れば、今ではこんな最短ドアップでも撮影出来ます・・・。
アケボノハゼの幼魚達も、まだまだ見られ華やいでます・・・。
グランビュータートル(ショップに依っては、違うポイント名で呼んでるかもしれません)というポイントがあります。
もう、かれこれ10年前ぐらいの話ですが、僕が家庭の事情で(・・・(^_^;))、夜、電灯潜りで魚付きを再開してた時に、このポイントに潜りました。華やかでないエリアだったので、敢えて、ダイビングポイントとしては使っていなかったのですが、夜、改めて潜ると、ドロップオフの壁穴に、カメ!カメ!カメ!カメ!・・・っていうぐらい凄い数のアオウミガメが、マンションの住人の様に寝てました・・・(^_^;)
これは、きっと昼も面白いかも?!・・・っと、改めて潜ったところ、沢山のアオウミガメ達が休憩している場所だったのです。カメの甲羅模様とパラオハマサンゴなどの色合いと岩模様が似ている為に、側に居て休んでいるカメに気が付かずに泳いでいると、そこら中から、休んでたアオウミガメが泳ぎ出す様なポイントで、北風の強い時にも行ける南のキーポイントにもなりました・・・。
今年は、アオウミガメは勿論ですが、ツバメウオの群れも多く、ギンガメアジの群れ、これからはマンタも周って来るポイントなので、楽しみは倍増ですから、ぜひ、リクエスト下さい〜\(^o^)/
さて、先日、写真家峯水亮氏プロデュースでブラックウォーターダイブを開催しました。
日中は深い水深に居る稚仔魚や幼生やその他の生物が、夜、波の音や珊瑚の匂いを指標にして浅場に上がって来る。その生物達を水中で沢山のライトを照らして集め観察撮影する写真家峯水亮氏プロデュースのライトトラップダイビングで、RG-blouさんからも沢山のライトの協賛を頂き、台風が近付く中、ポイントは限られましたが、参加されたゲストの皆さん、大喜びで大成功に終わりました・・・。
その時の写真を少し・・・。
もう、18年近くやっている写真家の峯ちゃんも(峯水亮氏)、初めて見たという珍しい形態のシャコの幼生・・・。
今回は、南側のポイントでしたが、ブラックウォーターダイブのボイントボテンシャルのもっと高い北側のポイントに行ける時期に、来年は開催する予定なので、皆さん、ぜひ、いらして下さい〜\(^o^)/
第101回
今年は、割と多くのシコンハタタテハゼが出現してくれました・・・・。
暗くなり始めた海中は、多くの魚達に安らかな眠りを誘うが、それとは逆に、浮遊生物達の活動のステージとなり、昼の海とは違った生物達の営みを魅せてくれる・・・。
夕方から夜に掛けて、海中で多くのライトを光々と照らし(ライトトラップ)、それに集まってくる浮遊生物(魚の仔魚やプランクトン、イカ・タコやエビ・カニの幼生)を探し観察、水中写真家峯水亮氏やゲストと一緒に撮影してた・・・。
来る10/14-17に開催する2015 Black Water Dive Vol.4 久米島 DIVE ESTIVANTに向けて、段取りの確認や事前調査の為に潜った時の事だ・・・。
1ダイブ90分から120分のダイビングを2本潜って、帰って来るのは午前0時過ぎ・・・・・・(-_-;)
今までも細々とはやっていたけど、今回は、改めて球美の海のポテンシャルの高さを魅せつけられた・・・。
ホタルイカモドキの仲間でオビスジホタルイカ・・・・。外套腹面の発光器が4列にルシフェリン・ルシフェラーゼ反応による発光で、青白い点線が激しく出たり収まったりの連続で、ずっと見ていても飽きなかった・・・・。
この分野の大巨匠である峯ちゃんが、「オビスジホタルイカの生態写真なんて、何処にもないじゃないですかね???」・・・・・何て言うから、萌える燃える・・・・(^_^;)
ウツボ(?)の仲間の稚魚・・・レプトケファルス(レプトセファルス)期・・・。
コモンクダリボウズギスの稚魚と思われる・・・・。大きな胸鰭は、身体が成長するにつれ短くなっていく・・・・。
台風も多く、大変なシーズンでしたが、これからは、更に透明度も良い海になります・・・。
ぜひ、遊びに来て下さい・・・・。
第100回
今年の夏も、素晴らしい出逢いの数々でした・・・・。
その中の、ほんの一部・・・・・。
一緒に潜っていた僕のガイドするゲストは見れたけど、他の班のゲストが見てないのは、とても悔しいと思い、何とかボートに誘導し、エキジット前のゲストさんが、撮ってくれました・・・・。
結果的には、実は、僕の班が遭遇する前に、他の全ての班のゲストさんも見ていたという事なんでけどね・・・・ (^_^;)
2回目の遭遇で、二倍喜んで頂ける事になりました・・・。
ガイド中、僕はカメラを持たないので、写真は、ゲストの中村忠明さんに頂きました・・・・。
第99回
6月○日、午後2時・・・・。
いよいよ、ハマクマノミの産卵も佳境に入った・・・・。
産卵当日の卵・・・・。
産卵後2日目・・・・。
産卵3日目・・・・。
産卵4日目・・・・。
産卵5日目・・・・・。
産卵6日目・・・・。
産卵7日目・・・・。
産卵8日目・・・・・。
そして、その日の夜・・・・。
1500匹ほどの仔魚が、元気に旅立ちました・・・・・。
第98回
あるポイントのクマノミ達の事です・・・。
そのポイントのある根に、4〜5mほど離れたアラビアハタゴイソギンチャクとシライトイソギンチャクに2ペアのクマノミが生息していました・・・。
去年の事です。シライトイソギンチャクに居たクマノミの雌が居なくなり、「これから、どうなるのかな?」っと、思って観察を続けていたら、突然、成熟した雌が、そのシライトイソギンチャクに居て、元々居た雄と仲良く泳いでました・・・。
「何処から、現れたんだろう?・・・・????、でも、よくよく見ると、何処かで見たような顔・・・???」
「・・・・あっ!!!!!Σ( ̄□ ̄;)!! 」
離れたアラビアハタゴイシギンチャクのクマノミのペアを見に行くと雄しか居ません・・・。
そうなのです、離れたアラビアハタゴイソギンチャクからシライトイソギンチャクまで、雌が通って来ていたのです・・・。
それから、ポイントに潜る度に確認してましたが、去年は、別宅の通っているシライトイソギンチャクの雄とは産卵せずに、本宅のアラビアハタゴイソギンチャクでは、2回の産卵が確認されました・・・。
今年の3月後半と4月後半、本宅のアラビアハタゴイソギンチャクでの産卵を確認し、卵は共に、立派に成熟して発眼し孵化していきました。
そして、5月中旬頃、産卵して間もない1500個ほどの卵をシライトイソギンチャクで確認しました。
そうなのです・・・、本宅のアラビアハタゴイソギンチャクの雄ではなく、別宅のシライトイソギンチャクの雄と産卵したのです・・・。
「この女、やりやがったな・・・!!Σ( ̄□ ̄;)!!・・・、もとい、この雌は・・・・・・( ̄∇ ̄*)ゞてか、意味ないじゃん!!!」
・・・僕は水中で叫んでいました。
そもそもベラやハナダイ、ヤッコ、ネズッポやカエルウオの仲間達のように、ある種の雄の縄張り型ハレムで、雄が複数の雌と産卵を繰り返すならまだしも、
一妻一夫のクマノミが(この場合は違いますけど・・・(^_^;))、他所の雄と産卵しても、自分の残せる子孫の数は変わらないのです・・・。
何故なら、雌は身体が摂取出来る栄養素にもよりますが、自然化では産卵を終えて次の産卵をするまでは(つまり次の卵が出来るまで)、僕が観察している限りでは、早くても12日間ほど掛かります。
雄の精子は、卵子よりも沢山作れるので、産卵出来る水温の期間中に産卵できる回数は雌次第で、雄が二匹居ようが、雌が残せる子孫の数は変わらないのです・・・。
雄が寿命を終える時の別雄のキープと考えれば合理的かもしれないけど・・・(-_-;)
離れて観察していると、アラビアハタゴイソギンチャクに居た雌がシライトイソギンチャクに通って来て、雄と一緒に卵保育していました・・・。
暫くすると、また、アラビアハタゴイソギンチャクに戻り、有ろう事か、今度はそこの雄と一緒に産卵床を掃除し始めた・・・・┓( ̄∇ ̄;)┏
「この女・・・、もとい、この雌・・・( ̄∇ ̄*)ゞてか、まだ、やる気か・・・!!Σ( ̄□ ̄;)!!」
その後、この卵達も無事、成長しています・・・。
独り、卵保育するクマノミ雄・・・健気・・・・。
第97回
水温も上がり、少しずつ繁殖に向けて華やぎつつある海です・・・。
昨年生れた稚魚達も成長し、可愛い幼魚達も見られるようになりました。
3回目の産卵を終えたハマクマノミのペアも、順調に卵を育み、明日には孵化しそうな成熟度合です・・・。
モンツキカエルウオ達も産卵を始めました!!
浪間の揺らめきや潮風も心地よく感じる季節になってまいりました・・・。
エスティバン・スタッフ一同、ガイドしたくてうずうずしながら、皆様のお越しを心よりお待ちしております・・・。
ぜひ、また、海で、共に大いなる感動を分かち合いましょう・・・・。
第96回
今年も沢山の出逢いがありました・・・・。
しかし、久米島の御願崎灯台沖から始まった12頭のヒートランに追う内に、粟国島まで行ってしまった・・・(^_^;)
午前10時から始まって延々5時間、南の風の影響で波があり帰りの時間を考えて午後3時に切り上げたけど、一体、何時まで続いたんだろう・・・・┓( ̄∇ ̄;)┏
「ありがとう・・・、また、逢おう・・・・。」
第95回
ザトウクジラ、今年も順調に始まってます・・・。
これから、ピークを迎える久米島からでした・・・・。
第94回
新年、明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。
皆様にとって、本年度も心新たな旅立ちの年、飛躍の年でありますように・・・・。
第93回
先日、新しい「海の甲殻類」の図鑑(エビ・カニ・ヤドカリ)の為の撮影に水中写真家の峯水 亮さんが来ました。
今まででも、当然、凄い量の撮影をしているのだけれども、出来るだけ新しいカットで作成したいのだそうだ。
久米島には、他のエリアでなかなか撮影出来ない種や久米島でしか撮影出来ないような種もあるからだ。
僕が「エビカニガイドブック② 久米島の海より」で掲載した久米島の海底鍾乳洞「ヒデンチガマ」で見つかったクメジマドウクツガザミやクラヤミヒラオウギガニ、北側のドロップオフのポイントで見つかったクメジマチュウコシオリエビなどなどの撮影の為だった。
海底鍾乳洞での撮影は、幸いにも目的の2種とも撮影でき、あとはクメジマチュウコシオリエビやナキガザミなどの撮影だったのだが、なかなか上手く見つけられない・・・。
数日潜って見つけられずに、「駄目かなぁ〜・・・???」っと諦めかけていたら、浮上後に、
峯ちゃん・・・「剛志さん、剛志さん、これって、クメジマチュウコシオリエビですかね??」
・・・・・・っとカメラの液晶モニターを見せてくる???
川本・・・・「・・・・・そうそう、これこれ!!」
さすが、元祖「海の甲殻類」ダイバーである・・・。見た事はなくても、他の種との違いは解るのである・・・。
川本・・・・「凄いね、峯ちゃん、流石だなぁ〜!!・・・・・でも、ガイドダイバーとしては、ちょっと悔しいけど・・・・(-_-;)」
峯ちゃん・・・「・・・・・・(^_^;)」
なんて会話を交わしながら日々、過ごしたのでした・・・・。
・・・・ちょっと裏話・・・・・。
夜、飲んで語らいながら、海の事や生物の事など話は尽きない訳だが、健康の話にもなった・・・。
峯ちゃん・・・・「剛志さん、潜り過ぎて眼が開かなくなった事ありません?」
川本・・・・・・「・・・・・????、いや、俺はないけど?・・・┓( ̄∇ ̄;)┏」
峯ちゃん・・・・「屋久島でのゴマモンガラの撮影の時に、昼も夜も潜っていたら目ヤニが凄くて、眼が開けられなくなったんですよ!!」
「ムビーカメラマンの古島さんも同時になって、僕ら二人とも大変だったんです!!」
川本・・・・・・「・・・???・・・ ( ̄∇ ̄*)ゞてか、峯ちゃん、それって結膜炎じゃないの??」
峯ちゃん・・・・「・・・・えっ、何ですか、それ? 結膜炎ていう病気なんですか・・・・?」
川本・・・・・・「ぶぅわはははぁ〜(笑)、大の大人が二人して結膜炎を知らないなんて・・・・って言うか、峯ちゃん結膜炎なった事ないの?・・・・( ̄▽ ̄;)」
「眼に菌が入って炎症を起こす病気で、感染しやすくて、同じタオルを使っただけでもうつるよ・・・(^_^;)」
峯ちゃん・・・・「そうか、あの時は、船底の水たまりに二人ともマスク置きにしてたからか・・・・(-_-;)」
・・・・・・なんてお茶目な話も飛び出しながら、夜な夜な過ごしたのでした・・・。
ウリザネブンブク(Platybrissus roemeri)と思われる写真・・・。
水深38m、久米島海底鍾乳洞の入り口から100mほど、横に移動した天井からは鍾乳石が垂れ下がる場所で二個体居ました。
この海底鍾乳洞「ヒデンチガマ」は、最近では、あまり入りませんが、以前はよく入って未記載だったクメジマドウクツガザミとかクラヤミヒラオウギガニなどの標本を採った場所です。
もう、そろそろ、モンツキカエルウオの産卵シーズンも終わりそうです。今年も、たくさんのダイバーに笑顔と感動をくれました・・・。
注・・・クラヤミヒラオウギガニは上の写真のものが成体です。「エビカニガイドブック② 久米島の海から」に掲載されているものは幼体なので、少し色合いが異なります。
第92回
共食い・・・・。
モンツキカエルオの父親の卵喰い!!
つい、さっきまで卵保護してたのに、何故・・・・?
・・・・・・・って、冗談冗談・・・・(^_^;)
孵化中のお掃除タイム!!
孵化中でも、次の産卵に備える為の掃除をしてます。その掃除中にこぼれた卵の上のゴミを掃除してるのです・・・。
お掃除は凄まじく、こんな感じです・・・・(^_^;)
第91回
「お父さんとお母さんが出掛けたので、お留守番をしながら僕が弟達や妹達のお世話!!・・・元気に育つんだよ!」
・・・・・そんな雰囲気の場面だったけど、もちろん、違う・・・(^_^;)
大自然に抱かれながら、ガイドダイバーと言う天職を頂いている僕としては、間違った情報を与えてはならないという想いから説明を・・・。
以前、個人ブログ「会長が行く!!」にも、アップさせてもらいましたけど、解り易くニモのお話で、クマノミ界の説明を・・・。
「ニモのお母さんがバラクーダに食べられてしまったから、お父さんがお母さんになってしまう(一番強い雌が居なくなると、そのイソギンチャク内で一番強い(大きい)者が性転換)。
卵から産まれたニモは、実は本当の子供じゃなくて(仔魚は孵化して浮遊生活を2.3週間程おくるので)、たまたま、そのイソギンチャクに着床した子なのです・・・。
ほんでもって未成熟だから息子か娘かも解らなくて、それを探しに行ったお父さんからお母さんに変わったマーリンは、ニモを無事救出して仲良くイソギンチャクへ戻り、イソギンチャクに帰ったニモは、雄になって、お父さんからお母さんに変わったマーリンと夫婦仲良く暮らし沢山の卵を産み育てました(血は繋がっていないので問題なし!)
・・・っと言う人間社会で考えるとちょっと恐ろくもあるハッピーエンドなんです!!」・・・説明終わり。
・・・・っと、自然界の本当の話をグっと堪えて心に収め、この場面では・・・・・・、
「頑張ってね。」・・・・っと、呟きながら撮っていた・・・(^_^;)
第90回
「地球2/3海・・・・・。」
テーマは、これで!!
ここ10日以上続いている、ほとんど風のない沖縄久米島の海で潜っている時の頭に浮かんだテーマだ・・・。
そう言えば、20年前に見た写真集に、そんな素敵なタイトルがあったっけ・・・・(^_^;)
当時の僕は、その写真集を毎日食い入るように眺めて、たくさんの刺激や感動をもらったものだった・・・。
毎日、海に入り、ガイドする・・・。
たくさんの感動と海中の心地良さを伝えようと・・・・。
第89回
ベンテンコモンエビの抱卵しているシーンを卵とベンテンコモンエビの眼に合わせて撮影しようと狙ってみた。
しかし、生憎とソリハシコモンエビやその近似種のウロカリデラ・アントンブルーニィは放卵しているのだが、ベンテンコモンエビの抱卵している個体が見当たらない・・・。
仕方ないので、ベンテンコモンエビを、今、流行り(?)の薄いピントで眼に合わせ、少しハイキーにしてさち風(写真家むらい さち氏)に撮ろうとした・・・・。
・・・・・何だか、思ったよりもつまらないので、触覚の辺りにピントを合わせ眼や身体の模様を玉ボケさせ、いわゆる「ソウル」という部門(?)で撮ってやろうと試みた・・・・。
今まで慣れのせいか、つい眼に合わせてしまう・・・・。
「もうちょい、手前の触覚にぃ〜・・・・っと・・・・(^_^;)」
「よっしゃぁ〜、決まった・・・・。」
・・・・・・って、俺、何を目指しとんねん・・・・(-_-;)
馬鹿な事やってないで、ガイドダイバーらしく潮流を確認し、スミレナガハナダイの産卵を撮影した・・・。
第88回
サンセット産卵ダイブ!!
ヒレナガヤッコの雄がしきりに雌を誘い、その気になりそうな雌に産卵を促す様にナズリングを行い、出てきた卵に放卵してた。
・・・・・まるで、囁いているように・・・・。
第87回
アカウミガメの交尾と産卵シーズンがやって来る・・・。
今年は、例年よりアカウミガメの数が多い・・・。思えば、20年前は多かった・・・。
外海のポイントなら、必ずと言って良いほど潜れば観察出来たし、多いポイントでは、1ダイブに3匹以上とかざらに見ていた・・・。
何故、少なくなったか?
産卵場所である砂浜への車の侵入、護岸工事、人間の悪意ある自然への介入・・・。
問題は色々とあるだろうけど、少しずつ状況も改善され、自然保護の意識も高まり、野生生物達と共存出来る日がくる事を切に願いたい・・・。
23年前のある夏の明け方だった・・・。
以前、勤めてたショップの前で深呼吸しながら大きな伸びをしていると、横の花壇から、アカウミガメの幼体が出てきた・・・。
どうやら、隣の民宿の子供達がビーチに産卵し埋まっていた白色のピンポン球状の丸い卵を掘り返し家の花壇に埋め変えたらしい・・・。
慌てた僕は、80匹近くの子ガメを掘り返し、防風林を抜け砂浜に直行し、他の生物に襲われないように砂浜から海に旅立たせた・・・。
産まれて、無事、大人になれるのは、5000分の1の確率らしい・・・・。
「もしかしたら、あの子達の誰かが戻って来てるのかなぁ〜・・・。」
なんて、想いながら観察していた・・・・。
第86回
3月24日、ザトウクジラ調査船、狙いは昨日の奇跡的な出逢いの母子クジラ・・・・。
昨日の朝、出逢ったポイントから御願崎灯台南の沖合3.1mile(約5㎞)離れた場所で、昨日の夕方は別れた・・・・。
他のクジラではない、その母子クジラを、はたして見つけられるのかが最重要課題だった・・・・。
出航後、御願崎灯台を過ぎた後、すぐに、そのブローは見つかった・・・・。
「戻って来てくれたのか・・・。」
母クジラが海中で休んでいて、子クジラが水面で遊んでいるように見えた。人間に慣れてもらう為に、僕だけ海に入る・・・。
水深約30m辺りで、子クジラを背中に乗せるような恰好で休んでいた・・・。暫く、海中で観察していると、ぐっと頭を持ち上げ、母子クジラ達は僕を観察しながら、ゆっくり僕の方へ浮上して来た・・・。
僕の真下の水深7mぐらいで僕を見ながらゆっくりとその巨体をくねらせる・・・・。
5mほど離れて浮上・・・。ゆっくり旋回しながら、また、潜って行った・・・。
あいにく、エスコート(多分、父親ではない雄クジラ。多分と書いたのは、父クジラは子育てをしないので一緒に居ないが、出会う確率がゼロではないから)が、合流した為に、休む事なく泳ぎっぱなし一日だったので(エスコートの雄クジラが刺激になるのか水中で休まなくなる事が多い、僕の独断的な感想だが、エスコートというより、ストーカー・・・(^_^;))、
水中での出逢いは望めなかったが、その後は、船上から見るパフォーマンスは、3頭共演の夢のような贅沢なショーが繰り広げらた・・・・。
第85回
さあ、今日からいよいよザトウクジラ一日コースの始まりです。
今年はどんな出逢いが訪れるのでしょう。
上の写真は、潜行前の子クジラ(手前)と母クジラです。
そして下の写真は、綬乳中の母子クジラです。
刺激しない様に、距離を空けて観察してました・・・・。
ガイドのつぶやき
- 三浦半島・葉山から
- 真鶴半島・湯河原から
- 伊豆半島・伊東から
- 伊豆半島・川奈から
- 伊豆半島・伊豆海洋公園から
- 伊豆半島・大瀬崎から
- 伊豆半島・平沢/静浦から
- 伊豆諸島・八丈島から
- 静岡・三保から
- 紀伊半島・尾鷲から
- 和歌山・串本/古座から
- 高知・沖の島から
- 鹿児島・屋久島から
- 沖縄・本島から
- 沖縄・久米島から
- 沖縄・西表島から