皆さんお久しぶりです。沖縄本島、本部の高野です。この執筆はGW明けの少しのんびりした時期に慌ててかいております。(笑）

“次のポイントはどんな感じですか？”（満面の笑みを浮かべて）

ゲストの方からよく私たちに掛けられる言葉の一つです。当然、狙っているポイントであればフィルムを新品に交換するとか、ロケーションや被写体にあわせてポートやレンズの交換などの準備もあるのでしょう。しかしその準備だけの言葉でしょうか？　僕には“ねぇねぇ、次の海の予告編教えてよ！　休憩の間に夢を膨らませておくからさぁー！”なんて風にも聞こえてきます。他はわかりませんが僕の周りには心底ダイビングに掛ける期待や楽しみが大きい人たちが増えた事を感じ、そんなダイバーにガイドとしての力や情熱を分けてもらっている気がします。

“明日はこの風でこのポイントは静かだけど昨日とダブルからなぁ〜”や“次のチームの出航時間に遅れてきたっ！“など業務に駆られて、はじめて潜った感動や初カメラダイブのワクワク感を忘れてしまっている自分を気付かせてくれる事があります。プロだから、業務だから・・・当然です。しかし、おまえダイビング好きなんだろう！に気付いた自分はGW明けで、これでもかと窒素を貯めた体をもつ僕が休むまもなく海に入りたいと、ノリノリでカメラをセッティングしているんですよねぇ〜。海って不思議だなぁ〜　まだまだこの業界からは抜け出せないなぁ（笑）。

こんな気持ちを持たせてくれるのがお客さんであり、僕の慕っている人たちなんだなぁ〜。そう言えば昨年に雄輔さんと潜った時に、“水中の雄輔さんて玩具売り場を走り回る子供と同じだなぁ〜”って本当に思ったもの。（雄輔さん怒らないで下さいね！）十分僕も他から見ると子供なのかも・・・。

海っていいですよね！
さぁ！次はどこに潜ろう・・・

スタッフ→ちょっとは陸の仕事をして下さいよぉー！（怒）

撮影地　伊江島　カナン崎／使用カメラ　ニコノスV　15mm