ガイドのつぶやき 海辺のエッセイ 豪海倶楽部  

汽水域の風物詩

今年汽水域の人気者 マンジュウイシモチの子供が登場しています。

この魚の成魚は第2背鰭から尾柄まである赤点が特徴で体色は黄色、目は赤色と派手なのに嫌味がなく可愛いくてササッとサンゴ隙間に隠れてはチラ見でこっちをみてる仕草もいとおしいんですよね。

幼魚は水深2Mに生えているウミショウブやスギノキミドリイシに群がってて大きさは5mm程度、小さいのは3mmほどでゲストに見せようとちょっと振り返っただけで危うく見失うほどで擬態も上手。

幼魚は赤点がまだ無くて体色がほぼ透明だからね。

成魚は海外で「パジャマフィッシュ」なんて呼ばれてるらしいけどホントかいな?

また港では兄弟分のホソスジマンジュウイシモチもこの季節の常連さん。

こちらはモノトーン系で地味な体色だから可愛いって言うより渋め!かな。固体数も少なく日本では稀な魚なんだけどテレコン付けたマニア系の人達には大人気(笑)

台風が来ると居なくなっちゃうから今だけ季節限定のお楽しみです。


佐々木
佐々木 要

1970年4月9日生まれ
横浜市出身

ガイド会所属

自然が残る島を求めて西表島に移住。西表の魚達にどっぷりはまっている毎日を過ごしている。
ダイビングは小物、大物、地形、サンゴとマルチでとにかくゲストが喜んでくれる事が大好き。

趣味は釣り。
昨年から本格的に始めた「カツオ釣り」の仕掛けは貝を削って作ったお手製で遠出した帰りは鳥山探しに神経を集中させる。

数少ない自慢は60億円男「松坂大輔」を後輩に持つ事。

沖縄・西表島

ダイブラティーク

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