編集後記 豪海倶楽部  

いつもの事だけど…

GWが終わった5月の半ば、「ギンガメアジの群れがすごいョ」という言葉に誘われて、またまた沖縄に行ってきました。

土日のどちらかで粟国島に行けるよう、金曜の最終便で那覇に。

ところが、というかいつもの事だけど、この時期にしては珍しく台風が続けて発生し、海況が微妙で遠出が出来ない。結局、二日とも慶良間止まりでした。

とほほ。

2月の連休は、那覇から出て本島南部の大度海岸しか行けなくて、帰りには海況がさらに悪化、那覇に戻れなくなり、糸満港止まりだったから、それに比べればマシか…。

閑話休題。

2日目の3本目、座間味島の「七番岬」は、カメカメカメのカメ三昧。

見上げれば、カメ。
振り返れば、カメがいる。
ツバメウオの横にもカメ。

で、休んでるカメをじっくり観察。

甲羅の上にコバンザメが二匹。

カメが泳ぎだすと、甲羅の裏にするっと回り込む。よく見ると、吸盤で吸い付いているんじゃなくて、寄り添って泳いでる。

この、コバンザメって、「サメ」と名前にあるけど、硬骨魚類(サメは軟骨魚類)で、サバやカジキなどが属すスズキ目に近いそうで、「共生」ではなく「寄生」らしく、カジキやサメに食べられちゃうこともあるんだって。

「コバンザメ」をググってみると、「コバンザメ漁」というのが出てくる。

生きたままのコバンザメの尾にロープを結びつけ、ウミガメの近くで放つと、コバンザメは一直線にウミガメに向かっていき腹にくっつく。そのロープを引っ張れば、コバンザメと一緒にウミガメが捕れるという漁法なんだって。

しかし、この写真、60mmマクロで撮る被写体じゃないよね。(^^;;

マクロ向きじゃないと言えば、このソウシくんも、全身は無理。

去年の暮れに一時行方不明なって、最近一回り大きくなって戻ってきたから、かなり引かないとフレームに入らないし、狭いところに隠れてるから、引けないんですね、これが。