編集後記 豪海倶楽部  

見習い中

7月の終わりから田子のシーエッグでガイドの見習いをやってます。

8月は本業のほうがぽっかり空いてほぼプーの状態で、週末だけのつもりがお盆の前後はずっと田子にいました。

ガイドというと、ポイントを覚えて珍しい魚を見つけ、それをどう見せるかがメインかと思ったら、まず第一にゲストの安全管理があり、それができて初めてゲストを楽しませることができるってことを教えられました。

朝、施設の準備から始まってゲストの送迎、タンクやレンタル機材の準備、その日のスケジュールに合わせてゲストを誘導したり、水中でのアシスト、食事の用意などなど、自分がゲストだったときには全然気が付かなかったこともあって、その中にはゲストに気持ちよく、ダイビングを楽しんでもらおうという細かな心遣いがたくさんあります。軽いジョークも1つ間違えばゲストの水中での不安に繋がるかも知れない。もう教えられることばかり。肉体的にもかなりきつくて、でも疲れた顔してると、そんな疲れた人がアシストだとゲストは安心できないから、笑顔笑顔。ふ〜。

ゲストの少ない日にはスタッフを連れてガイドの練習。教えてもらったことや自分なりに考えたことが、いざ実践となるとなかなかできない。人の前に立ち人を導くって大変なんですね。メインのスタッフはみんな、それぞれのスタイルはあってもゲストを楽しませることを、冗談を言いながらもスマートにやってる。すごいよね。

自分からお願いして、それを受け入れてもらい親身になっていろいろアドバスしてもらってるんだから、早くゲストが安心してダイビングしてもらえるよう頑張らなくっちゃ。